一日一名言(38)
吾々は政府訓令の下に(国際)連盟をして人種平等の
主義を認めさせるべく行動をしたのだ
日本代表団全権、牧野伸顕(のぶあき)は、冒頭の覚悟を胸に、人種差別の
撤廃と平等を連盟規約に盛り込むように訴えた。事前の折衝で、米英両国は
若干の修正を施したうえで賛成を伝えていた。しかし、豪州は拒否した。
従って、委員長のウィルソン米大統領は「こういう問題は全会一致を要する」
と宣告し、不成立に終わった。
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10月に咲いている花「オトコエシ [男郎花]」
花の特徴 茎の上部で枝分かれをして、散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、白い小花をたくさんつける。 1つ1つの花は合弁花で、先が5つに裂けている。 雄しべは4本、花柱(雌しべ)は1本である。
葉の特徴 葉は楕円形で、向かい合って生える(対生)。 下部につく葉は羽状に裂ける。
実の特徴 花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)で、うちわ状の翼がある。
その他 和名の由来は、オミナエシと対比させてつけられたもので、花の色が白く地味で茎や葉はオミナエシより大きく、男性的な感じがするというところからきている。 全草干したものを生薬で敗醤(はいしょう)といい、解毒剤とされる。 俳句の季語は秋である。 属名の Patrinia はフランスの植物採集家「パトラン(E. L. M. Patrin)」の名からきている。 種小名の villosa は「軟毛のある」という意味である。
(花図鑑より)
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