記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

夢の国

2010年01月31日 00時14分37秒 | Weblog
イクスピアリへTさんと来た。
今日は新年会の予定だったが三人も都合が悪くなってしまい発起人の私とTさんで映画を見に行くことにした。
待ち合わせた後直ぐに映画のチケットを買いに向かった。歩きながらTさんは「夢の国ですね~」と感激の声をもらした
今までコトバにしたことはなかったけれど、確かにここは夢の国なのだだからまた来たくなる。

映画は中山美穂さん主演、夫である辻仁成さんが原作の作品、~サヨナライツカ~。

中山美穂さんが思いもよらず、魔性の女役だったことにビックリした。こういうストーリーだったの?
映画の色合いがかつて見たラマンに似ていた。懐かしさを感じさせるセピア色にさらに黄味を帯びた色。アジアの空気特有なのかもしれない。
恋人役の西島秀俊さんの上司役に加藤雅也さんが出演している事を知らなかったので感激
ただ、25年後の姿がベートーベンみたいな頭になっていて、Tさんと同時に吹き出してしまった
これはあまりにも強烈だった。ギャグかとさえ思った
後半はこの過ぎ去った年月を表現する為に中山美穂さんも西島秀俊さんも特殊メイクをされていた。手の甲のシミまで御丁寧についていた。ラブストーリーを見ていたはずだったが、老いを感じさせる映画に変わったような気がした
ここは夢の国だと思っていたのに急に現実の世界に呼び戻された。20代のころには考えもしない恐怖だ。
残念だったのは、2シーンほどだったろうか。映像の見せかたで目がくらくらするのがあった。まともにみていたら気持ちが悪くなりそうなので、目をつぶってしまった。例えていうなら、遊園地のコーヒーカップ。なんでこんな撮りかたをしたのだろうか。発想はいいかもしれないけど、実際に撮り終わって確認したとき誰も変更の意見はなかったのだろうか。せっかくの感動的なシーンの一つだったと思うが、まともに見ることは出来なかった

全体的な感想は、微妙の一言です。いろんな面において、細部が行き届いていないと思うから。
でもたまには外で映画もいいですね。
来月は主人公に一目惚れ~ラブリーボーン~です!


fine ART photographer Masumi
コメント
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