市場でお買い物が終わると、あるお店に直行
大乃家食堂さんで、海鮮丼が待っているのだ。
ウキウキでお店のドアを引くと、中にいるお客さんたちが、一斉にわたしを見つめた
見慣れぬ顔、しかも築地市場ならまだしも、船橋市場の食堂に黒のベレー帽被ったおひとりさまが来たのが不自然だったのかもしれない
が、直ぐに何もなかったようにお店のおばちゃんと話しはじめた。
この店、広くはないけど、家族5人みんなで厨房で各自担当をこなしている。
私の海鮮丼の盛りつけをしたのが、このおばちゃん。背中も曲がったまんま。おそらく80歳後半だと思う。カウンターのまえにあるショーケースのバットからカットされたタコやサーモン、マグロを掴む手が少しふるえている。でも運ばれた海鮮丼は見事な盛りつけ。
お客さんはみな常連さんみたいだ。会話を聞いてると家族ぐるみの付き合いみたい。隣のおじさんも後ろのテーブルのおじさんも朝からビール飲んでる
カウンター前にあるガラスの棚には肉団子や魚の煮付けなどが入ってる。焼いた赤いソーセージと肉団子二つ頼むおじさん
私も頼んでみたかったな
話題と言ったら、だれだれは元気か?がほとんど。でもその答えは、多くが亡くなったというもの。
「なんで俺みたいなのが生きてて、いい奴がみんな逝っちゃうんだろうなぁ。俺が行けばいいのに。ほんと、悪い奴がいつまでも生き残るんだよなぁ。」
半分笑いながらしゃべっていたけど、なんかちょっと寂しいね。
おじさんは立ちあがって奥に筒になってたくさん立てかけてあるカレンダーを1本手に取り、「これもらってくよ!」と言った。
「ああ、もうひとつ持ってってよ!」とおばちゃんが答えると、「2つはいらねぇんだよ!」とおじさん。思わず笑いをこらえた
こんな朝ご飯も悪くない
会話に加わりたいわけじゃなくて、お客さんと話すお店の人たちの人柄を知ることが楽しいのだ。
本日のお買いもの!!
大乃家食堂さんで、海鮮丼が待っているのだ。
ウキウキでお店のドアを引くと、中にいるお客さんたちが、一斉にわたしを見つめた
見慣れぬ顔、しかも築地市場ならまだしも、船橋市場の食堂に黒のベレー帽被ったおひとりさまが来たのが不自然だったのかもしれない
が、直ぐに何もなかったようにお店のおばちゃんと話しはじめた。
この店、広くはないけど、家族5人みんなで厨房で各自担当をこなしている。
私の海鮮丼の盛りつけをしたのが、このおばちゃん。背中も曲がったまんま。おそらく80歳後半だと思う。カウンターのまえにあるショーケースのバットからカットされたタコやサーモン、マグロを掴む手が少しふるえている。でも運ばれた海鮮丼は見事な盛りつけ。
お客さんはみな常連さんみたいだ。会話を聞いてると家族ぐるみの付き合いみたい。隣のおじさんも後ろのテーブルのおじさんも朝からビール飲んでる
カウンター前にあるガラスの棚には肉団子や魚の煮付けなどが入ってる。焼いた赤いソーセージと肉団子二つ頼むおじさん
私も頼んでみたかったな
話題と言ったら、だれだれは元気か?がほとんど。でもその答えは、多くが亡くなったというもの。
「なんで俺みたいなのが生きてて、いい奴がみんな逝っちゃうんだろうなぁ。俺が行けばいいのに。ほんと、悪い奴がいつまでも生き残るんだよなぁ。」
半分笑いながらしゃべっていたけど、なんかちょっと寂しいね。
おじさんは立ちあがって奥に筒になってたくさん立てかけてあるカレンダーを1本手に取り、「これもらってくよ!」と言った。
「ああ、もうひとつ持ってってよ!」とおばちゃんが答えると、「2つはいらねぇんだよ!」とおじさん。思わず笑いをこらえた
こんな朝ご飯も悪くない
会話に加わりたいわけじゃなくて、お客さんと話すお店の人たちの人柄を知ることが楽しいのだ。
本日のお買いもの!!