おすすめ度 ☆☆
ホラー映画好き ☆☆☆
劇場未公開
アメリカ・イギリス・ブルガリア合作
「オファリング」は、日本語にすると「供物」のような意味。祈りや聖句箱などユダヤ教の文化を懇切丁寧に折り込みつつ、言い伝えの魔物の脅威を描いたフォークロアホラー。
不動産事業に失敗したアートは、妊娠した妻のクレアと一緒に疎遠だった葬儀屋の父・ソールのもとを訪れる。その目的は、孫の存在を口実に使ってソールを説得し、融資を受ける為に実家を担保に入れさせることであった。アートが話を切り出せないで数日経ったある日、葬儀場に奇妙な銘文が記されたナイフと、不思議な色をしたペンダントを身に着けた自殺遺体が運び込まれるのだが…。
それは父親の知り合いの学者だった。
学者の死の真相を知ったソールは悪魔に狙われ命を落とす。そして、その悪魔の魔の手はアートやクレアにも。