季節の花と言葉の花束

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季節の花「オイランソウ(フロックス) [花魁草」

2022-10-19 04:41:55 | 暮らし
一日一名言(36)

われら出家人は、たとえ殺されてもむごいふるまいは

せぬのだ

冒頭の言葉は、三蔵法師玄奘である。「三蔵法師」とは、「経蔵」「律蔵」

「論蔵」の三つを極めた高僧という意味だったのだが、とくにこの人のこと

を指すようになった。中国・唐時代の名僧,玄奘。冒頭は、山賊相手に暴れ

回り、「私が奴らを打ち殺さなきゃ、奴らがあなたを殺しますよ」とうそぶく

孫悟空をたしなめた言葉である。

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10月に咲いている花「オイランソウ(フロックス) [花魁草」

花の特徴 茎先にやや丸い円錐花序を出し(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)、ピラミッド状に固まって花径2~3センチの花をたくさんつける。 花冠は筒部が長く、先が5つに深く裂けて横に開く。 花冠の裂片は襞状に互いに重なる。 萼片は5枚で緑色である。 雄しべは5本である。 花の色は赤紫色や白が中心だが、改良が進んでピンクや紅色など多くの園芸品種が作出されている。

葉の特徴 葉は細長い卵形で、向かい合って生える(対生)。 時に3枚が輪生することもある。 葉の柄は短く、茎の上部では茎を抱く。 葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)。

実の特徴 花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。

その他 和名の由来は、華やかに咲く様子を花魁の姿に見たてたもの、あるいは花の香りが花魁の白粉に似ていることによる。 別名をクサキョウチクトウという。 これは花がキョウチクトウに似ていることからきている。 また、宿根フロックスの名でも流通している。 シバザクラも同じ仲間である。 俳句の季語は夏である。 属名の Phlox はギリシャ語の「phlogos(火炎)」からきている。リクニス属の古名であったものが転用された。 種小名の paniculata は「円錐花序の」という意味である。 

 (花図鑑より)
       


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