季節の花と言葉の花束

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季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「ウキツリボク(チロリアンランプ) [浮釣木]」

2022-10-17 04:44:49 | 暮らし
一日一名言(34)

立国のあらん限り、遠く思えば人類のあらん限り、

数理と独立のほかによるところなし

冒頭の一文は晩年に完成し「自伝文学の白眉」とされる「福翁自伝」にある。

文中の「独立」の意味は、福沢のもう一つの名著「学問のすすめ」にいう

「自ら物事の理非を弁明し、処理を誤ることなく、私立画計をなす」ことだ。

近代を代表する啓蒙思想家で慶應義塾の創始者、福沢諭吉は66歳で死去。

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10月に咲いている花「ウキツリボク(チロリアンランプ) [浮釣木]」

花の特徴 葉の脇から長い花柄を垂れ下がらせて、赤い筒状の萼が目立ち、ランプをぶら下げたような形の色の花を咲かせる。 そのため、流通名をチロリアンランプという。 花は黄色だが、膨らんだ赤い5稜形の萼が目立つ。 雄しべと花柱(雌しべ)は飛び出している。

葉の特徴 葉は円形ないし三角形に近に、互い違いに生える(互生)。 葉には柄があり、托葉(葉のつけ根にある付属体)を持つ。 葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。

実の特徴 花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。

その他 和名の由来は、花が空中に浮かんで吊り下がっていることからきている。 属名の Abutilon は「a(否定)+bous(牡牛)+tilos(下痢)」からきている。家畜の下痢止めに効果があるという意味で名づけられた。 種小名の megapotamicum は「リオグランデ川の」という意味である。 

(花図鑑より)
      


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