記憶の彼方へ

カラーとモノクロの写真と一緒に 日頃のなにげないエピソードやホッとするコトバを♪

内職

2021年09月05日 10時25分16秒 | モノつくり

 

 

ハギレを使ったアクセサリーを作っていたら、ふと遠い昔の光景を思い出した

 

子どもの頃、友達の家に遊びに行くと、5、6個の大きなビニール袋に、カラフルな小さなパーツが沢山入っていた。

中身はお菓子のおまけのパーツだと教えてくれた

よく見ると、ピンク色をしたミニチュアのドレッサーだったり、おままごとの道具だったり。女の子用のおまけだった

今もおまけ付きお菓子はあるなかな

 

 

この時初めて知った「内職」と言うことば。6歳の時だ。

昭和高度成長期(昭和3047年ごろ)には、内職をする人が200万人を超えたそう

 

友達のお母さんの話から、内職は徹夜で数をこなし、生活費を得る仕事と言う、なんとなく暗いイメージのことばだった。

 

ただ、コロナ禍の今こそ、内職は必要とされる仕事なのかもしれない

 

試しに「内職」で、検索してみたら、あるわあるわ今もその言葉は健在していた

特にシール貼りはやってみたいと思った

 

 

30代半ば、パリに留学する数ヶ月前、派遣の仕事をしたことがある。

 

イタリアファッションブランドの検品作業や、フランス南仏のコスメブランドのラベル貼りや検品など。

 

検品作業は、キズやほつれ、不純物の混入などを見つけること。

ラベル貼りは、海外製品だから日本語の製品情報内容のラベルを、決められた場所に真っ直ぐに貼ること。

決められた時間内に行うスリルもあって、意外と楽しいアルバイトだった

 

こういった仕事も、工場などに出社困難な今は、内職としての需要が高まってくる

 

6歳の頃の、暗いイメージが払拭され、いまは明るい言葉に生まれ変わったことを知った

コメント
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