おすすめ度 ☆☆☆
Unext鑑賞
1999年製作 159分の長尺 R18+
鬼才スタンリー・キューブリックの遺作。19世紀の文豪アルトゥール・シュニッツラーの「夢小説」を原作に、撮影当時実際に夫婦だったトム・クルーズとニコール・キッドマンを主演に迎え、完全秘密主義で製作された。
この映画の試写会の後、キュブリックは、心臓発作で亡くなっている。だが、この映画の描写で、暗殺されたとのうわさが消えない。
トム・クルーズの演じるビルとキッドマンの演じるアリスは、夫婦であるが、妻の浮気の妄想に悩まされるビルが、怪しげなセックス儀式に潜入し、女性が死ぬ事件が勃発。
そんな、スキャンダラスな夫婦を演じたトムとキッドマンは、この映画の撮影が終わったのち離婚している。
現実と映画が不思議に絡み合った異色作は、キュブリックの映画でありながら、冗長で、肩透かしを食らわされる。
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