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まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

スタンプで遊ぶ

2024-06-20 09:01:15 | くらし

月に一度パソコン教室のタブレットお絵描きに行っている。
お絵描きといっても自分で描くのではない、自分で描いてなんて言われたら
かけませーんとすぐにギブアップ間違いなし。
先生がいろいろ下絵を準備してくれて、そこにタブレット画面で作った色をのせるだけ。
ま、先生曰く「ぬりえ」ですね。

が、それがなかなかに難しい、思った色が作れない、いらいらする。
今回はうまく行ったと思っても次はまた一からの出直し、そんな繰り返しではや3年。
こんな感じ。

靴下、手袋、帽子が先生の下絵。道具、色ぬり順序を教えてもらう。
色づくりは自分、だから生徒さんの仕上がりはみんな違って。そこが面白い。
で、最後に、作品をラインカメラのコラージュを使って仕上げる。
背景を決め、書いた作品をのせ、好きなスタンプを使って仕上げれば絵を描いた
気分になる。これが楽しい。それぞれ描いた作品を展示してみれば、あれま、
これが同じ題材から生まれた絵かいなとなって目からうろこ。個性がでる。
同じスタンプ使ったって作品が全く違うものになるのよ。

で、先生は皆さんが色づくりに苦労しているのを見かねたのか、ここ3回ほど
背景として使うべく、色づくりを基礎からってんでていねいに教えてくださった。
そうやるのか、と私もぐちぐち言わず取り組みましたよ。ん、目からうろこ。
その成果、というほどでもない絵を恥ずかしながら。

まずはスタライプ背景

 

チューリップのスタンプがあったからペタペタと

 斜め縞の背景

色のトーンを壊さないようなスタンプを見つけて

 横縞模様 

スタンプを並べるは私の癖のようだ このくまさんスタンプは何度も登場

 縦縞模様

スタンプと実写コラボ 岩崎家のひな人形三人官女を切り抜いて噴火させた

2回目は

 方眼背景

まん丸とぼけたお目目のスタンプを集めて すっとぼけさせました

 線は白で

家で復習スマホで作成 庭のひまわり写真を切り抜いて ひまわり咲くをイメージ

3回目はマーブル背景 実は私堂々と「マーブルは嫌だわ」なんてほざいていたけれど
ぼかしを入れたらこれが思いのほかよくて 発言撤回 謝る

 このぐるぐる感

 ハッピーな世界

 これもマーブル背景

 毎日こうしたい

 こうともなる

こちらは家でスマホ画面からスタンプ変えて遊んだ 同じ背景でも違うなと

今まで作った素材を集めて今の季節をイメージして
背景の線もアジサイもアサガオももう何年にも前に勉強したもの

 

ときどきこうやって思い出しては描いている。
私はもうiPadミニは手放して、それ以来購入していないからスマホで遊んでいる。
目のしょぼつき、肩こりはそのせいかしらね。

 

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庭 雨上がりに

2024-06-19 09:03:41 | 

ようやくすっきりの空。
昨日の1日中降り続く雨に、家閉じこもりだったものね。
あんだけ振ればいっそ、こっちもそれならとひたすら数独。一歩も外に出ずよ。

そうだ日曜日の公園掃除でモリタサンからインゲンをいただいた。
モリタサン、90歳に近いのにちゃんと出てくるのよ。体調がいいときは皆さんの
顔を見たいんですって。もう感心を通り越して拝みたくなる。
で、インゲンが立派なビニール袋に入っているから、紙にくるんでにしてください
と言ったら「いいのよ。薬を10種類も飲んでいるから家にこーんなに積みあがって
いるの」ですって。もう笑ってしまった。こういったらなんだけれどモリタサン
3大疾病患っているものね、それなのに低空飛行と言いつつ日常をこなしている
のだから。お野菜作っているのだから。
わが家の周りにいる人生の大先輩たちが先の見本を見せてくれている。

 

今朝。涼しい風が吹き抜けて。1日がこの調子で、と願うけれど、無理ね。
二階ベランダからの空。

居間から見るジューンベリー越しの空

ブログネタがないから 去年は何書いてたと自分のブログを見たら あらま同じじゃないの
面白みがないな成長がないな ま でも6月にサクラは咲かないから似た記事で仕方ないかなんて

