まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

インターネットテレビ 「バリータークご一同様」

2018-06-08 08:52:12 | TV

4月20日に書いた、舞台「バリーターク」奇跡のチケット入手観劇の記事に今も毎日来てくださる方たちがいる。
閲覧数でいうと常に4,5位くらいの人数の方たち。ありがたい。
きっと、激戦チケット争奪に敗れた方たちが多数いることだろうなと推測するの。
いくら公演数62回と多くても、200人規模の劇場で人気の草彅剛クンの舞台ですものね。
うなぎ上りの評判ですもの。
観劇できなかった人たちの落胆は察するにあまりあるというもの。私だってもう1回観たかった。

で、その「バリーターク」のご一行(草彅さん、松尾諭さん、白井晃さん、草彅くるみちゃん)が三軒茶屋ぶらりして、
お題に出されたお店を探し当てるという企画がインターネットテレビ「AbemaTV」で放映された。
ちなみに「AbemaTV」はいつでも無料でダウンロードできる。
ジャニーズ事務所を退所して(ホンと正解)稲垣さん香取君と立ち上げた「新しい地図」の7.2時間生放送
テレビの中でね(もちろんその部分は録画)。
AbemaTVで7日間無料配信してくれるから、私はパソコンで毎日見てたの。残り2日。

いやいや面白かった、楽しかったのなんの。
ほんとにいい関係だったのね、画面から自ずと伝わってくるのよ。
お三方はなかなかに上品でがつがつしていない。
お互いに丁寧な言葉で会話していて、聞いていて気持ちがいいわけ。

ツヨシクンは「とにかく稽古が大変だった」と愚痴る。
松尾さんは本番でも草彅さんを見ていると、けいこを思い出して泣きそうになるって。
それを聞いても白井さん穏やかな優しい笑みを浮かべているだけなのよ。
いやいや申し訳なさそうなそんな雰囲気もあったりして。いい人ね紳士ね。
観劇の時、私の右隣の席の人が白井さんにサイン求めていたけれど、私もお願いすればよかったかしら、
なんて今頃。

パンフレットで、ツヨシクンは松尾さんのことを、
「細かく話し合わなくても気持ちが伝わって来るし、距離感がとても心地いい」と言い、
松尾さんはツヨシクンのことを
「言葉でコミニュケーションを取らなくても草彅さんがやりたいことが自然に伝わって来るし、
こっちがやりたいことにも察してついてきてくれるんです」と言っている。
ふたりがどんなに息が合って芝居をしてたかということが、知れようというもの。
更に松尾さんは白井さんのことを、
「明確なビジョンを持ちながらも、柔軟に現場で対応してくださる方です」と評している。

1時間40分出ずっぱりの二人、二人のバランスが悪かったらこの舞台の成功はなかっただろう。
絶妙な配役。もう白井さんに感謝感謝です。そこに渋い舞台俳優小林勝也さんが加わる。
いやあ、これ以上ないキャスティング。と偉そうに断定するわ。

 (web拝借)

「バリーターク」も残すところ兵庫の3公演のみ。
ツヨシクンも松尾さんも終わると泣いちゃうと言ってたわ。
稽古の大変さを何度も言ってたからほんとそうなのでしょう。
毎日舞台を観ている白井さん、ロケ最後に二人との出会いに「感謝感激」だと。
だってツヨシクンには断られると思ってたいうんですものね。
出会いの持つ重み、逃しちゃいけないのね。お互いにね、私もね。

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SPドラマ『娘の結婚』『三屋清左衛門残日録 完結編』他 テレビ視聴

2018-01-19 12:34:13 | TV

夕食後の8時から9時にかけては、ホットカーペットの上で引っくり返ってだいたい爆睡状態。
テレビをリアルタイムで観終わることは奇跡。だからどうしても見たい番組は録画録画して。
今年に入ってから観た番組ね。

映画 『テルマエ・ロマエ』
公開された時評判だったでしょ、期待したのよ。
でもでもだめだわ、私。あんまり面白くない、笑えない。感度が鈍っているのね、きっと。
この手の映画は、映画館の大画面でみんなと笑いを共有した方がいいんでしょうね。

