2019年ひぎり連合自治会は「ひぎり郷土誌」(日限山50年の歩み)という125ページの本を発行しました。2014年から編纂に着手したので実に5年以上の歳月をかけ、情報・資料収集に取り組んだことになります。
京急が日限山地区の開発(大規模宅地造成)に着手したのは1959年頃だそうです。日限山(1)、(2)、南舞岡(1)の一部が分譲開始されたのは1969年でした。日限山(3)と(4)は1972年でした。
専門の町の歴史家がいない中でよく編纂したものだと感心します。収集した原稿、資料、写真等はひぎり連合自治会編「ひぎり郷土誌」(日限山50年の歩み)という光ディスクに収納され、本とともに各戸配布されました。貴重な本と光ディスクです。
今後50年のことですが、町の歴史研究会(ボランティア組織)を立ち上げるといいですね。ひぎり連合自治会の下部機構とし、ちゃんと予算を組んで、永続的に運用するといいと思います。
西洗自治会日限山いぶき会には「古代史研究会」という組織があります。日本の古代史を勉強しています。歴史が好きな方は結構多いのではないでしょうか。情報収集の範囲を日限山およびその周辺とします。遠い所・組織などでも日限山に関係が深い場合は収集の対象とします。
日限山の各自治会長は、町の歴史を知ることができ、自治会運営が非常にやりやすくなると思います。過去の失敗を繰り返すような無意味な施策は避けることができます。改善改革を考えやすくなります。町づくりが元気になるでしょう。発展する町、人材を育む町にすることができるでしょう。明かるくて美しい町、老若男女協働の町、人の和が重んじられる町になるでしょう。
町の歴史を知って町の未来を予測し、町の具体策を講じる。これが重要です。町を知らない自治会長は自分の思い込みで頓珍漢なことをやりやすいものです。
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