おすすめ度 ☆☆☆★
社会派映画好き ☆☆☆☆
PG12
山形マット死事件他、いじめ殺人事件をモチーフに、ボウガンで遊んでいて殺してしまった中学一年生。
弁護士に促され、殺人を否定し「不処分」の決定を受け、世間から激しいバッシングを受ける。
まず母親が、わが子可愛さに殺人を受け入れられず息子に、否定を促す。
社会・メディア・ネット・地域社会などの様々なコミュニティが幾層にも絡み合み、バッシングが続く。
更に被害者から民事訴訟を起こされる。
バッシングから逃れるように引っ越すが、そこでは、女性がいじめを受けていた。
いじめの加害者、加害者の母親、被害者らにスポットを当てながら、いじめ問題の複雑さをクローズアップする。
当事者には、ぜひ見てほしい映画だ。
監督は、「先生を流産させる会」「ライチ☆光クラブ」の内藤瑛亮。