もうひとつ映画 『超高速!参勤交代 リターンズ』
前作もテレビで観ていて超面白かったからやってくれるかと期待したらあらま、なんとも腰抜け感、大。
前作の方がずっとわくわくしたわ。破天荒で突拍子もなくて突き抜けてて。
映画館行こうかなとその時は思ったけれど行かなくて正解。

と映画に関してはずいぶん辛口だったけれどスペシャルドラマは大当たり。

『娘の結婚』
ずいぶんベタな内容で、特に大きな出来事もなく結婚に至るまでをたんたんと描いているのだけれど。
いやあていねいなのよ、映像も脚本も何もかも、と偉そうでしょ。
ほんと美しいのさりげないの。
私、女優の波瑠さんて初めて見たけれど、自然な演技をするのね、どこもおおげさじゃないのね。
父親役の中井貴一さんとのやり取りがあまりにふつうで、
隣の部屋で父娘のやり取りをそうそうって聞いている感じがしたわ。
強いて言えば。
中井貴一さんが立派過ぎて(ごめん、あまり好みでない私の偏見です)父ひとりで育てたくたびれ感が
あったらいいのになあなんて思ったことは内緒。

『三屋清左衛門残日録 完結編』
昨年の2月に放映されていた再放送。
いやいやいやいやよかったわあ思い切りドラマの世界に浸ることができた。
原作そのまま、やや暗めの映像もぴったりの雰囲気を醸し出していて。

幼いころからの友、佐伯熊太、金井奥之助、大塚平八。
ともに藩に仕えてきたとはいえそれぞれ境遇はかなり違ってきて・・・
老いることを受け入れつつも、老いの悲しさ淋しさあきらめが漂う。

ドラマの最後、清左衛門の日録。
「老いることすなわちまた生きることなり。
いつの日か命果てぬとき来たらば ありがたき心捧げて死を迎えん。
されど いよいよ死ぬるときまで与えられた命いとおしみて ひとすじに生き抜くべし」
(細かいところで違う部分があるかもしれない 私のメモ)

改めてもういちど原作が読みたくなった次第。

最後にNHKスペシャル『人体』

免疫細胞が暴走を始めると大変なことに。花粉や食べ物、自分の体の一部まで「敵」と誤って攻撃し、
さまざまなアレルギーや免疫の病を引き起こしてしまう。
どうすれば、腸内細菌が出す“メッセージ”を活用してこの暴走を抑え、アレルギーなどを根本解決できるのか。
なんて立派な番組なのに、私の興味はもっぱらこの日のゲスト「田中将大投手」マー君のお顔に。

私、パソコンのお気に入りに『運慶展』の公式サイトをまだ入れているの。
とてもよくできたホームページだから時々観ている。トップ画面に「無著菩薩立像」のお顔大写し。
それまではなんて慈悲深いお顔だことか、と感じ入っていたのが。
あるとき、ネットの何かで「無著菩薩立像」のお顔がマー君に似てないかという1文を読んだらもうダメ。
マー君が浮かんでくるの、困ってしまう怒られちゃう。

 
 


 

 

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インターネットテレビを見る

2017-11-04 09:07:10 | TV

 

大ファンのクサナギツヨシくん、そうでもないけれどの香取慎吾くん、稲垣吾郎さんがジャニーズ独立後
初めて3人で活動する場がインターネットテレビのAbemaTV(アベマティーヴィー)と知って。
こりゃあぜひとも見なければいかんと張り切った。

張り切ったはいいけれど、そもそもインターネットテレビなるものがいかなるものか全く分からず。
これ以上の知識導入は容量越えて頭がパンクするわ痛くなるわ、いっか見なくても我慢するか、
と諦めかけていたら、美容院の若いスタッフが、
「私ふつうに見ていますよ、簡単ですよ、すぐできます」と教えてくれた。

そうか私でもすぐにできるのか、と聞いたとおりに挑戦。


まずは、ipadミニからね、がんばった。
アプリ App Store からAbemaTVを検索して購入。無料。
すぐにできてアイコンが画面上に、なあんだの世界。
視聴にどのくらいの容量がかかるのか気になった問題もYoutubeなみと教えてもらいひと安心。
次にパソコンから。
やはりAbemaTVで検索。公式サイトをお気に入りに登録。
ほんとだわ、すぐにできるわ。凄いのね、今やこんな世界があるんだ。

