まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

横浜 山手イタリア山庭園

2023-01-10 09:04:06 | 建築物

JR根岸線石川町駅を降りて急な坂道をえっちらおっちら上ればすぐの山手イタリア山庭園。
訪れるのは年に1回くらいかしら。元気なころはここから数々の洋館見ながら港の見える丘
公園までの散策を楽しんだけれど・・・

明治13(1880)年から明治19(1886)年まで、イタリア領事館がおかれたことから
「イタリア山」と呼ばれている。イタリアで多く見られる庭園様式を模し、水や花壇を
幾何学的に配したデザインの公園で、整形花壇では四季折々の花、植栽を見ることができる。(HPより)

フランス瓦の屋根の「ブラフ18番館」は平成5(1993)年に、
とんがり屋根の「外交官の家」は平成9(1997)年に、移築復元されたそうな。

イタリアか。50代のころ旅行したことが思い出される。(遠い眼)
思い出を書き出せばキリがないから、横浜友と3人で行ったときのことをね。
今でもの語り草、鉄板ネタだから何度か書いていると思うけれど。

ローマのホテル、ベッドの上でその日の収支決算、割り勘したのに「私が損している」と
騒いだの、どうしても変だって。ふたりは呆れて何回かやり直し「合ってるでしょ」って。
それでも損しているって頑張った私、どうかしてたわね。
自由行動は、電車に乗ってルッカからピサに行こうと計画。
チケット売り場で、テーブルの上を指でとんとんと指していき「ルッカ!」通じたわね。
大笑い。3人してルッカ見学してピサ行の電車も無事に乗って、終着駅ピサで降りた。
えーっ!!!娘と来た時のピサの駅と景色が違う。
ここはどこ?いったいどこに着いたのかしらって、真っ青になったわ。
通りかかった太ったおじさんに訊いた。身体を斜めにして
「ピサ⁈」 通じた、通じたわよ。

ホームの端っこに連れて行ってくれて、そこから出て指さす方向にピサの斜塔が。
いやあほっとしたわ、安堵したわ。携帯もない時代、迷子になったらどうするつもり
だったのかしら。友二人もよくぞついてきてくれたわ。珍道中の連続だったね。
あの頃われらは若かった。思い出すと冷や汗が出る。

で、石川町の山手イタリア山庭園。


「ブラフ18番館」

 

 

 

 

 

 


「外交官の家」

 

 

 


「外交官の家」花壇側から見るのとまったく違う

若くない今は、ちょこっと庭園内を回るだけで疲れる。

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庭が見たい 京都「無鄰菴」思い出

2023-01-06 08:33:09 | 建築物

日の暮れは遅くなったなあと実感するが、夜明けはまだまだ遅いなあと。
6時ちょい前、月が沈んで太陽もまだ上ってこないとほんとに暗い。
明るくなり始めると早いのにね。

近所の家がリフォームを始めている。
8時過ぎには工事の音がし始める。これが身勝手なものなの。
電動ノコでキーンと木を切っている音が続くと、ちょいうるさいなあと感じるのに、
トンカチでくぎを打っている音は、おっなかなかいいなあ、なんて、
心地よく聞こえるから
不思議。外壁も壊してのリフォームだからずいぶん本格的だ。
どんな家になるのだろう。

このところ日本庭園がいいなあって、愛でたいなあって。
12月初めに山縣有朋の別荘「無鄰菴」のお庭を見ていっそう火がついた。そう、見たい。
「借景に東山」「水の流れと音」「苔と芝」が織りなす四季折々のお庭。
山縣さん、朝に晩に見て散歩して愛でたんだろうな。そこだけはなりたや山縣さんに。

以前紹介した写真とはまた違う写真をアップして思い出に耽ります。
なかなか日本庭園を愛でることができなそうなので。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

