ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「許された子どもたち」、あなたの子供が人を殺したらどうしますか?

2021-08-25 18:26:08 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆★

社会派映画好き ☆☆☆☆

PG12

山形マット死事件他、いじめ殺人事件をモチーフに、ボウガンで遊んでいて殺してしまった中学一年生。

弁護士に促され、殺人を否定し「不処分」の決定を受け、世間から激しいバッシングを受ける。

まず母親が、わが子可愛さに殺人を受け入れられず息子に、否定を促す。

社会・メディア・ネット・地域社会などの様々なコミュニティが幾層にも絡み合み、バッシングが続く。

更に被害者から民事訴訟を起こされる。

バッシングから逃れるように引っ越すが、そこでは、女性がいじめを受けていた。

いじめの加害者、加害者の母親、被害者らにスポットを当てながら、いじめ問題の複雑さをクローズアップする。

当事者には、ぜひ見てほしい映画だ。

監督は、「先生を流産させる会」「ライチ☆光クラブ」の内藤瑛亮。

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「かごの中の瞳」、角膜移植で目が見えるようになった美人妻!

2021-08-25 14:34:55 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

2016年製作 R15+

スタイリッシュな映像が続き、何やら思わせぶりのオープニング。基本は夫ジェームズ(ジェイソン・クラーク)と妻ジーナ(ブレイク・ライヴリー)の心理劇。その綱引きの中でサスペンスの要素が入り、謎や罪が醸成される。それもムード偏重で、思わせぶりな演出はそのまま。つまり判りにくい話

夫のジェームズと赴任先のバンコクで幸せな結婚生活を送るジーナは、子どもの頃に遭った交通事故が原因で失明してしまったが、献身的な夫の支えで何不自由のない生活を送っていた。

医者の勧めで、角膜移植を受け、目が見えるようになった妻。

もともと、美人で発展家の妻。目が見えるようになると自己主張を始める。

そして起こる事件。

見えない妻からの映像がなんとも揺らいで、物語を分かり難くしている。

薬のすり替えとか、犬の行方不明とか、不倫による妊娠とか、ストレートな表現でないので、戸惑う。

そしてラストの自動車事故。

アイデアは、面白いのだが。

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