番組も多彩。
ニュースからドラマ、アニメ。
釣り、ゴルフ、将棋、麻雀・・・・全部無料で視聴できる。
そしてそれらが全部スマホやタブレットでも視聴できるのだから、出先でもどこでも見られるのね、
わざわざテレビの前に座ったりしなくて済むんだ。いやはや。

そんなこんなで3人の「72時間ホンネテレビ」をipadで見ている。
二階に持っていったり下で見たり。めんどくさいところはオフにして。

これまで面白かった内容は、三谷幸喜さんがゲストに来てくれて即興で5分間のドラマを作り、
3人に演技指導をして作品を仕上げていく過程をライブで見られたこと。2時間ぐらいはかかっていたかしら。
堺正章さんとの本音トーク、けっこう突っ込んだ内容で3人3様の対応が見応えあったわ。
後は適当に。何しろ72時間もぶっ続けにライブ放送しているんだから3人は大丈夫かしらね。
と心配しているのよ。

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こまめに○○○する

2017-09-03 08:53:57 | TV

金曜日、Eテレ「明日も晴れ!人生レシピ」を観た。
(あああその前にどうでもいいんだけれど、ドラマ定年女子!
後半の失速にがっかりして、それってなんだっ!と突っ込んだことは内緒)

『どう見直す?夫婦の関係』  なんという興味深いタイトル。
人生の後半戦を迎え、配偶者との距離感や時間を再構築する夫婦もいる。ということで、
卒婚の夫婦、妻のお好み屋経営の後押しする夫と二組の夫婦を取り上げていた。
「二人で歩む人生は楽しい」という夫婦の絆を描く、なんて。

そこに登場した大学の教授で社会学者の水無田気流さん。もうずばずばおっしゃる。
小気味い、遠慮会釈なくおっしゃる。ゲストの勝野洋さん、苦笑い。
最後に夫婦の関係で大事なことを問われたお答え。

こまめに

☆ 褒める
 感謝する
 謝る

この三つが大事ですって。そうだそうだほんとうにそうだ、とはいえう~んう~ん、できない!
「感謝する」はできるわ、
既に実行しているもの。コーヒー入れてもらえば「ありがとう」って言ってるもの。お安いものよ。
「褒める」もまあまあね。あんまり褒めるところがないから捻りだすのに苦労するけれど、あるにはあるから。

「謝る」 なんてったってこれができない。
謝ることなんかしていないもの、ほんと。常に相手の気持ちを忖度して立てているもの、ほんとよ。
だから相手が怒って口きかなくなると(佐渡弁で言うところの、ぶすこく状態ね)
何で怒っているのか分からないから、とりあえず私も対抗してぶすこく。
家の中の空気は最悪。そうなっても二人してがんばる。いつぞやは2か月もがんばった、どう?できる?
それでも夫は、朝昼の日頃のルーティンは律儀にこなすのだからおかしい。
そしてうやむやのままで月日は流れていくわけ。いつのまにやら元に戻っているのよ。

ゲストの勝野洋さん「僕はいつも喧嘩した翌日には自分からすぐに謝る」って。
熊本男子のいかつい勝野さんが、ね。そうか。なかなかだと上から目線で感心したわ。
どうよ、横浜友のお二方、この三つ、こまめにできる?

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ドラマ二つ

2017-07-27 09:04:53 | TV

前クール観ていたドラマは、

小川糸さん原作の鎌倉が舞台の『ツバキ文具店』
文具店というより代書屋をしていた亡き祖母の後を継いだ鳩子さんと周りの人たちとの心温まる物語。
ゆるゆる流れる、ときにまどろっこしくも思えるそんな交流が心地よくて、観た後ちょっとぼんやりするほど。

そしてもうひとつは『ブシメシ!』
こちらもやはり原作があるのね。

時は幕末、ところはお江戸、殿の参勤交代でまかり越しました酒田伴四郎。
花の都のまん中で、愉快な日々と思いきや、妻子恋いしや、涙涙の単身生活。
けれど殿や同輩、町娘、はては相撲取りにまで頼られて・・・ 包丁片手に、さばいて見せます、人情料理。
と、こんな感じで、江戸の武士生活が活き活きと描かれていてとても面白かった。

