一日一名言(35)
今日の状態のまま推移したならば我国の前途は
実に深憂すべき状態に陥るであろう
司馬遼太郎は名作「坂の上の雲」でそんな真之の心情を冒頭の一文で
語っている。卓越した戦略理論家、日露戦争で連合艦隊の作戦参謀を務め、
日本海海戦を勝利に道いびいた智謀の人秋山真之の言葉として記述。
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10月に咲いている花「ウメバチソウ [梅鉢草]」
花の特徴 茎先に白い5弁花を上向きに1輪つける。 花弁には緑色の脈が目立つ。 花の中央に雄しべが5本ある。 雄しべは1日に1本だけ立ち上がって花粉を出す。 雄しべの隣に細かく分裂した仮雄しべがある。 仮雄しべは花粉を出さない。 また、真ん中に白い帽子のような形の雌しべがある。
葉の特徴 根際から生える葉はロゼット状である。 茎につく葉はハート形または円形で茎を抱く。
実の特徴 花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
その他 和名の由来は、花の様子を家紋の「梅鉢」に見立てたものである。 属名の Parnassia はギリシャの「パルナッソス山(Parnassus)」からきている。霊地として神聖視された山である。 種小名の palustris は「沼地に生える」という意味である。
(花図鑑より)