おすすめ度 ☆☆☆★
映画音楽好き ☆☆☆☆
「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督が、師であり友でもある映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネ(2020年、91歳で逝去)に迫ったドキュメンタリー。
1961年のデビュー以来、500作品以上もの映画やテレビの音楽を手がけ、2020年7月に惜しまれながらこの世を去ったモリコーネ。「ニュー・シネマ・パラダイス」「荒野の用心棒」「アンタッチャブル」など45作品にも及ぶ傑作から選ばれた名場面や、最高の音響技術で再現されたワールドコンサートツアーの演奏、クエンティン・タランティーノ、クリント・イーストウッド、ウォン・カーウァイ、オリバー・ストーンら錚々たる顔ぶれの監督・プロデューサー・音楽家へのインタビューを通して、モリコーネがいかにして偉業を成し遂げたのかを解き明かしていく。
クライマックスは、アカデミー賞受賞。
西部劇からギャング映画、はては実験的映画まで、その作品の音楽は幅広い、
特別な音を作り出すなど、音楽才能は多彩。
昔の映像が懐かしく、映画の百科事典のよう。