で、今楽しみに観ているドラマも二つ。

『ブランケット・キャッツ』 NHK金曜10時
私は3話からしか観ていないけれど、1話完結の話だから何ら支障がなくて。

ブランケットとともに2泊3日で新しい飼い主とお試し生活。
そこで繰り広げられる猫と飼い主と飼い主探しをする家具店店長の触れ合い。
物語は飼い主が抱えている問題が猫との触れ合いを通して癒され解決の方向に向かっていく。

私、どちらかといえば犬の方が好きだけれど、いやあ猫ちゃんたちが可愛いのよ。
ちゃんと演技するのよ、たまらない。それ観ているだけで泣けてくる。
あと2話しかないなんてもったいない。

原作は重松清さん。

『定年女子』 BSプレミアムドラマ 日曜10時

主演は南果歩さん。
夫に浮気されて離婚という役設定が、今の南さんとかぶってちょっと辛いだろうなと要らぬお世話。

53歳、一流企業に長年勤めていて活躍するも役職定年を言い渡されて、会社を辞める決断。
大学同期の仲間3人も(草刈民代さん、清水ミチコさん、石野眞子さん。失礼ながら同じ年設定とは思えないなんてニヤニヤ)
年相応のそれぞれの悩みを抱えて日々奮闘。そんな話が繰り広げられていく。

私は54歳でもういっかって辞めたけれど、自分のその年代特有のいろいろがダブって、
「そうよねえ、そうそう」なんていちいち同感しながら楽しんで観ている。
とかく暗くなりがちなテーマがユーモアたっぷり、エスプリが効いて余裕の面白さ。日曜の夜が待ち遠しい。

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昭和は輝いていた 作詞家 なかにし礼の世界 「石狩挽歌」

2017-06-23 09:07:51 | TV

 かなり前のBSTV番組。

今まで観たことがなかったが、ちょうどなかにし礼さんのがん闘病記「生きる力」  
を読み終わったところだったので、タイミングがぴったり合ってその気になって観てしまった。
もちろんなかにし礼さんのことは作詞家作家TVに出ている人という範囲でよく知っていた。
が、なにしろ3時間という長時間番組、途中寝るに決まっているからと録画に任せたら、あらま、食い入ってみてしまった。
いやあ面白かった。講釈が多くてあまり好きじゃない武田鉄矢さんだけれど、今回は彼の話力がなかにしさんの話をぐいぐい引き出したのじゃないかと思う。
 
なかにしさんは、作詞をする際のキーワードとして七五調では書かないこと、ヒットには「ひらめき」が必要と話す。
ひらめきが浮かべばあとはもう自ずと言葉が出てくるそうだ。そういうものかとうなってしまう、凄いね。

プロの作詞家としてありとあらゆるジャンルありとあらゆる歌手に曲を提供していると。
ヒット曲の中にタイガースの ♪花の首飾りがあるのを知って嬉しくなる。大好きな曲だもの。
意外といえば演歌歌手の方にもたくさん書いているのね。心のこり 北酒場 君は心の妻だからなどなど。

が、なんといってもなかにし礼さんといえば昭和50年北原ミレイさんが歌った ♪石狩挽歌
私は20代後半で聞いている。

一度聞いただけで衝撃的で目の前に映像が浮かんでくるような歌だ。
北の海の曇り空に、ニシン漁をするヤン衆たちの生き生きと働く姿が大漁の情景が、瞬時にありありと浮かぶ流れる。
なかにしさんの詞、浜圭介さんの重々しくも心に響く曲、そしてドスの利いた北原さんの歌声、
三者かあいまってほんとうに印象的だ、ちょっとやそっとで忘れられない。

 石狩湾ならぬ佐渡両津湾

武田さんは、高い文学性があり聞く者を圧倒する言葉の世界で映像のごとく語りかけてくる、
細かなことは説明しないから作品としては冷たい 寄り添わないと指摘しているが、なかにしさんご本人は、

「失われた時を求めて」をテーマに自分に据えて書こう。
ニシン漁の賑わいとその輝きが失われた哀しみを描いてみせたい。
そうなると失われた時に合った言葉を選ぶし、復元していこうとするならこうなるわけ。
カモメと言わずに海猫(ごめ) 赤い筒袖(つっぽ)。分からなくてもいいの、とおっしゃる。

