古巣(昔の職場があった町)は、銀行合併が盛んな頃は、銀座通り沿いは合併後の同じ銀行が並んで建っているような異様な街並みでしたが、今は合理化が進んで、銀行の数が少なくなりました。日本橋方面はビルの高層化が顕著ですが、神田方面はそれほどでもありません。別世界に来たという感じではありませんでした。訪問先のビルは行き慣れた足が自然に動いて迷わず行くことができました。
しかし行き慣れた、とりの照り焼き丼の店など、ちょっと裏通りにあった、安くておいしい店はなく、古巣で昼食は諦めました。
東京に長居は無用とすぐ戸塚に帰り、戸塚アピタに、数年前、店を出した日高屋という中華料理店に初めて入って昼食をとりました。横浜元町・中華街の玄関駅の一つ石川町駅付近に日高屋という中華料理店があって、中華風の店名ではないのですが、料理の種類が豊富、ボリュームがあり、安くておいしいので近くに行くとここでよく食事をとりました。
この思い出があるので戸塚アピタの日高屋も、チェーン店で、種類は豊富、安くておいしいのではないかと思って入ったのですが、安いことは安いのですが、料理の種類は多くありませんでした。まずは定番の餃子を頼みましたが、餃子の数は多いがちょっと小さく、中はかさかさしていて具がいっぱいという感じではありませんでした。まずいとは思いませんでしたが、石川町駅付近の日高屋とは違うと思いました。安いからでしょう、店はお客さんでいっぱいでした。
わが町、日限山4丁目に帰ると、その閑静にほっとします。バス停港南プラザから散歩気分で町中をゆっくりと歩いて家に帰りましたが、途中、多くの家にサルスベリが植わっており、紫、赤紫、白の花をいっぱいつけていたので一本々々鑑賞しながら帰りました。
サルスベリは日限山4丁目の町の木にしてもいい名木ですね。