娘がいらないと言って捨てたプラスチック製のごみ箱を長年使ってきたが、ポリプロピレン製のようで、経年劣化が激しく、上の縁(へり)がひび割れて、修理が限界になりました。写真のように縁にそってガムテープをはって割れの増加を防いできましたが、今では縁の表面が粉化しています。
昨日は初夏のような気持ちのいい日になったので、掃き出しの窓の外側に置いてある縁台を工作台にして、厚さ5mmの合板の廃材を切って、いつものように超簡単制作法で写真のごみ箱を作りました。
100円ショップで売っている木工ボンドは非常に接着強度が大きく、薄い合板を接着して組み上げるのにも十分です。ねじ釘で補強する必要はありません。複雑な木組み構造にして接着する必要もありません。
一気に部材を組み上げる道具がないので、まずは底板と側面の板1枚を接着し、ある程度接着剤が乾いて接着強度が出たら、次の部材を接着するという手順を踏んだので完成に半日以上かかってしまいました。
時間をコストに入れると高いものになりますが、暇老人の工作です。無塗装で使えば実質制作コストゼロです。しかも耐久性は抜群です。乾燥状態で使えば、一生使えるでしょう。手垢で汚れたと思ったらペーパーをかけると木肌の味わいが復元します。