この写真まで同じなの 雨の後のワイルドオーツ 平べったい小判型の実がいいなって

これは違う ようやくジギタリス切り戻し バッサリ切り戻し すっきり
それでも一株から4つ子どもを出していたから それは残しておいた

 じりじりと待つ

 三尺バーベナは元気

 ヒャクニチソウ

名前の通り次々に花を咲かせる よし来年はもう少し数を購入しようと決めた

今朝の様子はここまで これ以下は二日前に撮ったもの

 プランタゴロスラリス

 クナウティア

 アークトチス

この色はアークトチスグランディス わが家ではひょろっとしている
花は数は多くないけれど次々に咲いてくれる 好きです

 オステオスペルマム

君たちはもういいよ とジギタリスに隠れて見えないところに席替えしたら
そんな主の仕打ちに耐えて 見事に健気に

そして*メラレウカ お隣との境の通路で今や黄金色に輝いて
いい色なのですと自画自賛

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ほんのちょっと

2024-06-18 09:05:52 | 街・風景

あああ、雨だ大雨だわ、音立てて降っている。
今日は1日中こんな調子か
何もそこまで降らなくても、ね。まあ仕方ない。
今日の横浜友定例会も先延ばしよ。

右の首筋が痛くて。もうずっと痛くて。5月終わりにはすでに痛かった。
時にギクッとなって、骨関係かしら、どうにかなるんじゃないかしらと心配になる。
先日整形外科に行ったときは言わなかったのよ、もう薬を処方してもらうためだけと
割り切っていて、検査してもらいたいときは別の整形外科だと決めているからね。
ま、手や指のしびれとか他の症状がないから様子見だと。パソコンやりすぎかも。
いや、そうよ、そっちで首が回らないかもしれないものね。

そんななか、日曜日は久しぶりの公園掃除。
イクタサンは、雨だからないかと思ってたなんて。チュウサンが草むしりの輪に入って来て
「復活したわ」ってうれしい報告。彼女はガンの手術をして2年近くずっと外出を控えて
いたからね。見ない間にふっくらしてしまって、何も知らないイクタサンに
「むくんでるんじゃない、どこか悪いんじゃないの」って言われたわと。
悪いんじゃなくて悪かったの、リンパに転移していたからちょい大変だったらしい。
以前、彼女は言った。
「もうネットで調べたりあれこれ聞いたりするの止めたわ。お医者さんを信頼して
全て任せているの、言う通りにしている」って。
印象的な言葉。人一倍そういうことしたがる彼女がその境地に達したんだと深く感じ入った。
公園掃除が終わって坂道を走って上ってくるからびっくりして。
「あなた、この坂を走れるの!」歩くのだってようようの私。
足腰は何ともないのよ、と息も切れていない彼女、同じ歳。あああ、いろいろだ。

 

昨日は美容室へ。
歩いても10分ちょい位なのに蒸し暑いからってこまわりくんに乗って。
バス停のアジサイ。


これじゃいかんと、目の前の公園をちょこっと歩く、なに1000歩もないな。
ずいぶん緑が濃くなって雑草も生い茂ってうっとおしい、が、これも悪くないかと。

公園 こう見ると江ノ電のオレンジが生えるから面白い

ちょい上る 雑草茂る

 

 

大きなケヤキ 株元も

 

 

昼下がりの公園には誰もいない

 

バス道路に面している場所も 雑草生い茂る

高層団地の解体が終わり 新しい団地建設中

 

 

 

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京都ずらし旅番外編 寺院の襖絵

2024-06-17 09:04:47 | お寺

マサチャンママの話をもう少し。
昨日はマサチャンママのご主人に電話した。
「大変だねえ」って。「ああいうのに限ってそういうことになるんだ」って。
そうよねえ、日頃「丈夫だけが取り柄」とお二人して豪語していたもんね。
我慢強いのがいけない、我慢して市販薬で何とかしようとするのがいけない。
痛み止め飲んでも、2時間ともたなかったと言う。そして、
病院の食事がおいしいって3食とも完食していたそうな、そうよ私にも言ってた、
食べるのが仕事だと思ってパクパク食べていたって。
ご主人は、10人のうち8人がまずいという病院食をおいしいって食べるんだから、と、
毎日家族のために3食を作り続けているマサチャンママの苦労を思いやる。
よっぽど大変だったんだな、何食べるか考えなならんもんな、病院で人の作ったもん食べて
少しはストレスが減ったんだわ、なんて日頃の言動からは考えられないことを口にする。
分かっているじゃないの。私は冷やかす。
娘のマサチャンがいてくれてありがたかった、助かったとマサチャンママ。
家族は大事ねえ。
夫は父の日にプレゼントを贈られてそんなときだけ「子どもがいてよかった」だって。

