世帯の状態は現状のままということはありません。班長業務ができない状態は世帯にとっていい状態ではありません。通常、どんな世帯でも状態改善努力をします。したがって状態は変わります。次の班長職がめぐってくる十数年後、世帯が班長業務ができない状態のままという確率はあります。しかし、変わる確率もあります。つまり班長業務免除会員という資格はない方が健全です。
このような資格があると、状態が改善してもその資格を保持する世帯がでるものです。現に、班長業務ができない状態が改善して今は問題がないのに資格が残って今後も免除という世帯があります。
西洗自治会の会員制度は変なことになってしまったと思います。
班長業務免除会員を決めるのは班だそうです。したがって各班が班長業務免除会員を出さなければ実質この会員制度は無効です。班は、自治会に班長業務免除会員を登録するような硬直的行動は避けた方がいいと思います。
班会議に自分の世帯の窮状を詳細に書状にしたためて提出し、班員の耳目にさらし、免除を懇願した人がいます。こんなことを苦しい世帯の人にさせてはいけません。
班会議に1/2以上の世帯が出席した班はいくつあるでしょうか。少数出席の班会議に班長業務免除会員決定権はあるでしょうか。
自分の班でどの世帯が班長業務免除会員か知っている班員はいるでしょうか。
人間性豊かな、助け合いを重んじる、温かい自治会、あるいは班ではこのような会員制度は実行されないと思います。班長業務ができない事情がある世帯については自治会費を払っていただけるだけでもありがたいことだと思います。自治会サービスを享受できない世帯が多いと思います。協力金をいただく必要はないと思います。この問題は各班で人間的に処理することが望ましいと思います。