♪ごめがなくから にしんがくると
あかいつっぽのやんしゅがさわぐ
確かに歌詞のテロップが出ず歌だけを聞いていたら、「ごめ」ってなに?と思うわ。

よく聞かれる「笠戸丸」についても、
鰊場を必ず通る元ブラジル移民船笠戸丸、その風景を入れなくては空間の広がりが出ない、点描というのかな。
内地では見られない鰊曇り 独特の夕焼け、分かる人にしか分からない言葉だけれど入れちゃう。
分からなくても入れちゃう、分からなくてもいいの。とまで言い切る。その一方、

冷たい寄り添わないと言われたけれど、大衆性を持たせるためには寄り添う部分がないと拒否される。
大衆性、それがヒットにつながるって。石狩挽歌の場合、
♪ オンボロロ オンボロボロロー
なかにしさん造語のこの言葉が浮かんできたときに会心の作となった。そうだ。

ひとつのヒット曲ができあがるまでに並々ならぬ想いや工夫が隠れているのね。それを聞いていると圧倒され、
プロの底力を思い知ることになった次第。

歌の主人公はニシンが大量にとれた頃娘盛りであって、今はニシン小屋で空を見る老婆になった
その年老いた女性の目を通して描いたと聞いて、そういうことなのかとようやく納得。
(武田さんは、能の「卒塔婆小町」を例に引いていた)
感性が浅いからひとつひとつの言葉以上に「私」の立ち位置が分からなかったのよ。

そして。
背景にはお兄さんとの実体験が深くかかわっていて。
ニシン漁の網の権利を3日間だけ買って大損して小樽にいられなくなって東京出て行った。
その前にお兄さんと見ていた石狩湾のニシン漁の光景が下地になっているとのこと。 

ご自分の作品について話したことがなかったというなかにしさんが、なにより嬉しそうで楽しそうで、
生き生きといろいろなエピソードを語っていたのがとても印象的。いい番組だったなとちょっと感動した。
なかにしさんの話を聞いていたら「石狩挽歌」の背景にあるお兄さんとの確執が知りたくなって。

小説『兄弟』を読む。  小説とはいえほぼ実際にあったことだと推察される。

「兄貴死んでくれてありがとう」だなんて。
いやいやお二人の凄まじい異常な関係が迫ってきてなんとも妙な気分に陥った。   

石狩挽歌  北原ミレイ  2007 Mirei Kitahara   Ishikari Banka

コメント (1)
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ドラマ3本 本3冊

2017-03-06 07:40:39 | TV

今期はドラマ3本見ている。

まずは月曜7時BSフジ「鬼平犯科帳」は長年の視聴、もう何回も同じのを観ている。
このところ惰性でだらだら観ていたけれど、今放映中のシリーズ4になったら俄然シャキッとしてきて。
脂の乗り切った吉衛門さんや大好きな佐嶋役の高橋悦史さんの活躍が嬉しい。
それにしてもすでに亡くなった役者さんが多いなあとしみじみ。今晩もお目にかかります。

中井貴一さんの演技は好きじゃないなあ。
いやいや、演じています感が強いというだけでして。大げさだなと感じる、それが好みじゃないの。
そう、好みじゃないと言うだけで、そりゃあ上手いなあ迫力あるなあさすがだわとは思っている。
なんて勝手な上から目線の好き嫌いを言いつつ観ていた「雲霧仁左衛門」
シリーズ3はもう終わった。中井さんが好きじゃなくても重厚で見応えあったわ。面白かった。
シリーズ4をお待ちしています。

もちろん火曜日はクサナギツヨシクンの「嘘の戦争」
私はハラハラドキドキどうなっていくんだ!ってこの手の類のドラマは好きじゃない。
淡々と過ぎていくちょっと退屈めのドラマが好み。ツヨシクン主演じゃなきゃあ観ていない。

ストーリーがどうのこうの何がどうのこうのって、そんなもん蹴散らしていくツヨシクンの演技にロックオンでそれ以上はない。
いやあ素晴らしい絶賛、特に8話は凄かった。ネット上でも大絶賛。
「不惑」が読めなくてもいい。
(ラジオで言ってるのよ、慎吾君が不惑になったって、でも漢字が難しくて読めなかったって。
ブラタモリでナレーションしているのにね。きっと1から10まで読み仮名ふってもらってるね)
でもそんなの関係ない、観ている人に響く心を打つ演技でして。もちろんひいきの贔屓目線。
ツヨシクンのなんて言っていいのかわからないけれど、お芝居していません腹の底からの熱で演じています。
の演技を堪能しているわけよ。火曜日、楽しみにしているからね。