借景の東山 水の流れ 芝と苔

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国際子ども図書館・黄金色に輝くユリノキ

2022-11-14 08:54:55 | 建築物

どうせ上野まで行くなら展覧会のほかに1か所くらい訪れてみようとなって。
東京国立博物館に行く道からちょっと先の「国際子ども図書館」はどうだということで。
カフェで軽いランチを食べることにして。

「国際子ども図書館」正式名称は「国立国会図書館 国際子ども図書館」
なかなかにいかめしい名称だ。

国際子ども図書館には、「レンガ棟」と平成27年に竣工した「アーチ棟」の2つの建物があります。これらの名称は、アーチ棟の竣工時に名づけられました。
レンガ棟は、明治39年に帝国図書館として建てられ、昭和4年に増築され、国際子ども図書館の開館に際して、その建物の原形保存に努めながら、児童書の専門図書館としての機能を果たすための改修を行い、平成14年5月に全面開館しました。

との説明。レンガ棟の改修には建築家・安藤忠雄氏の参画があったとのこと。
エントランスのガラスボックスなんかがそうなのね。
で、明治、昭和、平成と改修が行われた古い歴史がある建築物の内部見学。


芸大への道 先の信号を渡る


右 黒田記念館を見て 手前へ歩くと


レンガ棟一階部分

 


大階段


三階部分


講堂

残念ながら各部屋は撮影禁止 カフェお食事も止めて。

前に書いた方がよかったのかもしれないけれど、子ども図書館とは全く関係なくトーハク
本館前の堂々たるユリノキが見事に黄金色に輝いて出迎えてくれた。
こちらは樹齢140年、明治8~9年頃に渡来した30粒の種から育った1本を、明治14年にこの場所に植えたものだそうだ。
うーん、ユリノキの方がちょいと古いわね。それにしてもお見事、迫力がある。

庭園を回ってきてからの方向から

 

実りの秋。この日だけは身も心も実りの秋になったみたい。

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こんなところにゲルニカ

2022-10-24 08:50:37 | 建築物

もう20日近くも前になる話。
佐渡からの帰りのこと。上越新幹線とき10時43分東京駅着、早い速い。
空はどんより曇って今にも雨が落ちそう、おまけに疲れている。ランチはどうしようか。
食い意地が張っている私がもう考えることもなく、地下を通って丸の内オアゾへ。

 



今思い出そうとしてもオアゾのどのレストランに入ったのか分からないの。気持ちが悪い。
しかたなくオアゾレストラン検索して。
そうだったわ、つばめグリルだったんだ、ハンバーグを食べたんだと思い出す始末。
もうどうにもならないわね。でもひと息ついてお腹に物を入れたら少し元気になって。
それでもどこにも寄る気にならなくて、いいや早いけど帰ろうと一階へ。

 

あれ?って目をやれば、上の写真出入口右横にピカソの『ゲルニカ』
こんなところにゲルニカがあったなんて。オアゾには何回か来ているのに初めて、だなんて。
いつも東御苑への通路として通っていて、壁画は後ろになるから目もくれなかったんだわ。
広場の椅子に座ってしみじみと鑑賞。今の世に『ゲルニカ』


もっとうまく写真が撮れればよかったのに 後悔 悔しい でもこれで限界)

 

丸の内オアゾに「ゲルニカ」のレプリカ。 大塚オーミ陶業株式会社による陶板製レプリカ。
同社の技術によってピカソの有名な作品が忠実に再現されており、色彩や表面の質感も原画
通り再現されている。

だそうだ。

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本郷ふじやま公園 古民家の障子

2022-01-27 08:55:31 | 建築物

 昨夕

チュッパの誕生日が近い。
なにしろ母が亡くなった翌日に誕生というのだからなんと言っていいやら。
実家のお隣さんが「俺、それを聞いたときは震えたっちゃ」と。
私は、娘と一緒に孫誕生の準備をしたかったのにそれどころじゃななかった日々だったわ。

