おすすめ度 ☆☆☆
西部劇好き ☆☆☆★
NHK BS プレミアム 鑑賞 1955年製作
大西部を舞台に、4千頭の牛を使った大暴走シーンなど壮大なスケールで描いたヒーロー・ウエスタン。
南北戦争直後、家畜業の不振にともない、戦争中ゲリラ部隊で活躍したテキサス人の相当数が、失業して無法者になった。ベン(クラーク・ゲーブル)とクリント(キャメロン・ミッチェル)の兄弟もそうしたやからであった。2人はモンタナの国境ミネラル・シティの銀行から、大金を引き出したスターク(ロバート・ライアン)から金を強奪するが、スタークは2人にその金でテキサスで下落した牛をしこたま買い込んでボロ儲けしようと提案した。
テキサスへの旅は絶えずインディアンの脅威をうけ、北テキサスに入った頃は激しい吹雪に3人は半死半生の思いで、移民団の中に転がり込んだ。ベンはここで看護婦のネラ(ジェーン・ラッセル)と知り合った。
スタークがテキサスで買い付けた4000頭もの牛を3人協力し合いながらモンタナまで運ぶその道中がクライマックスとなる。素晴らしい牛の疾走。
牛4000頭の旅、インディアンの襲撃、三角関係の騙し合いなどてんこ盛り。