7月の個展で写真を買って頂いたのが友人だったので、今その写真がどうしているかを尋ねてみた


いまは、サイドボードの上に立てかけているとのこと。
近い将来家を建て替える予定があるそうで、驚いたことにすでに写真の居場所が決まっていると言う

壁にフックをねじ込むのではなく、ギャラリーみたいにピクチャーレールを設置して2枚並列に吊るしたいと友人は楽しそうに語った

感激してしまった


私だってできることなら自宅にピクチャーレールを設置して、自分の作品を大きく引き延ばして吊るしたい

いつでも写真を撮った時の自分に戻れるから


写真を見て思い出すことって多いでしょう

作品として額に納めて納品した写真や、作品のポストカードなども全て私の分身なのだ


たどり着いた新たな場所で、みんなが幸せにしているかは産みの親?としては気になるところ

我が子のようなものだからね!
ポストカードを額に入れて戴いてお店に飾ってくれていると言う話を聴いたり、好きだと言っていた写真をプレゼントに送ったら、その写真に合う額を手に入れてお部屋に飾っていると報告してくれたり


自分で作ったもの、産み出したものがその後どのように過ごしているか、それを知ることは、新たな作品を産む原動力へと繋がるのだ

これは「ものづくり」をしているひと、みんなに当てはまるね
