おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)
主演、吉永小百合、大泉洋。
吉永小百合も、78歳、それにしても若い。恋をしているので若く見せているのだが。
大泉洋の喜劇センスは抜群。この二人のコンビは絶妙。
劇作家で演出家でもある永井愛の同名戯曲が原作で、山田監督は約20年前に一度映画化に取り組んでいたという。同名戯曲は2001年と04年に新国立劇場で上演され、07年にはNHK土曜ドラマで映像化されている。この人気を博した同作を、現代の下町を舞台に置き換え、吉永小百合と大泉洋の初共演で映画化した。
大泉が、会社の人事部長で、その悩み、妻との離婚協議中。
下町が舞台ということで、小津を産んだ松竹の伝統が引き継がれている。
ただ、宮藤官九郎演じる会社の同僚の話が古臭い。