昨夕
13日の元同僚定例会のことだから、ずいぶん前になるわね。
5人が揃うと誰かしらが屈託を訴える。
大したことないといえばそうなのだけれど、小骨がのどに引っかかっている程度の屈託。
この日はオーヤサンが口火を切った。いつも冷静なオーヤサンがよ。
我らが、夫婦二人は距離感が大変だと言うとオーヤサン「息子とふたりも大変よ」って。
息子さんはほぼほぼ在宅勤務だそうで。別に手がかかるわけでもない。
私が(オーヤサンね)息子にグダグダ長々話すと
「お母さん、言ってることが理解できない」と返すんですって。
「話す前に考えてから話して」と言うそうよ。そんなこと、できっこない。
すると待ってましたとばかりにトーミネサンが参戦。
「娘も全くおんなじよ。お母さん、何が言いたいか分からないって言うの。
私は特に何を訴えたいわけでもなくて、ただ話せば気が済むのにね。
言いたいことだけをきちんと話して」なんてことを言うんだって。
もう話す気なんてなくなるわ。子は、ただ黙って聞いていればいいだけなのに。
挙句の果てに、オーヤサンは息子さんに「そんなことも知らないの」ってなことを
言われた、と腹を立てている。♪バカにしないでよ!
ふたりして「ほんといやになっちゃうわ」と嘆いているから、残り3人は
にやにやして「子どもは親の気持ちなんて分からないのよ」と切り捨てる。
「私たちもそうだったじゃない、忙しいのに親がどうでもいい話を長々するから
イライラしてたじゃない」と反省やら後悔を持ち出して、仕方ないか、なんて。
離れて暮らすのがいちばん、見ないのが幸せ、と言いつつイノサンが、
この間息子にラインしても出ないのよ、既読もないの、
メールしても電話しても出ないから心配で、仕方ない見に行ったわ、って。
死んでたら困るじゃない、ねえ。それが家にいたのよ、スマホ替えたからだって。
部屋に入ったら布団が敷きっぱなしで、周りに空のペットボトルがずらっとあるの。
それ見たら、ああ、来なきゃよかったって、嘆くこと嘆くこと。
やっぱり見ないのがいちばん、て、スーパーに行くのも息子宅前の道は避けて
別ルートで行くんですって。
5人の娘息子は全員40代後半。子らのあれこれに何か関係があるのかしら。
まあ誰の子どもかと言うくらいよ。
でるわでるわ、我が子への不満。
優秀な子もそうでない子もその点は同じ。
今度録音しておくね。
ちょっと安心する私