あ、タイトルみて、耳フェチか何かと不気味に思ったかもしれないけれど、全く意味がちがいます
パンの耳や、のり巻きや卵焼きのはしっこのこと
子供の頃は、母親がサンドイッチやのり巻きを作っているときにもらえる、ちょっとしたごほうびみたいなイメージだった
本体のサンドイッチやのり巻きよりも、味が濃かったり、はみ出た具が多かったりで、端っこの虜だったのだ
最近気づいたこと
食べ物に限らず、生地においても耳好きだと自覚した
生地における耳とは、両端の2cm前後の部分のことで、たいていは小さな穴がぽつぽつ空いているところを示します。この穴、耳の穴と言うそう
生地によっては、ここにメーカー名や色見本であるカラーチャートが印刷されていることもある。
ハギレはある程度のサイズがあるものは捨てずにとっておいているが、この耳は必ず捨てずにハギレ入れに入っていることがわかった。
硬くて丈夫だし、何かに使えるんじゃないか?とか、印刷がユニークだからとっておこうとか。
以前雑誌でみたストレートのロングコートの前端に、生地の耳をあえて魅せるデザインをみて、このデザイナーさんも耳好きなんだなぁ!!と思ったことがあった
今回、赤のトワル ド ジュイのルームシューズを作った時の余りで、ランチョンマットとテーブルクロスを作った。
テーブルクロスと言っても、一般的なテーブルを覆うまでの大きさは余っていなかったので、テーブルランナーみたいなもの。
ランチョンマットの裏生地に使用した赤のブロードの耳がハギレ入れに入っているのを、たまたま発見したので、利用することにした
できることならランナーの両サイドにラインとして入れたかったが、足りないので片側だけにした。
ラインが入ることでぐっと引き締まる
来月のイベントでディスプレイに使用します!!ご来場の際は、ぜひ見つけてください
イベントの詳細はこの次のブログで書きます!!


中表に合わせて縫いとめたらロックミシンで端の処理をします

トワル ド ジュイのお耳さんたち

赤のランチョンマット、初めて作りました。
クリスマスのテーブルセッティングに使いたくなります。

在庫を切らしていた赤と黒のルームシューズ、出来上がりました