さてと、突如京都ずらし旅の番外編。積み残し写真を。
「襖絵」のタイトルなのにこんな朝食写真。そう、ホテルを出てバス停に行く途中の
定食屋で。券売機に二人して挑戦して納豆付をタップして590円。無事注文できて。

 日本の正しい朝食、おいしかった。

で、十分満足してお寺お庭拝見の歩きへとスタートしたわけ。

まずは建仁寺襖絵 もう複製品でもいいわって

こんな掛け軸も

次に圓徳院 

そしてきらびやかな 秋草図

最後に青蓮院門跡 華頂殿 
壁画絵師・木村英輝氏の蓮(はす)の襖絵
襖絵は、本金、岩絵具、膠(にかわ)や漆といった伝統的な画材にこだわらず、
現代の画材であるアクリル・ガネッシュとネオ・カラーで描かれている そうな

お寺にこの大胆な襖絵 モダンで目を引くのよ、少しも違和感がないのよ いいわあ
全60面 全部撮ってくればよかった

しつこく番外編 門跡つながりで三千院

 

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港の見える丘公園 ユリ・アジサイ・クレマチス

2024-06-16 08:38:29 | 公園・庭園

昨夜、マサチャンママにライン電話。
忙しい人に私のくだらない世間話をとためらっていたけれど、先回より一ヶ月経つから
いいかなと。

ふがふがした力のないおかしな声にどうしたのって。
「入院してるのよ」って。もうびっくり仰天驚いたのなんの。なんでまた、と聞くと、
細菌性の髄膜炎だと言う。
頭が痛くて痛くて熱も高くて(39度の熱が続いたそう)痛み止め飲んでごまかして
いたんですって。それなのに「ばかだわ、生け花でしょ俳句でしょと飛び回っていた」
と言うから、それはその通りおばかだわねと。
で、我慢がならなくなって受診。骨髄検査(聞いただけでしかめっ面になる、でも頭痛の
方がひどかったというからどんなに痛かったことか)2回もして髄膜炎と判明したそうだ。
入院してもう2週間になるという、抗生物質ジャンジャン投与してよくなってきたという。
ひと安心したけど、普段丈夫な彼女でも歳をとれば色々出てくるんだな、とつくづくよ。
副鼻腔炎治療しているのは聞いていたので、そこからかもしれないわね、と。
彼女が「便りのないのはよい便り、とも限らないわよ」と言うから、ほんとにと便りのない
あの方この方の顔が浮かんで不安になる。
でもまあ、来週退院予定、電話で15分も話せるくらいだからよかったなあと。
私、今のところ健康だから、そのありがたさをしみじみ。我慢強さはよくないとつくづく。

 

さてと。港の見える丘公園、続きを。
6月、花のさびしさは分かっていたけれど、京都旅行でお庭の小宇宙を拝見していたら、
今度は目の前に広々と広がる風景が見たくなって港の見える丘公園へ。
少ないながら、アジサイ、ユリ、クレマチスが園内を彩っていた。6月を感じる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真は、イングリッシュローズの庭を歩いたコースそのままでして。
イギリス館のアナベルを見て、そのままイギリス館の門を出てバス停へと。
わずか1時間の息抜き。

 

 

 

 

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庭 ますますジャングルに

2024-06-15 09:03:55 | 

まだ6月も半ばだというのに30度に近い暑さになるなんて、いやだわ。
暑さに弱いから連日ぐったりする。こんな日が9月まで続くかと思うとうんざり。
イトウサン(近所の働き者)と同じく暇さえあれば寝ているの。

