横殴りの激しい雨。
午後には上がるという予報だから信じることにしよう。
定例会でいつもいつも病気の話をしているだけではないの。
時には近況報告を兼ねての面白おかしいエピソードも。
元同僚定例会での話。
彼女はお隣の家が売りに出されたと聞いてさっそく購入したそうな。
ご自分の住まいがあるのにどうしてと聞いたら、3人の息子のうちだれか一人くらい
住むかと思ったんですって。ところが親の心子知らず、誰も住まないと言うから
貸家にしたそうだ。しかも米軍人さん相手。なんでも2年で本国に帰るから
あと腐れがなくていいんですって。ま、ゴミ出しのルールとかを教えるのは
ちと苦労だそうだが。
で、一人目の人は雨戸を全く閉めないんですって。
夜も煌々と外まで電気の光がもれて、道行く人が必ずといっていいほど見て行く
と言うから聞いている方は大笑い。まったく頓着しないので、テーブルの上のカップが
二つ並んでいるのまで彼女の家から丸見えだそう。
「あなたそれをウォッチングしているのかさ」と揶揄う。
かと思うと、二人目の人は今度は雨戸を全く開けないで閉めっぱなしなんですって。
「うす暗い中でどうしているんだろうね」と我らは不思議がるけど、大家の彼女は
「朝出かけて夜帰るだけだからいいんじゃないの」と澄ましている。
そもそも彼らの国には雨戸があるのかないのか、ないんだろうね。
昨日の初任同僚のオクダサンの話。
われら共稼ぎの夫婦にとって、子供が小学生に上がったとき、学校から帰ってからの
過ごし方が頭が痛い問題。彼女の息子さんが小学生になったとき、1、2年生の間は
おじいちゃんに来てもらって面倒を見てもらったそうだ。さて3年生になってどうするか。
お姉ちゃんは高学年になっているから帰りが遅い。学童の選択はない。
動物が一緒ならひとりでお留守番ができると言うので、
「金魚はどう?」って聞いたんですって。もうこの時点で腹抱えて笑う。
いくらなんでも金魚はないわよね。活発な3年生男子が金魚と戯れる、おかしくて。
抱っこしたり撫でたりできる動物がいい、って結局犬を飼うようになったんですって。
親としては、世話をするのは絶対自分になるからなるべく手のかからない生き物が
いいのよね。
今だから笑い話として披露できるけれど、ほんとその当時は悩みの種のひとつだった。
わが家、ほったらかしで。よくぞ無事育ってくれたもんだと子供に感謝しているわ。