ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「リトルジョー」、不思議な花の物語!

2021-02-09 18:34:12 | ヨーロッパ映画

おすすめ度 ☆☆★

SF映画好き ☆☆☆

オーストリア・イギリス・ドイツ合作

主演のエミリー・ビーチャムが第72回カンヌ国際映画祭で主演女優賞を受賞。

幸せになる香りを放つ新種の植物「リトル・ジョー」を開発。

息子への贈り物として、開発したリトルジョーを持ち帰る。

が、その花粉のにおいをかいだ息子が異常を起こす。

次々と研究室でも。

だが、リトルジョーは人々を幸せにしますが、別の角度から見るとおかしい。

ま、言ってみれば麻薬なのか?

SFの割には、ホラーとかスプラットはなく、ちょっとおかしいという感じ。

まあ、物足りないとみるか、みよいとみるか?

 

 

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「MOTHER マザー」、「少年による祖父母殺害事件」に着想を得て描いたヒューマンドラマ。

2021-02-08 17:38:29 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆

実際の事件(川口祖父母殺人事件)が描かれている。

これを題材にした本も出ている。

この映画で描かれる母と息子の関係はちょっと異常だ。

まず、母親は、まったく働こうとしない。

一応、男と関係を持ったりするが、長続きするのは。暴力男だ。

それゆえ、母親は。息子にべったり、息子が夫の役、それも母子の関係故、命令的。

そんな、毒親を長澤まさみが演じる。

幼少時の子供と17歳の子供は、別の役者が演じているが、なかなか演技だ。

わき役もゲイ達者が演じており、役者で持っている面もある。

物語の展開もうまいので、最後まで緊張してみていられる。

所々で、涙を誘う部分も。

なかなかのヒューマンドラマだ。

 

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「Mank マンク」、「市民ケーン」の脚本家ハーマン・J・マンキウィッツの物語

2021-02-07 17:19:27 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆

Netflix オリジナル作品

今年度ゴールデングローブにノミネイトされている。

1930年代のハリウッド。脚本家マンクはアルコール依存症に苦しみながら、新たな脚本「市民ケーン」の仕上げに追われていた。

同作へのオマージュも散りばめつつ、機知と風刺に富んだマンクの視点から、名作誕生の壮絶な舞台裏と、ハリウッド黄金期の光と影を描き出す。

ゲイリー・オールドマンが、マンクを怪演。

会話劇で進むのと、話が1930年代と、その前の時代へと過去をさかのぼるので、ちょっとわかりづらい。

時代背景とか、映画「市民ケーン」とか、前知識があるとわかりよいかも。

民主党と共和党の政治話もあるので、現代を反映していて興味を引く。

全編白黒で、時代を感じさせる。

なかなか骨太な映画。

 

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「真犯人」、なかなか真犯人にたどり着けない!

2021-02-06 17:19:04 | 韓国映画

おすすめ度 ☆☆☆

サスペンス映画好き ☆☆☆★

登場人物全員が疑わしく先の読めない展開が好評を博し、プチョン国際ファンタスティック映画祭で観客賞を受賞。

時系列が前後し、ちょっとわかりずらい。

題名通り、なかなか真犯人がわかりづらいのが特徴。

妻ユジュンを殺された夫ヨンフン。容疑者として逮捕されたのは親友ジュンソン。ユジュンとジュンソンは不倫関係にあった。

半年後、廃人同然の生活を送っていたヨンフンのもとにジュンソンの妻ダヨンが訪れ、夫の無実を証明したいという。

そして、ある男の存在にたどり着くが、男の口から思いもよらない真実を知ることになる。

警察のだらしなさが浮き彫りにされるが、すっきりしない結末にやや難。

 

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キネマ旬報 日本映画、外国映画 ベストテン ベスト20

2021-02-06 14:33:33 | 映画

キネマ旬報 ベストテン 続き

日本映画

1 スパイの妻
2 海辺の映画館 キネマの玉手箱
3 朝が来る
4 アンダードッグ
5 本気のしるし
6 37セカンズ
7 罪の声
8 喜劇 愛妻物語
9 空に住む
10 アルプススタンドのはしの方
11 れいこいるか
12 MOTHER マザー
13 セノーテ
14 ミッドナイトスワン
15 初恋
16 一度も撃ってません
17 浅田家
18 風の電話
19 浅田家
20 おらおらでひとりいぐも

 

外国映画

 

1 パラサイト 半地下の家族
2 はちどり
3 燃ゆる女の肖像
4 ストーリーオブマイライフ若草物語
5 死霊魂
6 異端の鳥
7 フォードvsフェラーリー
8 ペイン・アンド・グローリー
9 1917命をかけた伝令
10 TENET テネット
11 レミゼラブル
12 ジョジョラビット
13 リチャード・ジュエル
14 マンク
15 鵞鳥湖の夜
16 凱里ブルース
17 ミッドサマー
18 シカゴ裁判
19 ヴィタリナ
20 バクラウ 地図から消された村

 

 

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「ムーラン 美しき英雄」、「ムーラン 戦場の花」とは別作品!

