おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)
フィンランド映画 PG12
フィンランドの古典的名作小説「無名戦士」を映画化、同国史上最大のヒット作となった戦争映画。
第2次世界大戦時、祖国防衛のためソ連軍を相手に戦ったフィンランド兵士たちの姿をリアルに描いた。1939年から40年にかけて行われたソ連との「冬戦争」で、独立は維持したものの、カレリア地方を含む広大な土地を占領されたフィンランドは、翌41年、なおも侵略を計画するソ連に対し、ドイツの力を借りて立ち上がる。これにより冬戦争に続く「継続戦争」が始まり、フィランド軍兵士たちは果敢にソ連軍へ立ち向かっていく。年齢や立場、支える家族など、それぞれ異なる背景を抱えた4人の兵士たちを中心に、戦場で壮絶な任務にあたる兵士目線に徹して戦争を描いた。
北欧の第二次世界大戦。
ソ連と戦い、ドイツの力を借り、さらにはドイツと戦う。
島国、日本では、考えられないが、陸続きの国は、所詮戦に巻き込まれてしまう。
失った自らの土地を求めて戦う戦士たち。
4人余の戦士の目線から、戦のむなしさを描いている。
まだ、肉弾戦の時代、決死の姿を、大量の爆薬で描き切る。
戦争映画はむなしい。
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