そのチュッパも8歳になる。
誕生日プレゼントは何がいいとラインしたら「なんえんくらいならいい?」だって。
笑っちゃうね。そんなこと聞くようになったんだ、そっか。
「私がほしいのは3000円」ふーん。その後なかなか返事が来ない。催促したら、
「ほしいのが3つあってなかなか決められない」ですって。続けて「すみません」のスタンプ。
欲しいレゴが3つ、迷ってるチュッパ。かわいいもんだ。

本郷ふじやま公園の続き。
旧鍛冶ヶ谷村にあった小岩井家を移築。市の有形文化財に指定されている。
建築年代は1847年、175年前か。すごいね、昔の建物は、こうやってお手入れしながら
残って行くんだ。障子戸が美しくて見惚れる。


りっぱな長屋門


母屋


式台 身分の高い人の公式出入口 で一般の農家にはないとのこと

横の門から日本庭園へ



この日は外見だけ見て引き返した

土間への入り口 大戸の横に

ミツマタ

いいねえ、風情があるねえと思って拝見しているけれど、
その当時住んでた人は寒かったろうな、と現実的なことを考える。
子どもの頃、冬、田舎にある父の実家に泊まりに行くと震える寒さだったものね。

 

 

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横浜スタジアム ≪ハマスタ≫

2022-01-18 09:07:24 | 建築物

今朝の月、満月。
西側の窓がほの明るいから、開けてみると青白いまん丸な月が西の空に。
6時40分過ぎには沈んでいった。

「横浜スタジアム」通称ハマスタね。信号機にもハマスタの名称。
私、もう何十年も前から野球にはまったく興味がなくなってしまったの。
中学生から高校にかけては野球週刊誌を買うくらい夢中になったのにね。
それでも30代くらいまではTV野球中継を見たりしていたのよ。
横浜スタジアムにも家族で見に行ったこともあったの。それが。
今じゃ見続けるのが面倒くさい、試合時間が長いのが我慢ならない、楽しめない。
相撲みたいに一瞬で勝負がつくのがいいわ、なんて困ったもんだ。

で、横浜スタジアム。
横浜公園内に建っているから、日本大通りへ行く時には必ずといっていい通り道。
しみじみ眺めるほどのことはしないけれど、地下鉄関内駅から地上に出てくると

この景色。いやでも目に入って照明塔を見る。
昨日はほんのこちら側だけだけれど、しみじみ眺めた。ってそれだけ。

通勤の人たちも足早に通り過ぎていく

チューリップの花壇 ひょっこり芽を出しているのもあった

水の広場から

冬の噴水はちょいと 寒々しい

彼我庭園からの眺め

おおー開いていたのよ グランド整備が始まるのかしら

やっぱり照明塔

おまけはHPからお借りしました。

 1929年(昭和4年)

 2020年(令和2年)

私が撮った場所は、左の高いスタンドから右の高いスタンドまで。
右のスタンド奥が彼我庭園。その上の道が日本大通り。
電光掲示板右が水の広場。

 

 

 

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散歩は電車で 石川町「イタリア山庭園」

2021-09-24 08:42:52 | 建築物

原チャリ卒業して8日。
やっぱり不便だなあと実感しているのよ。
買い物だけなら今までとそう違わないからそうでもない。
が、何といったって、思い立ってちょっと行こうという足がないのは、ね。
歩くのが苦じゃない人にとっては何でもないのだろうけれど、生来の怠け者にとっては
出かけるのが「よっこいしょ」になるわけ。そんじゃいいか、と引っ込むわけ。

横浜一般にそうだと思うけれど、道路は何しろ坂道だらけ。
わが家近辺は一歩出ればもう坂道。平らな道を探すのが苦労なくらいなの。
膝が悪い者にとってはこれが悩みの種。上ったり下ったりの繰り返しなのだから。
で、比較的歩きやすいところはどこかと、バス使って電車使って現地まで行って。
ぶらりとなるわけ。
20日敬老の日は石川町駅から急坂を上る「イタリア山庭園」
無料だからね、駅から一番近い施設だからね。
同じ坂道上るだけれど、これはいいの。見たい景色があるから。