先日こまわりくん後部座席に座ったら、横におばあちゃんとお孫さん二人が。
どうやらそんなに利用したことがないらしく「小さいのに速いねえ」なんて
大はしゃぎ。なんでも小学校が振り替え休日でお孫さんを預かっているそうな。
ひとりと違って男の子二人のエネルギーはすごい。
「これに乗せておけば少しは楽できるでしょ」と言うから、その通りと頷く。
途中のバス停から混み出して「後ろに座っててよかったねえ」って。
老女たちの話し声が車中に響き渡って、
「うるさいのは子どもだけかと思ったら、大人もうるさいわねえ」
とお孫さんに言っているから思わず笑ってしまったわ。その通り。
終点まで来て「一番最後に下りればいいのよ」の声が聞こえてきた。

6月半ばのわが家のネズミ額庭。
花はほぼない、あってもぽつりぽつり。葉っぱばかり大きくなってジャングルよ。
夏を迎えるから、切り戻しと引っこ抜き作業を日暮れにちょこちょこ。日中はごろ寝。

今朝の庭

昨日の朝夕の庭

オキザリス 勢いがなくなってきたから切り戻ししよう

シレネ 夏越しできるか不安 いつも失敗しているからね

ジギタリス二番花 記念写真撮ったからこちらも切り戻し

全体は1枚目のジャングル写真で披露したから部分を切り取って いかにも器量よくとそれなりに

手前は コバノズイナ

コンボルブルス・クネオルムの葉 葉の時期も素敵で 自画自賛

コエビソウ 茹で上がったばかりという態

ガザニア 日当たりが悪い庭だから何の植物もひょろひょろ

葉っぱ混在 葉の形の違いが勝手に景色を作って ほったらかしでOKはずぼらにぴったり

ヒメシャラの棕櫚縄は ニューサイランを縛り付けているの みっともないわね

うまく夏越ししてほしい植物ほどくたっとなるから、頑張れと応援する。手入れするからさ。 

 

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TV「あの本、読みました?」本の帯を深掘りする

2024-06-14 08:52:31 | TV

ずっと以前にたまたま観て、そのユニークな視点が面白くて。
その番組が鈴木保奈美さんがMCをしているBSテレ東京「あの本、読みました?」

HP番組内容紹介文
毎週のように書店に通う人から、忙しくてしばらく本が読めていない人まで、
「新たな1冊」を手に取りたくなる本好きのための情報番組「あの本、読みました?」
「売り上げランキング」から「本の帯」特集まで、
今の本情報を横断的に、時にはマニアックに、本好きに刺さる情報を届けます。

この春から木曜10時のレギュラーなって、今や一番の心待ちにしている番組になった。
ユニークでマニアックなだけに、私の興味から大いにそれた時はちょい退屈。

ゲスト出演者は作家さんをはじめ、編集者、書店員さん等々多彩。
MCの鈴木保奈美さん、若かい頃のドラマは観たことないから彼女がとても新鮮に見える。
ずいぶん気さくな人で、人の懐にすぐに飛び込んでいき飾り気がない。率直な物言いといい
実に好感が持てるの。読書家で本好きなことがよく伝わってきて、生き生きとご本人が
番組を楽しんでいるの。ぴったりMCにふさわしいわ。

録画して見返している回は、カリスマ編集者が帯の魅力を語る《帯で分かる名作》という
本の帯を深堀りした回。

ほんと、帯はとても大事。私がお世話になっているコミュニティハウスは、貸し出し本に
ちゃんと帯を切り取って貼り付けてくれている。選ぶ基準になってたいそうありがたい。

で、放送はずいぶん前になるけれど、その回の印象に残ったところを取り上げて番組の
つまみ食い。つまみ食いだから、私の独断と偏見で切り取って。

つねづね帯は誰が作っているのか、それ専門の人がいるのだろうと思っていたけれど。
帯を編集者が考えて作っている、なんてまるで想像していなかった。
帯を作る編集者、その思いとはと番組は進んでいく。

ミリオンセラーの帯や名作の帯。「帯は本の信頼に結び付く」から重要なポイントだそうで、
売り上げに直結するから編集者が全責任を負うという。 

で、まずは出演編集者が語る帯のこと。
こちらを取り上げた幻冬舎の石原編集者の話。
「ふたり」が重要なポイントなんですって。「ふたり」は読者の信用を生むんですって。
でもう1冊、石原慎太郎の「弟」を上げていた。これも兄弟ふたり。ふたりね。

編集者の四本さんの話 単行本の時に読者の感想が鋭くて、文庫にするとき、それを何とか
生かすことができないかと考えて作った帯だそう。
《「人生で一番刺さった小説」との声続出》との帯を作ったとのこと。
石原編集者の感想は、「との声、続出」がいいって。

