おすすめ度 ☆☆★
アフリカ好き、精神的な映画好き ☆☆☆
フランス・ベルギー・セネガル・ドイツ・レバノン合作
第67回ベルリン国際映画祭審査員グランプリ(銀熊賞)受賞作。監督はセネガル系フランス人のアラン・ゴミス。
フェリシテ(フランス語)=幸福という名前を持ちながら、幸福の意味を知らずに生きてきた女性・
シングルマザーの彼女は、バーで歌手をしながら一人息子と暮らしている。
その息子が、交通事故で足を怪我し、手術しないと足を失うといわれるが、前金を払えと言われる。
金策にはしるフェリシテ。だが、街は貧しく金は揃わない。
金持ちに強引に訪れ、金策するも、けんもほろろで追い返される。
結局、息子は、足を切断。杖に頼る生活に。
一方、バーで知り合った男に、息子を病院から連れ出すのを手伝ってもらう。
後半は、男女の愛と、夜の森の精霊のような風景。
キンシャサの昼と夜が、対比的な意味を持ち、時間は過ぎる。
息子は、杖を突いて歩くようになり、恋人とはいい雰囲気に。
それは、フェリシテの幸福か?
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