おすすめ度 ☆☆☆
劇場未公開
伝説のカンフー・スター、ブルース・リーのルーツ詠春拳の創始者・至善 誠と誇りを貫いたその人生を描いたスペクタクル巨編『南少林 詠春拳誕生』の続編で、3部作の中編。
おすすめ度 ☆☆☆
劇場未公開
伝説のカンフー・スター、ブルース・リーのルーツ詠春拳の創始者・至善 誠と誇りを貫いたその人生を描いたスペクタクル巨編『南少林 詠春拳誕生』の続編で、3部作の中編。
おすすめ度 ☆☆☆★
R18+
再開発による高層マンションやビルが並び、アジア系移民も多く暮らすなど、パリの中でも現代を象徴する13区。
洗練されたモノクロームの映像で大胆なセックスシーンを描いている。
コールセンターでオペレーターとして働く台湾系フランス人のエミリーのもとに、ルームシェアを希望するアフリカ系フランス人の高校教師カミーユが訪れる。二人は即セックスする仲になるものの、ルームメイト以上の関係になることはない。同じ頃、法律を学ぶためソルボンヌ大学に復学したノラは、年下のクラスメートに溶け込めずにいた。金髪ウィッグをかぶり、学生の企画するパーティーに参加した夜をきっかけに、元ポルノスターでカムガール(ウェブカメラを使ったセックスワーカー)の“アンバー・スウィート”本人と勘違いされ、学内中の冷やかしの対象となってしまう。大学を追われたノラは、教師を辞めて一時的に不動産会社に勤めるカミーユの同僚となり、魅惑的な3人の女性と1人の男性の物語がつながっていく。
ストーリーは自在に変化し、人物は交錯する。ぶつかり合うドラマツルギーではなく、オフビート感覚で、どこか調子を外していく。パリの文化を支えてきた生粋のフランス人ではなく、台湾系、アフリカ系のパリのたたずまいを新しい空気とともに写し撮った佳作。
おすすめ度 ☆☆
配信のみ Unext 鑑賞
ニコールとクリスは友人らを誘い、田舎町で開催される音楽フェスの準備に追われていた。ところが出発間際、来るはずのないアレクシスがサプライズとして現れ、メンバーに加わりたいと言い始める。予定外の増員に難色を示すニコールだったが、渋々、彼女の参加を認め、総勢7名で現地へ出発。ひとまず会場近くの一軒家へと到着した一向は、家主のマーリンへの挨拶を終え、前夜祭と称してバーベキューパーティーを始める。しかし、…
家に何かいる?
家電にいる?🤔いいえ、配管に厄介なの潜んでます系ホラー
開始数分足らずで洗濯機に引きずり込まれていく
直接描写を避け、じわじわと恐怖に。
ただ、起こるホラーより、いざこざ系。
最後まで無気味!
おすすめ度 ☆☆
監禁映画好き ☆☆☆
動画配信 Unext で鑑賞
18歳の誕生日を迎えるサラは、過干渉な父親から逃れて自立しようとするが、激昂した父親はサラを自宅の地下室に監禁。家族には家出をしたと信じ込ませ、密かに地下室を訪れては性的暴行を繰り返す。やがてサラは父親の子供を出産。20年以上にわたる監禁生活の中、サラは父親の支配から逃れられるのか?実話を基にした問題作。
フリッツル事件が元となっている作品。こんな最悪すぎる事件が現実に起こったことが映画よりも怖い。
父親の独占欲か?
話は単純だが、87分をカバーするのに四苦八苦。
ただ、父との子供を三人も出産するのは、ちょっと異常。
ラストの終わり方が救い。
おすすめ度 ☆☆☆★
R18+
鬼才ポール・バーホーベン監督が、17世紀にレズビアン主義で告発された実在の修道女ベネデッタ・カルリーニの数奇な人生と彼女に翻弄される人々を描いた伝記映画。
17世紀イタリア。幼い頃から聖母マリアと対話し奇蹟を起こす少女とされていたベネデッタは6歳で修道院に入る。純粋無垢なまま成人したベネデッタは、ある日修道院に逃げ込んできた若い女性を助ける。様々な心情が絡み合い2人は秘密の関係を深めるが、同時期にベネデッタが聖痕を受け、イエスに娶られたとみなされ新しい修道院長に就任したことで周囲に波紋が広がる。民衆には聖女と崇められ権力を手にしたベネデッタだったが、彼女に疑惑と嫉妬の目を向けた修道女の身に耐えがたい悲劇が起こる。そして、ペスト流行にベネデッタを糾弾する教皇大使の来訪が重なり、町全体に更なる混乱と騒動が降りかかろうとしていた…。
実際の裁判記録を題材に、奇蹟を起こす修道女が嫉妬からの告発により教会に裁かれる様を描く。彼女は子供の頃から幻視を体験し、聖痕が身体に現れるのだが、それが偽りとも解釈できるような描き方をしている。
暴力と、セックスと、教会の欺瞞を挑発的に描く
おすすめ度 ☆☆☆★
フィギュアスケートのペア競技に人生を懸ける女性の夢と恋を描いた、ロシア製のハートフルラブストーリー。
本国で2週連続No.1!700万人が笑って、泣いて、熱狂した感動作。
すべての大人たちに捧ぐ――金メダルに挑んだ男女の奇跡の実話。