ずっと以前に読んでいて、番組見てで2回読んだけれど、2回とも私はちっとも刺さりませんでした。
女性の主人公にもその婚約者にも、何やってんだか甘ったれるんじゃないよ、なんて、ね。
ばあさんの感想、えらそうだわね。辻村さんは好きな作家さんだけれど、この小説はちょいと、よ。

講談社編集員の河北さん。
装丁と帯が一体化するようにと考えるとのこと。帯を巻いてどう見えるかを気にしているとのこと。



で、実は帯は初版の時そのままではなく、しょっちゅう何度も変えていくという。

『傲慢と善良』で見ると 映画化決定の前に前出の60万部突破の帯があって すでに4回。

 

 

『汝、星のごとく』の帯も ごらんのとおり幾通りもあったそう。

直木賞候補になったりすると帯は変わる例。 この帯が

が ↓のように変わる。私、この2回の帯で読んでみたくなったわ。影響力大。

四本さんは言う、直木賞にノミネートされるかどうか、書店担当者は次の帯を用意して
書店の近くで待機して、受賞すれば帯のまき直しをお願いするんですって。すごいよね。

で、何度も言うが帯は売り上げに直結する、目に見える形で直結する。たとえば

21年間で売り上げ16万部だったのが、2008年に帯変更したらたった1年で100万部売れたそうな。
ほんとびっくり、こんなにに変わるものかしら。編集者さんが必死になるわけよね。

POP王と呼ばれた元書店員さんがいちばん衝撃を受けた帯がこちら。
残念ながら本屋に行かなくなった私は目にしていない。
黒という色、「すべてが伏線」というキャッチフレーズ、書店員さんはシビレタだろうって。

帯を見て追加した書店員がいっぱいいると思います、ですと。
インパクトがあり、そして売り上げ部数が上がるという結果を残している。そういうものなのね。

保奈美さんは「お客様に届ける前に書店員さんが目にするわけですね」と感心する。
書店員さんはものすごく感が冴えていて、一見しただけで売れると分かるそうな。
だからの「本屋大賞」

この本は先の河北さんが担当。考えすぎて煮詰まってどうにもならなくなって、
営業部署さんに知恵を借りたら「すべてが、伏線。」でいいんじゃない、と言われて。
面白いわね、そんなもんなのかと決定することがあるんだから。それがヒットするんだから。

で、印象に残った帯。石原さんは下記の2冊。 

噂好きにはたまらないだろうと。私も噂好きとしてこの帯でやはり読んでみたくなる。

「誰が引き金を引いたのか?」のキャッチコピーで、ゴッホは自殺したのじゃないのかって
疑問を抱いて読んでみたくなるじゃないかと。
はい、その通りで。まんまと乗って「ゴッホは自殺したんだはずよね」と思いつつ読みました。

河北編集者 「女子が男子に読んでほしい恋愛小説NO・1」
と言われればそりゃあ男子は読むでしょう、ですって。
ばあさんは、それだからパスするわけよ、とひがんだりして、の帯。

 

でもでも、帯を参考に本を手に取っているけれど、時には私にとって邪魔になることもある。
青山美智子さん、大好きで、心温まる小説は外れがないと信じているからすぐに手に取る。
そういう時は帯はいらない。むしろ、挿画を全部見たいから、まったく、なんてほざく
ときもあるの。

帯ひとつで番組を作っていくのだから、BSテレ東「あの本、読みました?」癖になる番組だ。

 

昨晩は『東大出身直木賞作家 小川哲 の頭の中』録画してあるからゆっくり観ようと。
小川哲さん、「君のクイズ」は面白かったものね。楽しみ。

 

 

 

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港の見える丘公園 6月

2024-06-13 08:27:46 | 公園・庭園

観光は期間をずらすと混雑は避けることができるわね、と当たり前のことを実感した
京都旅。
訪れた寺院もバスや地下鉄などの公共交通機関も道を歩く観光客も、このくらいなら
の程度。鎌倉の方がよほどに混雑感がある。三千院の前の土産物屋さんなど店員さんが
手持無沙汰。団体客がいないものね。宣伝している瑠璃光院だから混んでいるんじゃ
ないかと心配していたけれど、そんなことはなかった、ゆったり拝見できたもの。
と、写真整理して見直しながらつらつらと。

