おすすめ度 ☆☆
風刺映画好き ☆☆☆
R15; 途中ぼかしが入った場面があります。
2019年・第44回トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門で観客賞、第52回シッチェス・カタロニア国際映画祭で最優秀作品賞など4部門を受賞した。
永遠にも思えるほどの【縦】の閉鎖空間の中、極限状態で生活を制限された者たちがとる行動を通して、様々な社会問題を見事に描き出している!
その“穴"は世界を変える。
ある日、ゴレンは目が覚めると「48」階層にいた。部屋の真ん中に穴があいた階層が遥か下の方にまで伸びる塔のような建物の中、上の階層から順に食事が"プラットフォーム"と呼ばれる巨大な台座に乗って運ばれてくる。上からの残飯だが、ここでの食事はそこから摂るしかないのだ。同じ階層にいた、この建物のベテランの老人・トリマカシからここでのルールを聞かされる…1ヶ月後、ゴレンが目を覚ますと、そこは「171」階層で、ベッドに縛り付けられて身動きが取れなくなっていた!果たして、彼は生きてここから出られるのか! ?
ワンシチュエーション映画なので、退屈する。
根気よく見ると、風刺の意味が分かって面白いかも。
ちょっと、宗教的な意味合いもあって、日本人には不向き。