このところ通っている地区センターで借りた本3冊。
内容紹介の文章を拝借して。

『君の膵臓を食べたい』  強烈なタイトルに惹かれて手に取ったわ。

偶然、僕が病院で拾った1冊の文庫本。タイトルは「共病文庫」。
それはクラスメイトである山内桜良が綴っていた、秘密の日記帳だった。
そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて――。
病を患う彼女にさえ、平等につきつけられる残酷な現実。
【名前のない僕】と【日常のない彼女】が紡ぐ、終わりから始まる物語。

ちなみに「名前のない僕」は「日常のない彼女」から、秘密を知っているクラスメイトくんとか?????くんとか呼ばれて、
最後まで本名は明かされていない。
数十年ぶりくらいに読んだ闘病もの青春小説、主人公の二人がなかなか魅力的でした。
名前のない僕に神木 隆之介くんを当てはめて読んでいたことは内緒。


『夜行』   「有頂天家族」以来ずっとご無沙汰していた森見登美彦さん

 私たち六人は、京都で学生時代を過ごした仲間だった。
 十年前、鞍馬の火祭りを訪れた私たちの前から、長谷川さんは突然姿を消した。
 十年ぶりに鞍馬に集まったのは、おそらく皆、もう一度彼女に会いたかったからだ。
 夜が更けるなか、それぞれが旅先で出会った不思議な体験を語り出す。
 私たちは全員、岸田道生という画家が描いた「夜行」という絵と出会っていた。
 旅の夜の怪談に、青春小説、ファンタジーの要素を織り込んだ最高傑作!
「夜はどこにでも通じているの。世界はつねに夜なのよ」

うーん、残念ながら私にはなんともでして。

『あの家に暮らす四人の女』  三浦しをんさん、好きです。

謎の老人の活躍としくじり。ストーカー男の闖入。いつしか重なりあう、
生者と死者の声―古びた洋館に住む女四人の日常は、今日も豊かでかしましい。
谷崎潤一郎メモリアル特別小説作品。ざんねんな女たちの、現代版『細雪』。

この内容紹介はちょっとそうかいなと思うわ。読後はちょっと物足りない。しをんさんには厳しい。

そうは言いつつ、返却するときカウンターの方に「若冲」含め「4冊全部大当たりでした」と報告。

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『夏目漱石の妻』

2016-10-10 09:57:01 | TV

土曜ドラマ『夏目漱石の妻』を観ている。いやあ面白いのなんの。
このところ観るドラマがみななんとなく物足りなかったから、次回が待ち遠しくて。

ドラマ視聴選択はほとんど演技陣で決めるから、主役お二人があまり好きじゃないこのドラマは端から観る気がなかった。
ところがこの時間にいつも観ていた番組が枠移動になって、あああとチャンネル回したら。
はい、大正解。私の好みにドンピシャでして。
すっかりはまってしまって。

おとといは第3回 「やっかいな客」
漱石の養父が(竹中直人さん)が落ちぶれていて漱石に金の無心にやって来る。
漱石が実父の元に戻ったときの念書「不実不人情にならぬように」という念書を携えて。

いやあ、この念書を巡っての漱石・鏡子お二人の対応が対照的で素晴らしい。
胃痛がさらにさらにひどくなって転げまわっている漱石。
妊娠中の身でありながら天井裏に隠してあったへそくりをつかみ、
雨の中、下駄も脱げずぶ濡れになりながら養父を追いかけていって念書を取り戻す鏡子。
念書取り返すまではと、一歩も引かない凄い迫力。
漱石は「ぼくは君のように強くない」と言うけれど、ただのお金持ちのお嬢さんだった鏡子さんがここまで強くなったのは、
やはり、気難しい漱石との夫婦生活のたまものだと思うわ。 

頭脳明晰で几帳面、しかしとんでもなく気難し屋の漱石。一方、大らかで、自分の考えをすぐ口にする鏡子。
正反対の二人は、時にぶつかり合い、時に支え合いながらも、やがて、かけがえのない家庭を築いていく。