で、帰ってから数日家引きこもりで、ごろごろしていたものの所在なくつまらなく、
そうだ、京都行こう。ならぬ、そうだ、丘公園に行こう。と思い立って。
晴れて青空が素晴らしく広がった11日に「行ってくるね」と夫に。
いつもの口癖で夫は「お願いします」と言うからおかしくて。妻はどこに行ってもいいのね。

9時過ぎの港の見える丘公園

花がないことは織り込み済み、いいの、目の前に広がっている海がある風景を眺めるだけいいの
いつものイングリッシュローズの庭から カスケードの庭へ
カスケードの庭は噴水がある広場で工事中だからすぐに香りの庭へと

奥の建物は大佛次郎記念館

いつも通り 猫がお出迎え

花が少ないからふらふらせず展望台へと

 

 

 

港が一望できる

マリンタワー 大さん橋に停泊中の船はいない

ベイブリッジ 

ベンチに座ってしばらく眺めて さてと帰るかと イングリッシュローズの庭を通り

横浜イギリス館の前を通り バス停へと

時間までもう少しあるから 山手111番館へ行ってみるかと

戻ろう

バス停のベンチに座って、こちらを見ながらのバス待ち。

 

 

 

 

 

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京都ずらし旅・お庭拝見 最後に青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)

2024-06-12 09:04:10 | 旅行

ずらし旅を利用して年上友とのこの度の京都旅行。
新幹線のぞみは速い、2時間弱でもう京都、そして地下鉄で国際会館前に移動。
地上には出ないのよ、国際会館駅で初めて地上に出て。レストランで食事しながら、
「なんだか京都に来た気がしないわね」とふたりして。
朝7時頃のこまわりくんに乗車、地下鉄ブルーライン新横浜で下車して、8時31分の新幹線。
11時ごろには国際会館駅に着いているんだから。
新幹線が早すぎたわね、大船に行く時と似たり寄ったりよね、だからかしら、なんて。
メンツが変わり映えしないからじゃないの、とどちらかが。
そうか、そういうことかとふたりして大いに納得よ。ふふふ。

2日目になれば京都気分もそれなりにで。
建仁寺、圓徳院、知恩院とお庭拝見しながら歩く歩く。最後に「青蓮院門跡」私は初めて。
年上友は2回目、春に拝見してもう一度行きたいとの希望ね。

で、「青蓮院門跡」の説明

青蓮院門跡は、比叡山延暦寺が開かれる際に、僧侶が住む場所として造られたのが初まりで、
1150年に現在の場所に建立され、粟田御所とも呼ばれているそうな。
だいたい「門跡寺院」って何のことだろうと思っていたら説明があったわ。
無知は困るが、いくつになっても知識は得られるから恥ずかしくはない。

門跡寺院…門主(住職)が皇室或いは摂関家によって受け継がれてきたお寺のこと。そうなのか。
そして、比叡山延暦寺天台宗の三門跡寺院…青蓮院、三千院、妙法院。これくらいなら忘れないかな。
(三千院の時に勉強せよとの𠮟責は聞こえないふり)

さてと、お庭拝見。
まずは華頂殿から見る 相阿弥の作と伝えられる龍心池を中心とした廻遊式庭園を見る

何といっても静寂だから落ち着く 池があるとゆったりしてくる いいなあ

渡り廊下を歩いて小御所に向かう

豊臣秀吉の寄進といわれている「一文字手水鉢」
小御所からの眺め

見る場所が違えば見える風景も違ってくる

室内を見終わって 帰りはお庭を歩いて出口へとの順路で



これがまた素晴らしい 見るだけじゃなく実際に歩いてみると感じ方がまた違って
お庭は歩くのがいいなあ なんて

中央の小さな滝は洗心滝

花崗岩の切石二枚で作られた、半円形の反りの美しい石橋を跨龍橋と呼び、
龍心池の中央には二千貫に近い大石があり、あたかも沐浴する龍の背のようである。
築山や大きな池が室町時代の名残を残す とある。

順路通りに歩く

次に 江戸時代の小堀遠州作の庭 別名霧島の庭があるというけど よく分からない
ここかしら と

なにしろ どこも緑がきれいで美しい

工事中の個所がありなかなか出口にたどりつけず ほとほと参ったわ

 

