マサちゃんママから電話があった。
「あんた、今日晴れたから行って来たっちゃ」って。遅刻友のお見舞いにだ。
ここのところ天気が悪くて気が滅入っていて、お見舞いに行く気分にはなれ
なかったそうな。それが冬にはめずらしく晴れ渡って、山もきれいに見えて
陽がさんさんと照って、今日なら帰りに落ち込まずに済むだろうと思ったって。
「ずいぶん顔色がようなって表情も明るかったわよ。よかったっちゃ。
目もあけてしゃべっとったしね、だんだんようなってくれるといいが」と。
具合が悪くなってもう2年半になる。その間に友を看護していたご主人が亡く
なられてどうなっていくだろうと心配していた。8月には病院で面会したが、10月の
の家じまいの時は会わなかったから心残りだった。これからはなおのこと会えないだろう。
それにしても、遅刻友夫婦には佐渡生活の時に本当によくしてもらった。
友はもちろんのこと、ご主人にもお世話になった。マサちゃんママと両輪でね、支えてもらった。
シーズンに帰っていると「行くか?!」と車を出してくれて、小佐渡の紅葉山に紅葉狩り。
車がなければとてもじゃないが行かれないところ。2回も連れて行ってもらったの。
紅葉山とはよく言ったものだ。山が近づくにつれて紅葉が目に飛び込んでくる。すごいのよ。
自然の中の紅葉だもの、感激感激で。
小佐渡の山だから 海の向こうに新潟の弥彦山角田山が見えて それにも感激
(写真は、2回分がごちゃ混ぜになっています)
遅刻友がよくなって外に出られる日をずっと待っている。