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「サムライ」、無表情のアラン・ドロンがクール!

2024-08-20 14:47:08 | フランス映画

おすすめ度 ☆☆☆

NHK BS  プレミアム   鑑賞  1967年製作

2024年8月18日稀代の名俳優アラン・ドロン氏の訃報が‥‥ご冥福をお祈りします。

アリバイまで完璧な殺し屋(アラン・ドロン)が、クラブのピアニスト(カティ・ロジエ)に顔を見られたことから警察に追われていく。しかしピアニストは警察に嘘をつき彼では無いと言い張る。

アラン・ドロンがひたすらかっこいい。パリの街もひたすらかっこいい。ドロンのアパルトマン、パリの街、ジャズバーの光と影の演出が素晴らしい。絵画のようだ。

本作において、“サムライ”と直接結びつくのは冒頭に掲げられた文言だけで、あとは殺し屋の日常が淡々と描かれていくのみ。おそらく監督は、この孤独な生き様や、何事にも特殊なこだわりを持った生活様式を、サムライのそれと重ね合わせたかったのだろう。

 

 

 


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