おすすめ度 ☆☆☆
韓国映画好き ☆☆☆★
劇場未公開 配信のみ
Unext鑑賞 2015年製作
この映画のメインテーマ、毒舌バトル、韓国語が聞き取れないもどかしさ、字幕では半分も表現しきれていない。でも、じっくり見ると、禁句があちこちにちりばめられ、実は全く下品な言葉の応酬。
この毒舌バトルを楽しんでいる、ヘルモニ(地獄の婆の韓国語)の真骨頂。
捨てた息子二人の家庭を巻き込んで、家族制度を皮肉りつつ大団円へ。
キムスミがヘルモニを好演。
皮肉たっぷりの韓国映画だ。
おすすめ度 ☆☆☆
韓国映画好き ☆☆☆★
劇場未公開 配信のみ
Unext鑑賞 2015年製作
この映画のメインテーマ、毒舌バトル、韓国語が聞き取れないもどかしさ、字幕では半分も表現しきれていない。でも、じっくり見ると、禁句があちこちにちりばめられ、実は全く下品な言葉の応酬。
この毒舌バトルを楽しんでいる、ヘルモニ(地獄の婆の韓国語)の真骨頂。
捨てた息子二人の家庭を巻き込んで、家族制度を皮肉りつつ大団円へ。
キムスミがヘルモニを好演。
皮肉たっぷりの韓国映画だ。
おすすめ度 ☆☆
R15+ 148分の大作。 全裸で逃げ回るもののレイプは一回のみでしたが全裸のシーンは20分くらいあります。
1978年公開『発情アニマル(悪魔のえじき)』の正当な続編です。一応ストーリーも繋がってます。40年越しの続編ですが、1作目当時主役を務めたカミール・キートンが今作主人公の母親役で続投です。
バイオレンスの嵐は再び吹き荒れる繰り返しレイプされ踏みにじられた時 女は復讐の鬼神となる。“奴らの墓に唾を吐け” そして畜生どもに死の制裁を!
おすすめ度 ☆☆☆★
松山ケンイチと長澤まさみが初共演を果たし、連続殺人犯として逮捕された介護士と検事の対峙を描いた社会派サスペンス。
なぜ、犯人である斯波宗典の弁舌に説得力があるのか?
法の倫理で押す、検事はたじたじ。
それはつらい現実があるからだ。
松山、長澤の演技合戦は、松山に分があるみたい。
それは、介護される側の辛い現実があるから。
重いテーマに辟易するが、まあ、これが現実なのだ。
おすすめ度 ☆☆☆★
NHK BS プレミアム 鑑賞 1986年製作
ろう学校へ赴任した男性教師とその学校を卒業し清掃係として働く女性サラのラブストーリー。
サラ役のマーリー・マトリンの演技が素晴らしい!彼女は実際に聾唖であるが、この作品の演技でアカデミー賞の最優秀主演女優賞を受賞し、作品自体も4部門にノミネートされた。なお、近作アメリカのコメディ映画『コーダ あいのうた』に出演している。
年上の『愛は静けさの中に』の共演者であり、彼女が肉体的に虐待され、レイプされたと主張するウィリアム・ハートとの困難な2年間の関係があったとか。
それを聞くと、余計この映画での聾唖者の苦労に身をつまされる。
映画では、男性教師が、懸命に彼女に唇を読むことと、音を聞くことを説得する。
ラストは、和解で終わるが、現実は厳しいようだ。
おすすめ度 ☆☆★
アクション映画好き ☆☆☆
Unext鑑賞 2002年製作 香港映画
少女時代に闇の組織に誘拐され、厳しい訓練の末に非情な暗殺者へ仕立て上げられた2人の女性の過酷な運命を描く。
世界中から少女をさらい、美しき殺人マシーンへと調教する秘密組織。その中でも、特に美しく育ったシャーリーンとキャットが主人公。
『今まで共に訓練した仲間を倒す』最後の試練(「あずみ」ルール?」)とか、その試練で生き残ったのに、弛緩剤を盛られて動けなくなったところを、ムリヤリ男たちに慰み物にされたり、
展開のメチャクチャさや、お色気シーンの無理やりさがVシネ級の安直さで、とても見やすい映画。
キャストが実はけっこう美形ぞろいで、ワイヤーアクションも微妙ながら吹き替えなしで健闘している。
おすすめ度 ☆☆☆
R18+ 人を食べるシーンは残虐
人を喰べる若者たちを描いて、世界が賛否両論。ヴェネツィア国際映画祭 監督賞/新人俳優賞 W受賞。
人を食べてしまう衝動を抑えられない18歳の少女マレンは、同じ秘密を抱える青年リーと出会う。自らの存在を無条件で受け入れてくれる相手を初めて見つけた2人は次第にひかれ合うが、同族は絶対に食べないと語る謎の男サリーの出現をきっかけに、危険な逃避行へと身を投じていく。