ホームページのの紹介文のとおりね。
漱石を演じる長谷川博己さん、右目右眉だけがぐっと開いたり上がったりして。
漱石の神経質な感じをよく表現しているなと感心したわ。
鏡子役の尾野真千子さんはいうまでもない、って初めて見るけれど。
漱石に「ぽんぽんぽんぽん子供産みやがって」と捨て台詞はかれて。
尾野さんその言葉をそのまま 「ぽんぽんぽんぽん」 と言うのよ。
その何ともおかしみのある言い回し、表情、見ものでした。

コマーシャルなしで1時間15分のドラマ、見応え十分。
次回最終話。

 

 

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ブラタモリ 佐渡

2016-09-04 10:04:32 | TV

昨夜の「ブラタモリ」観て。番組はここからスタート。

 
2014年9月 初任職場同僚が来たとき ここが一番印象に残ったと。

 

佐渡金山にも奉行所にも、もちろん相川の町にも何回か訪れているのに、全く知らなかった事実ばかり。
興味を持つってそういうことなのね、とちょっと恥じ入る。はああ、です。

大佐渡スカイライン道路からもよく見える、たくさんの手掘り後大小の穴の写真を探せど探せど見当たらず。
写真におさめたことははっきり覚えているだけに悔しくて。
あまりに不気味だったのできっとさっさと削除したのね。

と、ここまで書いて、そうだあの時記事に書いたんだと思いだして探してみたら。あった!

http://blog.goo.ne.jp/mannmo_2005/e/fa41a930128eee2040a73846ffb9525f

いやあすっきり。

「酒を飲みてえ、なじみの女にも会いてえ」はおかしくて、私も初めてあの人形を見たときは大笑いした覚えがある。
番組ではキセキという視点だったから触れられていなかったけれど、金山での労働はそれほど過酷だったということなのね。

すみません、ナレーションやってるクサナギツヨシくん好きはこんな所にも反応して。
どれどれとビデオ見直したらほんとだわ。

 お顔がそっくりで。すんません、ふざけてるかしら。

 

2008年12月 ハイキング仲間と相川の町散策

  

 

  

 

タモリさん一行がぶらぶらしたところ

http://www.nhk.or.jp/buratamori/map/list46/fullscreen_all.html

あっそうそう「北沢浮遊選好場」
ほんとうにちょっとどきっ!とする光景です。

 

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卓球3人娘

2016-08-18 09:12:02 | TV

庄司歌江・照江・花江のかしまし娘。
美空ひばり・江利チエミ・雪村いずみのジャンケン娘。
中尾ミエ・園まり・伊藤ゆかりの3人娘
森昌子・桜田淳子・山口百恵の花の中三トリオ
まだ他に女性3人組ってあったかしら。まいいわ、そうじゃないんだから。

いやあ卓球女性3選手のことよ。
ほんとによかった!団体戦メダルが取れて。色なんてどちらでもいいの、この際。
福原選手、ここでメダルを取ると取らないとでは今後の人生のあれこれが大きく違ってくると思う。
おばさん、それを心配してたの。だからメダルが取れてほんとにほっとした。



石川佳純選手の負けん気の強いこと、気迫の凄いこと、そんじょそこらの根性じゃない。
ひとつ勝つごとの表情にもろ表れて。もう目が鋭いのなんの、恐ろしいぐらい。
これは勝つな、アスリートはこうじゃなくては、って感服する。強い。
そしてその通りに。



伊藤美誠選手。一番年下の選手とは思えない。
ふてぶてしい、図太い。これだから勝負所で強気の攻めに出られるのね。
これからもどんどん強くなるんだろうな。



福原選手はそういう意味ではもろいところがあるように思うわ。
ここ1本が決められない、攻めきれない、躊躇が見られる。そこで勝利に見放されるって。
でもね、がんばってきたことは報われる、って幸せなことね。よかったね愛ちゃん。

いくつになっても愛ちゃんと呼びたくなる個性は、どこか浅田真央選手に通じる気がするのよ。
浅田選手だって妙齢の女性になっているのに、どうかすると真央ちゃんと呼びたくなるものね。

それにしてもこの3選手いい組み合わせね。
お顔もだちも□、○、卵形の組み合わせ。どうかすると福原さんが一番年下に見えたりして。

以上、一視聴者のおばさんの独断と偏見のかってな感想でした。
3人の喜びにもらい泣き。

そして、伊調選手4連覇おめでとう!あまりの凄さに声も出ず、おばさんさらにもらい泣き。

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