ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「オファリング 悪魔の生贄」、悪魔憑きホラー!

2024-03-10 19:57:09 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆

ホラー映画好き ☆☆☆

劇場未公開

アメリカ・イギリス・ブルガリア合作

「オファリング」は、日本語にすると「供物」のような意味。祈りや聖句箱などユダヤ教の文化を懇切丁寧に折り込みつつ、言い伝えの魔物の脅威を描いたフォークロアホラー。

不動産事業に失敗したアートは、妊娠した妻のクレアと一緒に疎遠だった葬儀屋の父・ソールのもとを訪れる。その目的は、孫の存在を口実に使ってソールを説得し、融資を受ける為に実家を担保に入れさせることであった。アートが話を切り出せないで数日経ったある日、葬儀場に奇妙な銘文が記されたナイフと、不思議な色をしたペンダントを身に着けた自殺遺体が運び込まれるのだが…。

それは父親の知り合いの学者だった。

学者の死の真相を知ったソールは悪魔に狙われ命を落とす。そして、その悪魔の魔の手はアートやクレアにも。

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「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」、シリーズ第七作!

2024-03-10 15:28:23 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆☆

Nhk  BS プレミアム 鑑賞  1976年製作

フーテンの寅が捲き起こす人情喜劇で、今回は風変りな日本画壇の大御所の老人と芸者が相手役となる。

寅さん(渥美清)はやきとり屋で金のない老人を連れてとらやへ戻って来る。老人(宇野重吉)は朝風呂を頼み、夜は鰻を注文する。とらやの面々は困り、寅が老人に話すとルンペンみたいな老人は「ここは宿屋じゃなかったのか」と謝り、紙に筆でスラスラと絵を描いて「これを大雅堂へ持って行ってくれないか」寅が行くと店主が驚き、「6万、いや7万でどうか」とその紙を7万円で売って寅は帰る。その老人は日本美術の大家、青観せいかんだということが判る。老人はすでに帰っていたが、さくら(倍賞千恵子)は「そんな偉い先生だったとは、知らなかった」と申し訳なく思う。寅が「一枚チョロチョロって描いて7万円じゃないかよ」そこへ小学生の満男が紙を持ってきて青観が描いた絵と知り、寅と隣のタコ社長が奪い合いになり、紙は破れてしまう。2人は大ゲンカになり、社長を泣かせてしまう。寅次郎は鞄を持つと、さくらに「どこ行くの、ねえ」と訊かれ「この家でもめ事がある時はいつでも悪いのはこの俺だよ。でもなあ、さくら、俺ァいつもこう思って帰って来るんだ。今度帰ったら、今度帰ったら、きっとみんなと一緒に仲良く暮らそうって、兄ちゃんいつもそう思って」ひとり店を出ていく。「お兄ちゃん」さくらが追って「お兄ちゃーん」

後半は、龍野での美人芸者のぼたん(大地喜和子)とのなれそめから、借金話へ。取り立てに行った寅は、適当にあしらわれる。

その借金返済に青観の画が役立ちめでたし。

大地喜和子の芸者ボタンといい仲の寅。残念ながら、自動車事故で亡くなり、その後の出演はなし。

 

 

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