タイトルの「ボーンズ アンド オール」は、直訳すると「骨とすべて」だけれど、マレンとリーが滝のある水場で過ごした後に出会う二人の男たちから語られるように、人の肉だけでなく骨まで全部食べることであり、それは至高の体験なのだという。
自分の存在自体が悪ということを自覚しつつも、それを背負ってしまった宿命。
マレンは出生証明書に記載された母親の出生地であるミネソタを目指して旅に出る。バージニアから始まり、マレンはあらゆる場所を旅する。出発してまもなく、彼女は同族であるサリーという老人に声をかけられる。イーターはイーター同士、匂いで分かるらしい。
そして、マレンとリーの純愛のラスト。哀しい。
おすすめ度 ☆☆☆★
1974年にテーブルトークRPGとして発売され、世界初のロールプレイングゲームとしても知られる「ダンジョンズ&ドラゴンズ」を新たに映画化したアクションファンタジー。
魔法使いが跋扈する世界で、娘を救うために仲間と力を合わせる父親の冒険物語。
魔法と魔物と悪党たちの闊歩する中世のような世界のおとぎ話。そこで、繰り広げられる冒険活劇。
なんも考えずに2時間楽しむため、だけの映画。そういう風に見れていれば、なかなか良くできた映画。
物語は、盗賊のエドガン(安定のクリス・パイン)と無骨な戦士ホルガ(ミシェル・ロドリゲスが最高!)が監獄から大脱出を図るところから始まり、そこに才能を開花できずに悩む魔法使いサイモン(ジャスティン・スミス)と、あらゆる動物に変身するドリック(ソフィア・リリス)らが加わる。彼らが織りなすパーティは間違っても正義の味方なんて柄ではないけれど、やがて闇の力と対峙するため、命がけの冒険に挑むことに……。
おすすめ度 ☆☆☆★
ダンス好き ☆☆☆☆
NHK BS プレミアム 鑑賞 2004年製作
周防正行監督、役所広司、草刈民代主演の大ヒット作「Shall we ダンス?」を、ほぼ忠実にハリウッドでリメイク。
リチャード・ギア、ジェニファー・ロペス主演
ジェニファーロペスは、脇役っぽいが、後半、リチャードギアと踊るシーンは秀逸。
リチャードギアの嫁が浮気を疑い、探偵を雇うのだが、サイドストーリーになっている。
ラストは、嫁に華を持たしている。
ダンスシーは多くて、特に競技会は華やか。
わき役も含め、ダンス好きに特化したつくり。
おすすめ度 ☆☆☆★
Unext鑑賞 2008年製作
是枝裕和監督が、年老いた両親の元に久々に集った家族の情景を静かなタッチで切り取り、人生の喜びと悲しみを浮かび上がらせたホームドラマ。
一見何気ない家族の集まりを描いた映画ではあるけれど、その中にいる年老いた父母と息子とそのお嫁さんなどの心情などが丁寧によく描かれている。父と息子の関係、嫁姑の関係、ちょっとギスっとしていて家族なのにお互い何だか間接的に向き合っているのを描いているのがお見事。
目で見せるのは今日一日のディテールだが、そのディテールの積み重ねが指し示すのは、目に見えない存在、15年前に海で溺れた少年を助けて死んだ長男。
跡取りを失った父親の失意、未だに兄へのコンプレックスを克服できない弟。そして、息子の死の痛手が辛辣な言動になって出てしまう母親。不在の存在がこの家族の葛藤の因になっていることが顕わになっていく経緯は、周到に仕組まれた推理ドラマを見るよう。
おすすめ度 ☆☆☆★
ベルギー・ルーマニア・メキシコ合作
2021年・第34回東京国際映画祭コンペティション部門では「市民」のタイトルで上映され、審査員特別賞を受賞。
誘拐ビジネスが横行するメキシコを舞台に、我が子を取り戻すべく奔走する母親の姿を、実話をもとに描いた社会派ドラマ。
全編ドキュメンタリータッチというか、母親目線で終始。
メキシコ北部の町で暮らすシングルマザーのシエロは、10代の娘ラウラを犯罪組織に誘拐されてしまう。犯人の要求に従って身代金を支払うも娘は返してもらえず、警察にも相手にされない。自らの手で娘を救うべく立ち上がったシエロは、軍のパトロール部隊を率いるラマルケ中尉と協力関係を結んで調査していく中で、誘拐ビジネスの血生臭い実態を目の当たりにする。
誘拐犯罪が日常的にはびこっているメキシコ。その根は深い。
母やの執念がすごい。
だが、犯罪組織は根深い。
映画では描かれていないが、母親も殺されたみたい。
ドキュメンタリータッチが、リアルさをいや増す。