季節の花と言葉の花束

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季節の花「オニタビラコ [鬼田平子]」

2022-10-22 04:49:08 | 暮らし
一日一名言(39)

天気静穏、暗黒ニシテ涼気ヲ覚エ、暁月(明け方の月)ハ漸ク

午前三時ニ昇レリ

韓国仁川の上陸作戦と中国・旅順港外のロシア艦隊に対する日本海軍の

奇襲攻撃が始まった。冒頭は旅順の天候を報告したロシア側の記録。

司馬遼太郎の「坂の上の雲」は、この時の連合艦隊参謀長・島村速雄

と参謀・秋山真之の会話をこう記す。

「どうだ成功するだろうか」と、島村参謀長が真之に聞いた。

「天の助けを祈るばかりですな」と、真之は無愛想に答えた。

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101月に咲いている花「オニタビラコ [鬼田平子]」

花の特徴 茎の上部を枝分かれさせて、それぞれに散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)をつける。 花は花径6~8ミリくらいの小さな黄色い頭花である。 頭花は舌状花のみからなり、舌状花の数は18~30枚くらいと多い。 舌状花の先は5つに裂ける。

葉の特徴 葉には茎につく葉と根際から生える葉がある。 茎につく葉は小さくて2~3枚つき、紫褐色を帯びた毛が生えている。 根際から生える葉は長い楕円形で縁が深く切れ込み、ロゼット状となる。

実の特徴 花の後にできる実はそう果(1つの種子しかなく開かないもの)で、白い冠毛がつく。

この花について 生育地の環境で草丈は大きく異なる。 茎は中空で、白い毛が生える。

その他 和名の由来は、コオニタビラコに似て大きいことからきている。 「田平子」は、葉が放射状に伸びて田んぼに平らに張りつくというところからつけられた名前である。 属名の Youngia はアメリカの植物学者「ヤング(R. A. Young)さん」の名からきている。 種小名の japonica は「日本の」という意味である。 

(が鳴図鑑より)
       


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