おすすめ度 ☆☆☆
ニコラスケージ好き ☆☆☆★
人生の悲哀が血と涙と怨念と共に香り立つ、ニコラス・ケイジ100本目の長編映画。
題名の豚、トリュフ探しの豚。土の中に30センチ以上埋もれているトリュフを探すのに、フランスでは雌の豚が使われているという。トリュフは牡豚の交尾時の性フェロモンの匂いと似ているのだ。雌豚は本能で嗅ぎ分ける。
で、本作の豚。主人公と添い寝をするほどの仲。
その豚を持ち逃げされ、立ち上がる主人公。
だが、ケイジがアクションで取り返す話ではない。
ケイジが、豚泥棒を探しに都会へでて、奮闘する話。
彼は元料理人。で中盤では、料理人とは何かの講釈話。
結局、ラストは、豚をあきらめ小屋へ帰って、妻の歌う歌を聞く。
ニコラスケイジの新局面。