おばんです。一眠りしたら、ありゃま、もう10時過ぎ。なんとかこの記事を仕上げておかねばと老体に鞭打ってパソコンの前に(汗)。
考えてみれば、築地市場は来年に移転するわけだから、今年が最後の歳末だと思い始めたら、どうしても訪ねてみたくなった。お墓参りを済ませて、丸ビルのベトナムフレンチのお店で、ランチを一緒に食べていた家内は、わたしはいいわ、と言うので一人で出掛けた。そういえば、もう、5,6年ほど行っていなかった。
日比谷線の築地駅で降り、築地本願寺を横にみて(前日のテレビで、この寺を建てるために、広大な浅瀬が埋め立てられ、市場も出来たと言っていた)、新大橋通りを進むと、晴海通りとの交差点に出る。そこから築地場外市場が始まる。ここは移転しないことが決まっている。ものすごい人出。アメ横といい勝負。

場外市場をぶらつく、というか、押されて進む(汗)。小さなお店が連なっている。どこも人だかり。


そうだ、テリー伊藤の実家が卵焼き屋さんだったっけ。それを買って行こうとお店に行ったら・・・

ななんと、もう売り切れ!

あんまり混み合っているので、大通りに出て、築地市場に向かった。途中、柳の並木があまりにきれいなので、ついカメラを向けた。

そのすぐ先が、築地市場入口。”平成28年11月7日豊洲市場開場”の看板もみえる。

正門から場内へ。そして、人気の魚河岸横丁へ。一度、ここでお寿司を食べてみたいと思っているが、まだ実現していない。是非、移転前には家内と一緒に。買い物をしたり、食事をしたりするお店が、なんと140軒もあるという。ただ、ここは本来、市場に仕入れにくるプロたちのためのお店で、一般客にも開放している。人気のお店には長い行列が。



場外市場で卵焼きが買えなかったので、7号館の丸高で買う。

↓突き当たりの水神社通りに並ぶお店。初めてここにお店を出したという吉野家もある。

そして、いよいよ、市場へ。ここまで潜入したことはなかった。でも、これが、最後の年末の築地市場と思えば、みるものすべてが愛おしいでんがな(汗)





この向こうは、もう隅田川。勝鬨橋。歳末最後の築地市場(くどいがな)をみて勝どきをあげた。

波除(なみよけ)神社の天井獅子とお歯黒獅子を拝んで、築地市場をあとにした。そこから、晴海通りを銀座まで歩いて、いろいろ面白いものを見たが、時間切れで、ここで、終了といたしまする。

そうそう、最後に菩提寺のお地蔵さんの、掃いての掃いても掃き切れない姿、今のおのれの姿(汗)を紹介して、おやすみなさいにいたしまする。