まずはブラフ18番館から。散歩だから中には入らない。

ぶらぶらしながら隣接する外交官の家へと。
散歩だから歴史や由来はいいの、眺めてひたすら楽しむだけ。

外交官の家って不思議。
裏手は西洋建築そのもので見栄えがするのに表に回って見ると拍子抜けな外観。故に省略。

低く刈り込んだ四角いイタリア式庭園

外交官の家周りをぶらぶらして、再びブラフ18番館へ。

 

これで約5000歩。まあまあかな、いや私にしては上出来だわ。

 

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コラージュ写真から 室内

2021-08-18 08:51:21 | 建築物

ようやく青空を見た。何日ぶりかしら、いいわあほっとするわ。
蒸し蒸しとしていささか気持ち悪いけれど。
洗濯物も外干しできて。風が強いから踊っている。でもいいの。

このところ朝寝昼寝夜寝の日々だったせいか(それでもトータル7時間はいかないな)
今朝は1時半頃に目が覚めてうつらうつら。ベッドから抜け出るまで長かったわ。
今日は原チャ用足しがあるから、いつもにも増して気を付けて運転せねば、ね。

そんなわけで、って在庫写真がすっからかんだからまたもやコラージュ写真の登場。
今回はいろいろな建物の室内写真。
今までのブログにアップしているけれど、並べるとまた違う印象が。なんて。

《横浜山手 外交官の家》  明治政府の外交官・内田定槌氏の邸宅
アメリカ人建築家J.M.ガーディナーの設計

《横浜山手 ベーリック・ホール》
イギリス人貿易商・B.R.ベリック氏の邸宅 アメリカ人建築家J.H.モーガンの設計

建築家 前川國男邸  「江戸東京たてもの園」内 ほんとこういう家に住みたい 憧れ

銀座シックス 蔦屋書店 こんな洒落た本屋があるのかと びっくりした記憶あり

同じく6階のレストラン 「真田」でひとりランチ

富良野 風のガーデン内 「グリーンハウス」
古希記念にと北海道ガーデン街道巡りで8つのガーデン訪問 今でも忘れられない思い出

そのひとつ「十勝ヒルズ」実に美味しかったわ 参加はおひとり様女性限定

やっぱりコラージュ写真が作りたい。たのしいもの。

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本郷ふじやま公園 《旧小岩井家》

2021-01-30 08:56:33 | 建築物

今朝もいい天気。大荒れの地域には申し訳なくなるくらい上等な冬晴れ。
昨日はバスに乗って15分くらいの本郷ふじやま公園探索しに行ってきた。
バスも電車も15分、出かけることには変わりないじゃないの、
との声が脳内のどこかから聞こえるが、そこはそれ、なんとなく
市をまたいでじゃなくて同じ市内ならいいんじゃないの、の理由なき根拠で。

私、目は極細だけれど動くものをとらえるのは早い。
12月横浜友と鎌倉山に行ったとき、車内からバス停脇の小さな看板「本郷ふじやま公園」
を見つけた。えっ?そんなところあるの、いつか行ってみよう、と。
そのいつかが昨日、もう行くところないからね。いちおう公式HPなんぞチェックしておいて。

今日は古民家ゾーンだけだな、と探索開始。

地図でいうと北側、出っ張ってる左側ね。

名主さんの長屋門や屋敷はそれはそれは立派で、ほほーと感心する。
ずずずいと。

今回はあくまでも「どんなところかな」の様子見だったから、ざっと回っただけ。
次回は中にあがらせていただこう。
いやあ、それにしても立派。名主さんの地位が分かろうというものよ。

 

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『一条恵観山荘』 花手水

2020-11-29 08:58:55 | 建築物

いやいや一条恵観山荘で長々引っ張ってきたけれど、
本日をもって終わりです。はい。

山荘のあちらこちらに花手水。
手水鉢に季節の花が凝縮されていて鮮やか、落ち着いた庭に色を添えている。

どの鉢がお好みかしら

そして

 

 

 

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