思い込みが激しいと恥をかくことばかり。
受付で拝観料をはらう段になって、先ずはSuicaで支払おうとおもむろに取り出す。
「今はスイカは扱っていないんですよ」とすまなそうに断られる。
あらま、自分でもどうしてSuica払いにしようとしたかはっきりしない。
払えると思い込んでの無意識の行動。
で、財布の中かき回して300円を出す。またもや受付の方、すまなそうに、
「500円ですが・・・」
なんで300円と思い込んでいたのかしらね。自分の行動が分からん。
もうここまでくると、顔を赤らめることもなく「あらま」と言って200円を支払う。
さて、心鎮めて明晰になるためにも、お参りは最高じゃないの。
と、山門をくぐって
仏殿横の竹林を見てから 仏殿へと
いつもはスニーカーを履いているから、靴を脱ぐのが面倒で手を合わせるだけだったが、
この日はすっと脱げる靴だからと中に入ってスリッパに履き替え拝観する。
ご本尊は冠を被っておられるので 宝冠釈迦如来
天井 「白龍図」守屋多々志画伯によって描かれたもの
金澤翔子さんの書
はじめてしみじみとお二方の像を拝見する いいお顔
独り占めした仏殿を出て 方丈へと
柏槇の古木
裏は庭園
心字池 白砂と池の水が涼を運んできて
この日のぶらりは方丈まで。奥の舎利殿や黄梅院はまたいつかに、ね。
30分ではいくらせっかちに回っても無理というものだ。
それにしても、出会った人は10人にも満たない。静かな夏の昼下がり。
心は鎮まったかって?もちのろんです。ほんとよ。
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