幼い頃に母を亡くした主人公ナージャが、フィギュアスケートへの夢を捨てきれずに厳しいコーチに指導してもらい、スケート界の大スターのペアに選ばれて恋人になるも怪我した途端に捨てられ、はぐれ者のホッケー選手サーシャとの出会いに救われるというもの。
幼少からフィギュアスケート選手を夢見ていたナージャは、努力の末ペアスケートで国を代表する実力者へと成長する。しかし、ある大会でのパートナーのミスにより大怪我を負い、下半身が動かなくなってしまう。 希望を失い塞ぎ込んでしまったナージャであったが、明るく前向きな青年サーシャとリハビリをスタートすることになる。少々手荒な方法に困惑するナージャであったが、彼の力を借りて再びリンクに立つことに成功する。
ふたりの距離が時間とともに縮まっていくが、”大切な夢”と”大切な人”の選択に迫られることになる―。
ブレードランナー未見
当方のテレビの受信状態が最悪なので、作品評価できず。
NHK BS プレミアム 鑑賞 2007年製作
SF映画の金字塔「ブレードランナー」を、初公開から25年を迎えた2007年にリドリー・スコット監督自らが再編集とデジタル修正を施してよみがえらせたファイナルカット版。
酸性雨で荒廃した2019年のロサンゼルス。人間にそっくりな外見を持つ人造人間「レプリカント」たちが植民地惑星から逃亡してきた。レプリカント専門の捜査官「ブレードランナー」のデッカードが追跡を開始するが……。
SF映画の金字塔とさえ言われる「ブレードランナー」、それを気に入らないからと監督自らが再編集。
デッカードとレプリカントのリーダーであるロイ(ルドガー・ハウアー)が対峙するクライマックス・シーンや、東洋と西洋の文化が入り乱れカオスと化した未来都市ロサンゼルスの描写はさすがだ。
ハリソンフォードがカッコいい。
おすすめ度 ☆☆☆
映画を愛する映画 ☆☆☆★
映画の修復プロジェクトに携わることになった女性映画監督が、フィルムの修復作業を通して自分の人生と向き合い、新たな一歩を踏み出す姿を描いた韓国の人間ドラマ。
主人公ジワンの設定がふるっている。既婚の女性監督、自身の作品はヒットせず、収入はほぼ皆無。亭主は勤め人だが、給料を入れてくれず、家計は火の車。息子の食事もきちんと作る暇も金もない。
昔のフィルムに欠落していた部分があることがわかる。それは、検閲でカットされた部分らしい。何がカットされたのか。
五十年前の彼女たち自身の熱量と、それに反比例するかのような生きづらさに触れてゆく。
ホン・ジェウォンの友人の女性編集者。喫茶店の老店主。取り壊し寸前の映画館の館主。当時の映画の出演者。
それにしても最近、映画や映画館についての作品を多く目にするのは、コロナ禍で映画館の苦境を目の当たりにしたことが大きかったのだろうか。閉館してから大切さに気づいた、なんてことにならないように願う。
主人公ジワン役は、「パラサイト 半地下の家族」で高台の豪邸に暮らす社長一家の家政婦を演じたイ・ジョンウン。
おすすめ度 ☆☆☆★
三浦大輔の作・演出、「Kis-My-Ft2」の藤ヶ谷太輔主演で2018年春にシアターコクーンで上演された舞台「そして僕は途方に暮れる」を、舞台に続き三浦と藤ヶ谷のタッグで映画化。
かなりアップの映像が多いので、劇とは一味違った作品になっている。
自堕落な生活を送るフリーターの菅原裕一には、長年同棲している鈴木里美という恋人がいるが、あることをきっかけに彼女を裏切ってしまい、里美と話し合うこともなく家を飛び出してしまう。親友の今井伸二、バイト先の先輩・田村修、学生時代の後輩・加藤、姉・香、母・智子のもとを渡り歩く裕一は、バツが悪くなるとその場を離れ、あらゆる人間関係から逃げ続けていく。
そんな中、裕一が出会ったのは、偶然に家族から逃げていった父・浩二だった。父との出会いにより、裕一の中で何かが少しずつ変わり始めていくが……。
結局、自分が悪かったと謝るが、最後は恋人に裏切られ、自分を取り戻せるか。
周りと関係を断ち切る。この状況を作り出したのは、自分だ。
グダグダ人生に決着が付けられるか。その答えはまだ先だ。
おすすめ度 ☆☆☆
その力業に ☆☆☆★
167分の長尺 おまけに 続編があるとか。
インド古代史をモチーフに、現代インドで繰り広げられる神々の物語を壮大なスケールで描いたファンタジーアクション。
インド映画として初めて全米映画ランキング初登場第2位を記録した。
壮大なアクションシーンの連続だが、対面の殺し合いでなく、凝った設定やお話、CG咲き乱れの派手な映像…
ただ、一本線が通っているのは、恋物語。
お互いが助け合って、相手に向かっていく。
ダンスシーンもあるが、もっぱらCGによる半端ない迫力。
インドの国民には、ヒンディー語に加え、タミル語、テルグ語、マラヤーラム語、カンナダ語の5つの言語バージョンが制作され、多言語大作として公開されたとか。まさに国民的映画だ。