横浜市港南区日限山4丁目の西洗自治会の防災活動が港南区で評判になっていますが、まだ知られていないのが西洗自治会の班別初期消火訓練です。
ここで言う初期消火とは道路上の消火栓を使った住民による初期消火です。
4丁目は上永谷消防出張所が近くにあるから消火は消防に任せればいいという考えがありますが、区内で火災が多発した場合はやはり住民が消火あるいは延焼防止に立ち上がらなければなりません。
そこで2010年度自治会は初期消火箱を町の要所々々に設置し、住民が初期消火活動できるようにすることを決定しました。
2010年度にまず1基、2011年度に3基設置しました。
今年度(2012年度)はさらに3基設置すべく、防犯防災部が作業を進め、10月下旬か11月上旬には設置完了の予定です。
全部で7基になり、これで初期消火箱設置は一段落します。
一方、住民が初期消火に慣れないことには初期消火箱は宝の持ち腐れです。
そこで2010年度自治会は自治会下部組織としてボランティアからなる西洗火消しの会を編制しました。
この会の目的はまず会員が初期消火訓練を受け、次に住民に訓練を施すことです。
したがっていわゆる消防団とは違います。
初期消火は一人でやるのではなく、近所の人々が協力して行います。
使う消火栓は家の近くの消火栓です。
ホースなどの消火資機材を取りに行く初期消火箱は家の近くにあるものです。
つまり初期消火は近所の人々が協力してチームワークで行います。
したがって初期消火訓練はたとえば年に1回自治会の防災訓練の日に行えばいいというものではありません。
そこで西洗火消しの会は自治会の28班を3グループに分け、各グループ毎月1班、班別に初期消火訓練を行っています。
訓練を行う場所は班のどこかにある消火栓の近くです。
初期消火箱は近くのものを利用します。
ホースの延長接続などの作業はチームワークでやります。
訓練を継続する理由は、住民が体で初期消火に慣れないことにはいざというとき体が動かないからです。
普段一緒に作業をすることがない班の人々、つまり近所の人々がチームワークを組んで初期消火を行うことはまさに近所の助け合いではないでしょうか。
毎月班別初期消火訓練に参加し、住民を指導している西洗火消しの会会員はOBが多いのですが、1/3は現役の若い人達です。
学ぶより教える方が訓練になります。
より多くの人々が西洗火消しの会会員になるといいと思います。
自治会員は全員家庭防災員になること、できるだけ多くの人が防災ボランティアになって防災資機材の取扱訓練を受け、住民指導員になることを自治会の目標にするといいと思います。
自治会がこの目標を忘れなければ今後も西洗自治会の防災活動は活気あるものであり続けるでしょう。
町の防災力は町の人々の総合力です。
町の誰かが防災知識があればいいというものではありません。
ここで言う初期消火とは道路上の消火栓を使った住民による初期消火です。
4丁目は上永谷消防出張所が近くにあるから消火は消防に任せればいいという考えがありますが、区内で火災が多発した場合はやはり住民が消火あるいは延焼防止に立ち上がらなければなりません。
そこで2010年度自治会は初期消火箱を町の要所々々に設置し、住民が初期消火活動できるようにすることを決定しました。
2010年度にまず1基、2011年度に3基設置しました。
今年度(2012年度)はさらに3基設置すべく、防犯防災部が作業を進め、10月下旬か11月上旬には設置完了の予定です。
全部で7基になり、これで初期消火箱設置は一段落します。
一方、住民が初期消火に慣れないことには初期消火箱は宝の持ち腐れです。
そこで2010年度自治会は自治会下部組織としてボランティアからなる西洗火消しの会を編制しました。
この会の目的はまず会員が初期消火訓練を受け、次に住民に訓練を施すことです。
したがっていわゆる消防団とは違います。
初期消火は一人でやるのではなく、近所の人々が協力して行います。
使う消火栓は家の近くの消火栓です。
ホースなどの消火資機材を取りに行く初期消火箱は家の近くにあるものです。
つまり初期消火は近所の人々が協力してチームワークで行います。
したがって初期消火訓練はたとえば年に1回自治会の防災訓練の日に行えばいいというものではありません。
そこで西洗火消しの会は自治会の28班を3グループに分け、各グループ毎月1班、班別に初期消火訓練を行っています。
訓練を行う場所は班のどこかにある消火栓の近くです。
初期消火箱は近くのものを利用します。
ホースの延長接続などの作業はチームワークでやります。
訓練を継続する理由は、住民が体で初期消火に慣れないことにはいざというとき体が動かないからです。
普段一緒に作業をすることがない班の人々、つまり近所の人々がチームワークを組んで初期消火を行うことはまさに近所の助け合いではないでしょうか。
毎月班別初期消火訓練に参加し、住民を指導している西洗火消しの会会員はOBが多いのですが、1/3は現役の若い人達です。
学ぶより教える方が訓練になります。
より多くの人々が西洗火消しの会会員になるといいと思います。
自治会員は全員家庭防災員になること、できるだけ多くの人が防災ボランティアになって防災資機材の取扱訓練を受け、住民指導員になることを自治会の目標にするといいと思います。
自治会がこの目標を忘れなければ今後も西洗自治会の防災活動は活気あるものであり続けるでしょう。
町の防災力は町の人々の総合力です。
町の誰かが防災知識があればいいというものではありません。