思いのほか時間を食ってコーヒーでも飲もうかと言ってたけれど、急げやと地下鉄東山駅目指して
これまた探索しながら歩いたわ。遠くに平安神宮の赤い大鳥居が見えてたりして。

無事京都駅到着。
京都タワーも見ず、京都駅の大階段やエレベーターも見ず、昼飯は駅地下のお弁当を買って
新幹線内でビールで乾杯。けがをしなくて何よりでした、はい。

ちんたらやたら長い旅行備忘録にお付き合いくださいましてありがとうございました。
これにて一件落着、のつもりです。

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京都ずらし旅・お庭拝見 圓徳院そして知恩院

2024-06-11 07:57:11 | 

今朝はすっきりした青空。気持ちのいい空。

さてと京都ずらし旅。
ちんたらだらだら、この調子で拝観したお寺をひとつずつ書いていくといつ終わるの
か、って我ながら呆れるから、今日は端折って圓徳院と予定になかった知恩院。

建仁寺から次の圓徳院への道を、年上友と二人して案内板で何度も確認する。
北門出てすぐに右に曲がるのね、と何度も念押しする。
なんたってスマホなんか見ずの「検索より探索」が身上なんだから。
北門に来たらなんと、年上友はまっすぐの道を指さして「こっちよね」って。えっ?!
右に曲がるって言ったけど、右は右でまっすぐじゃないけど。私、見間違ったか。
不安になって確かめに案内板に戻りつつ、またもや年下友の名前を叫ぶ。〇〇さーん!
ああ、だからご一緒したかった。息子さんがひとり旅をさせないのがよおく分かった。
でもでも、年上友は時々正解の道を指摘するからなおさら困るのよ、混乱するの。

って、圓徳院への道を探しながら人気のない小路をふらふらと歩いて。ようやく圓徳院。

秀吉の妻、ねねが77歳で没するまで19年間この地で余生を送り、ここは北政所の終焉の地
となったところだ。ねねが亡くなって400年、祈念に春・秋に特別展が開催されていた。
こじんまりとしていながら落ち着いたお住まいだなと。
お庭は南庭と北庭の二つ。



小さな「南庭」
北山造園の「北山浩」氏に、ねね様が亡くなられて400年の祈念として、禅世界を感じる
庭の様相をおつくりいただいた、と記されていたが、左の赤の敷石と苔の並びは現代風で。

「北庭」こちらもそう広くはない。

もともと伏見城北政所化粧御殿の前庭を移したもので、当時の原型をほぼそのままに留める
桃山時代の代表的庭園のひとつ。賢庭作で後に小堀遠州が手を加えたもの。国指定名勝。

江戸時代、御所周辺に出没した古狐の「宗旦狐」 茶の湯の宗匠に化けて茶会に出たり、
僧侶に化けたりしたんですって。おかしい。可愛くてお持ち帰りしたかったわ。

 

さてさて、ようやくこの日の予定最後の「青蓮院門跡」に行くかと、まずは知恩院目指す。
円山公園突き抜けて。ここまで飲まず食わずで歩いてくるとそろそろ限界に近づいてくるわけ。
よろよろよ。で、最終確認、目の前に知恩院の門の字が見えているのに案内板で確認。
すると、あちらからオジサンが近寄ってきて「どこから来たの」って。横浜からで。
「ああ、それなら分からんわな」なんてオジサン。
知恩院はそこだよ、バスが出ているからそれに乗ると楽に行けるよ、と親切に教えてくれる。
そんじゃ、親切には応じなきゃならない。バスなら行く、帰りもバスが乗せくれるというから行く。
無料ならなおのこと拝観する。年上友に断りもせず、待っているバスに乗ろうって。

「御影堂」 法要が行われていて読経が聞こえる。我らも中に入って聞き入る。
浄土宗は亡き両親のお寺の宗教。南無阿弥陀仏のお経に私もいつものように合わせて唱える。

御影堂横の廊下から阿弥陀堂へ

「阿弥陀堂」
御影堂を見る

急いで帰りのバスに乗って
ばあさんズ、知恩院前から青蓮院門跡へと最後の力を振り絞って歩いたわ。近いのに遠い。

大好きな「三門」こちら見るだけで満足のはずだったのにね。お参りまでできて満足満足。

 

 

 

 

 

 

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