2021-02-05 17:11:55 | 中国映画

おすすめ度 ☆☆★

劇場未公開

ディズニー版がネット配信され、中国版が続けて公開。

ムーランは、中国ではあこがれの的なのか。

ようは、父の代わりに男装して戦争に参加。

その技量ゆえに頭角を現し、民を助ける英雄なのだ。

この映画でも、中国解放軍へのメッセージがある。

この不屈の精神に学べということか。

戦闘シーンもあり、一応みられる作品だが、宣伝集が鼻につく。

女が戦場を率いるというのは、頼もしいことなのか?

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「モンスター(2003)」、シャーリーズ・セロンが、増量とメイクで連続殺人女性犯の渾身の演技!

2021-02-05 10:24:22 | アメリカ映画

おすすめ度 ☆☆☆★

2003年製作/109分/R15+

86年のフロリダを舞台に、アメリカ史上初の女性連続殺人犯となったアイリーン・ウォーノスの実話を映画化。

主演のシャーリーズ・セロンは13キロ肥って特殊メイクで熱演、アカデミー主演女優賞を獲得。

殺人犯がアカデミー賞。それだけセロンの演技が素晴らしかった。

でも、演技というより、そのたるんだ肉体は、醜いとしか言いようがない。

娼婦しか生きる道のなくなったアイリーン。

自殺寸前で見つけた同性愛者。

彼女に貢ぐため、再び売春の道へ。

そして男たちは?

殺人を犯したらとめどが利かない。

アメリカ社会の暗部だ。

まあ、セロンの演技に尽きる。

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キネマ旬報 ベストテン 各賞発表される

2021-02-05 08:28:00 | 映画

キネマ旬報 2020年 各賞が発表された。

●日本映画作品賞(日本映画ベスト・テン第一位) 「スパイの妻<劇場版>」

●外国映画作品賞(外国映画ベスト・テン第一位) 「パラサイト 半地下の家族」

●文化映画作品賞(文化映画ベスト・テン第一位) 「なぜ君は総理大臣になれないのか」 【個人賞】

●日本映画監督賞 大林 宣彦  「海辺の映画館-キネマの玉手箱」により

●日本映画脚本賞 濱口 竜介 野原 位 黒沢 清 「スパイの妻<劇場版>」により

●外国映画監督賞 ポン・ジュノ 「パラサイト 半地下の家族」により

●主演女優賞 水川 あさみ 「喜劇 愛妻物語」 「滑走路」により

●主演男優賞 森山 未來 「アンダードッグ」により

●助演女優賞 蒔田 彩珠 「朝が来る」により

●助演男優賞 宇野 祥平 「罪の声」「本気のしるし 〈劇場版〉」「恋するけだもの」「37セカンズ」「星の子」 により

●新人女優賞 モトーラ 世理奈 「風の電話」 「タイトル、拒絶」により

●新人男優賞 奥平 大兼 「MOTHER マザー」により

●読者選出日本映画監督賞 田中 光敏 「天外者」により

●読者選出外国映画監督賞 ポン・ジュノ 「パラサイト 半地下の家族」により

●読者賞 川本三郎 連載「映画を見ればわかること」により

●特別賞 野上 照代

 

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「あの群青の向こうへ」、高校生の男女が東京を目指すロードムービー!

2021-02-04 17:08:27 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆★

監督廣賢一郎が20歳の時に撮った作品。

素人っぽさが残る、一方でみずみずしい青春映画。

未来の自分から手紙が届くようになった世界という設定が斬新。

だが、結局高校生男女二人の大阪から東京へのロードムービー。

芋生悠と新人の中山優輝(現・輝山準)が初々しい恋人を演じている。

ただ、二人の設定が、ちょっと読みづらく、興をそぐ。

ちゃんと話が分かるとなるほどなとなるが、描写が下手なのか、わかりづらい。

なぜか、途中長野へ寄って、気のいいおじさんに会ってほっとする。

青春映画好きには、いいかも。

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「お名前はアドルフ?」、子供にヒトラーの名前を付けるというてんやわんや!

2021-02-03 17:03:48 | ドイツ映画

おすすめ度 ☆☆☆

演劇好き ☆☆☆★

2010年にフランスで上演された舞台「名前」をドイツで映画化。

フランスでも、アドルフは禁じ名前なのか、ましてやドイツでは。

ディナーに集まった5人。

招待した夫婦(夫は哲学者、妻は国語教師。料理は妻が作り、夫は無関心)。妻の弟、その妻は妊娠中で後で参加。妻の幼馴染。

舞台劇なので、主としてセリフのやり取り。ドイツ語でまくしたてられるとわかりにくい。わかりよいほうらしいが。

前半は、妻の弟の子供が生まれるということで、その名前に関心が。

アドルフという名前を考えていると発表したことで、ヒトラーを連想させると喧々囂々。

弟が、実業家で金持ち、夫は学者で頭でっかち。

中盤までこの論争。

後半、妻の幼馴染が、ゲイの疑いをもたれ、妻の母と恋仲を告白。ゲイをめぐってひと悶着。

結局、妻の弟の子供は女の子だったという落ち。

ドイツ語が分かれば面白かったかも。

 

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