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子供の頃から高校生くらいまで好きだった洋服の柄の一つにチェックがある。
プリーツスカートやジャンパースカート、ブラウスなどに使われていて、まわるとふんわり広がるプリーツスカートがいちばん好きだった
このプリーツスカートに、白のチルデンニットベストを合わせたアイビールックが特に気に入っていた
最近、お店でもこのチェックのスカートが目に留まる様になり、懐かしくて手作りしようと思いたった
ただ、この柄のウールの生地を地元で見つけられず諦めていたところ、年明けのセールで50%offのフレアスカートに出逢ってしまった
残っていた色違いは白と黒のチェックだけだが、色はこの組み合わせがいちばん好き
チェックとは言え、正式名称があるに違いない。
ちょうど翌日はソーイングレッスンの日。買ったばかりだが、早速着て行き、先生に聞くつもりだった
教室に入ると、生徒さん同士で新年の挨拶を交わしたり、完成したお洋服のお披露目などで一気ににぎわう
途中Sさんが私のスカートを見て「これ、私の好きな柄もう、どストライク
」
と言った後に、なんとかウォッチと聞こえた。
時計のような名前の名称に驚いた
特にこの色の組み合わせのチェックを「ブラックウォッチ」と言うのだそう。
帰宅後早速調べてみた
そうそう、私が知っていたのは「タータンチェック」という総称
でも代表的なタータンチェック柄には、それぞれ由緒ある名称がさらに存在したのだった
こうなると、とことん知りたくなるのが私の性格
図書館で二冊借りてきました。
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その中のブラックウォッチについて紹介。
訳して「黒い見張り番」。そもそもの名前の由来が気になる。
元々は、スコットランドの高地地方で活躍した軍隊(ハイランド歩兵連隊)が着ていた衣裳がこの青・黒・緑のタータンだった。
出身地の警備と反政府派の取り締まりを行なっていたので、「黒い見張り番」と呼ばれていたそうだ。
そういえば、伊勢丹のショップバッグもタータンチェックでしたね。
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詳しく書かれたサイトを見つけたのでこちらをご覧ください。
探せば家に一つくらいはあるんじゃないかな。
興味を持ってちょっと調べると、いろんなところに派生して繋がって行くのがほんと楽しい。
自社ブランドのメイン素材であるトワル ド ジュイも、フランスの伝統的なテキスタイル。
マリーアントワネットの時代から現代、そして未来へと受け継がれ続けるものだが、このブラックウォッチも同様に永遠に愛されるテキスタイル、「タータン」なのだ。
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毎年、年初めのソーイングレッスンで、M先生手作りのプレゼントがあるんです
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写真はありませんが、フエルトでできた小さなショートケーキに刺さってました
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材料はダイソーの樹脂粘土。このカタチ、とってもつまみやすいんですよ
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私と同じように興味持たれた方、参考にどうぞ!!