会場にいた人、Tohoシネマや阪急デパートの従業員も一階に避難した。
マリオンの一階で立ちすくむ人々の中に染まる。
太い柱に寄りかかっていると、また揺れるのがわかって怖いけど解らないほうがもっと怖い。
陽のあたる時計のわきにある植木のところに腰を下ろした。植え込みを見るとフランク永井さんの「有楽町で逢いましょう」の歌詞が書かれた石があった。
こんなことでもなければみつけられなかっただろう。
16時になる少し前にレトロな音が流れてカラクリ時計が動き始めた。TOHOの従業員さんたちも思わず爆笑。私も緊張の糸が解れた。
隣に座った70過ぎ位のお母さんは、それを見て、「もうお腹いっぱいだよ~」と横にいた息子にもらした。何も本気でお腹がいっぱいなわけではない。この地震騒ぎで懲り懲りと言ってるのだ。
電車は止まってるし、動きようがない。
しばらくボーッとした後、陽が陰ってきて寒くなってきたので歩き出した。
しかしこういうときに限って誰も返信なし。心配は募るばかり。
携帯から電話をかけても全く通じない。
メールも自分で新着メールの受信確認しないと受け取れない状況だった
仕方なく長蛇の列に並び公衆電話から実家にかけた。
メールは見ていなかった。勘弁してほしい
親なんてこんなものだ。いざという時に使わないのだ。がらくたでしかない。
受話器の向こうの母は、被害状況を語り出した。洋間にあるガラスの飾り戸棚が粉々になったこと、石像が倒れたこと、黙っていたら延々話しそうだから「みんな、人間は大丈夫なの?」と話を遮った。
無事らしい。ひとまず安心ということで後ろに待っている方もいることだし早々に電話を切った。
充電が切れそうだからコンビニで携帯充電器を探したら既に売り切れ
いろいろさ迷った挙げ句東京駅に落ち着いた。
各地の被害状況を映した大型テレビを見ながら改めて地震の大きさを知った。
ただいま22時23分。
東京駅構内の階段で座ってる。かれこれ2時間はたったろうか。
今夜はホームレス気分に浸りますよ
マリオンの時計
東京駅構内の階段で座ってます。
寒さをしのぐのにうってつけ!
シンポジウムでもらった朝日新聞です
マリオンの一階で立ちすくむ人々の中に染まる。
太い柱に寄りかかっていると、また揺れるのがわかって怖いけど解らないほうがもっと怖い。
陽のあたる時計のわきにある植木のところに腰を下ろした。植え込みを見るとフランク永井さんの「有楽町で逢いましょう」の歌詞が書かれた石があった。
こんなことでもなければみつけられなかっただろう。
16時になる少し前にレトロな音が流れてカラクリ時計が動き始めた。TOHOの従業員さんたちも思わず爆笑。私も緊張の糸が解れた。
隣に座った70過ぎ位のお母さんは、それを見て、「もうお腹いっぱいだよ~」と横にいた息子にもらした。何も本気でお腹がいっぱいなわけではない。この地震騒ぎで懲り懲りと言ってるのだ。
電車は止まってるし、動きようがない。
しばらくボーッとした後、陽が陰ってきて寒くなってきたので歩き出した。
しかしこういうときに限って誰も返信なし。心配は募るばかり。
携帯から電話をかけても全く通じない。
メールも自分で新着メールの受信確認しないと受け取れない状況だった
仕方なく長蛇の列に並び公衆電話から実家にかけた。
メールは見ていなかった。勘弁してほしい
親なんてこんなものだ。いざという時に使わないのだ。がらくたでしかない。
受話器の向こうの母は、被害状況を語り出した。洋間にあるガラスの飾り戸棚が粉々になったこと、石像が倒れたこと、黙っていたら延々話しそうだから「みんな、人間は大丈夫なの?」と話を遮った。
無事らしい。ひとまず安心ということで後ろに待っている方もいることだし早々に電話を切った。
充電が切れそうだからコンビニで携帯充電器を探したら既に売り切れ
いろいろさ迷った挙げ句東京駅に落ち着いた。
各地の被害状況を映した大型テレビを見ながら改めて地震の大きさを知った。
ただいま22時23分。
東京駅構内の階段で座ってる。かれこれ2時間はたったろうか。
今夜はホームレス気分に浸りますよ
マリオンの時計
東京駅構内の階段で座ってます。
寒さをしのぐのにうってつけ!
シンポジウムでもらった朝日新聞です