おすすめ度 ☆☆☆
ゲイ映画好き ☆☆☆★
R15+
エッセイスト・高山真の自伝的小説「エゴイスト」の映画化。
14歳の時に母を亡くした浩輔(鈴木亮平)は、田舎町でゲイである本当の自分を押し殺して思春期を過ごし、現在は東京でファッション誌の編集者として働きつつ自由気ままな生活を送っている。そんなある日、浩輔は母を支えながら暮らすパーソナルトレーナーの龍太(宮沢氷魚)と出会う。浩輔と龍太はひかれ合い、時には龍太の母(阿川佐和子)交えて満ち足りた時間を過ごしていく。母に寄り添う龍太の姿に、自身の亡き母への思いを重ねる浩輔。しかし2人でドライブの約束をしていた日、龍太はなぜか現れず……。
前半は、浩輔と龍太の出会いとセックス。
後半は、浩輔と龍太の母親との不思議な関係が描かれている。
なかなかむつかしい、セックスの描写が丁寧。
結局、問題提起で、二人の関係がクローズアップされている。