おすすめ度 ☆☆☆★
「未体験ゾーンの映画たち2021」上映作品。
平和な村で起きた集団殺人事件を軸に母と娘の絆を描いた韓国製サスペンス。
ある男の葬儀に訪れた5人の男がマッコリを呑み、内3人が死亡、2人が重症となる。容疑者は男の認知症の妻で、その妻を弁護するのが長く別れて暮らしている娘。
母親は認知症、弟は自閉症。
農薬マッコリを飲みながらも助かった市長はカジノ誘致を進めて地元からの信頼も厚いのだが、市長とその取り巻き、そしてジョンインの父親にはどす黒い過去の事件で繋がっていた…
韓国の農村事件はどこか暗い。
採石場の閉鎖と、カジノ建設。
市長を巻き込んだ陰鬱な事件。
さらに、弁護士の娘の出生の秘密。
弁護士の娘を演じるのは、シン・ヘソン。
ラストはこう来たか。