うちの夫は質素である。
何もかにもに質素である。
着るもの、履くもの、食べるものほとんど頓着しない。
ま、ケチと言えなくもない。
食べるものにも頓着しないから、毎日同じ献立でも飽きないそうだ。
当然、私が佐渡に行っている間も自分で作る。ほぼ同じ献立。
なに、作るといってもだいたいが決まっていてそれで十分だそうだ。
たまには出来合いのおかずを買ってきてはどうだ、とアドバイスしても、それはいやだと受け付けない。
そんならお好きにどうぞ。と野放し状態。
じゃあ、これを使ってはどうだ!と購入したのが『ダジン鍋』。 もう1年はゆうに経つ。
使い方レクチャー。
おお、簡単だ、と感激ひとしお。
野菜をテンコ盛りして。
マイタケ入れると美味いとか、たまねぎがこれまた美味いとか。
それなりに本人の好みがあるらしい。
後は、たんぱく質補給。牡蠣、鱈、肉、鮭・・・
いつぞやは
「鰤かまいれてみたら、美味かったなあ」と報告したからこちらはびっくり仰天。
生臭くないのかねえ。
そんなこんなで、ご満悦。
北海道にいたときこれがあればよかったのになあ。
と悔やむくらいえらく気に入っているから、私が留守をするときはダジン鍋、いや
*嫁入らず鍋*が活躍すると大喜びである。
ダジン鍋 *嫁入らず鍋*なんだってさ。
まことに結構!