なんとかしたい

佐渡在住の同級生は会うと必ず一石ぶち上げます。

お盆前後は島外に出た同級生が帰ってくることが多いので、プチ同級会が開かれる率も多くて・・・
みな一様に自分たちの街がシャッターどおりと化していることを嘆き、佐渡の観光客が減少していることを憂えています。

「はっきり言ってさあ、能とか観に来る人は少ないのよ。海とか山とかに来るのよ。Iターンする人結構いるよ。」
「旅館の料理がまずい！！夏なんて魚ないからさ、イカだけでいいのよ、イカ尽くしでさ。」
「海も汚いねえ・・特に両津が。。。」
島外の我らは他人目線で好き勝手なことを言い始めます。

するとかの友は、
「あんたたちさあ、悪口はここで言っていいけれど、島の外では言うなや。一人でも二人でも観光客連れて来いっちゃ。」と諌めるのです。
そうです、彼女は「大野亀」という地域にトビシマカンゾウの群落を再生させようと（６月ころ全国紙新聞の３面にきれいな大きな写真が載りました。）苗を植え、雑草取りをし、地区の協力を取り付ける活動を始め、「能」の鑑賞会開催、佐渡汽船に花を飾ることなど率先して活動しているのですから、いかに大変かの演説が始まったら留まることがありません。島外組みは「恐れ入りました」と頭を垂れて聞いています。
結論は？島外組みは一様に「○ちゃん、市会議員に立候補シナ！！」
と、口を揃えます次第で・・・



せめて私も写真の１枚くらいは載せないとね・・・
秋空のような日の一こま。
加茂湖という湖から見た佐渡一高い金北山です。写真から外れてずっとずっと左の山の端っこが（もちろん見えません）佐渡金山。
実家からどこにも出かけないので、名所は案内できません。あしからず。