気ままに

大船での気ままな生活日誌

東慶寺の早春

2020-02-29 09:38:33 | Weblog

おはようございます。

3週間ぶりに東慶寺を訪れた。第一の目的はハクモクレンの開花状況。そして、前回、咲き始めていた梅はどうなったか。ひょっとして彼岸桜の初花もみられるか、なども期待。

いきなり、山門前の山茱萸の黄色い小花が見頃になっているのに遭遇。先頭打者ヒットという感じでうきうき。

そして、山門前の梅が見頃。二番打者もつなぐ。ノーアウト、一二塁。

山門をくぐると、以前、カルミアのあった場所に紅梅、白梅が植栽されていた。三番もポテンヒットで、ノーアウト満塁の好機。

そして、4番バッターはハクモクレン。見上げた目の先に、ハクモクレンのいくつかが開花!タイムリーヒットで2打点!

そして、ランナー1塁3累で、主軸、5番は梅の並木。写真うつりは悪いが、見た目はけっこういい。よく咲いている。二塁打で2打点。

6,7番の黒塀コンビも連続ヒット。

下位打線も好調。

何と10月桜はまだまだ魅せる。走者一掃の二塁打。

ラストバッターの黄梅。これは、瑞泉寺の牧野富太郎が名付けた黄梅と同じもので花弁が退化している。大阪城梅林では本黄梅と名付けている。三つ、四つ開花。これは予想外の2ランホームラン。

そうそう、ピンチヒッターの彼岸桜は、まだまだ固い蕾。でも、先発メンバー、全員ヒットの満足した東慶寺の早春でした。

次は3月中旬、彼岸桜とハクモクレンのお花見かな。

では、みなさん、今日も一日、コロナ騒動に負けず、お元気で!

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建長寺のおかめ桜

2020-02-28 21:44:17 | Weblog

こんばんわ。

常泉寺や大船フラワーセンターのおかめ桜が見頃になっていたので、建長寺のもそろそろいいだろうと出掛けた。

鎌倉五山一位の豪壮な建長寺と可愛らしいおかめ桜、なかなかお似合いですよ。

三門前の二本のおかめ桜。濃いピンク色。寒緋桜と豆桜の交雑品種とか。なるほど。

左近のおかめ(笑)

右近のおかめ、又の名をひょっとこ桜。

見頃になっていました!おかめは早い。

三門をくぐりながら振り返る。

豪壮な柏槙

法堂の天井画は小泉淳作の雲竜図。

下には釈迦苦行像が。

唐門

アナコンダ(大蛇)仕立て

三門に戻る

可愛らしくも華やかな建長寺のおかめ桜でした。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

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関根正二展

2020-02-28 10:13:53 | Weblog

おはようございます。

生誕120年・没後100年/関根正二展が神奈川近代美術館・鎌倉別館で開かれている。わずか20年の命、そして画業は5年ほどという短期間の回顧展である。関根の回顧展は初めてだが、作品は旅先の福島県立美術館で”師弟”と”神の祈り”等、大原美術館で”信仰の悲しみ”、最近ではアーティゾン美術館で”少年”を見ている。

関根正二(1899-1919)は福島県白河の生まれで、9歳のとき上京、深川に住む。小学校の同級になんと伊東深水がいて、友達になる。1913年(大正2年)頃から絵の勉強を始めたが、ほとんど独学であった。1915年、二科展に”死を思ふ日”が入選し、そのとき特別出品されていた11歳上の安井曾太郎の滞欧作品を見て、色彩の重要性を認識したようだ。二科展の審査委員として、17歳上の有島生馬がいたが、関根のよき理解者であったのこと。

1918年(大正7年)の第6回二科展に”信仰の悲しみ”ほか2点が樗牛賞となり、将来が期待されたが、なんと、翌年に帰らぬ人となった。

会場は撮影禁止だが、見開きのちらしにたくさんの作品が載せてあるので、それらを使わせてもらう。

では、まず、樗牛賞となった3点。

信仰の悲しみ(大原美術館蔵)妊婦の女性の行列という奇妙な絵だが、日比谷公園の公衆トイレから出てくる女性の幻影を見て、それを絵画化したそうだ。原題は”楽しき国土”だった。近代日本画中、類例のない特異な生彩を放つ傑作として評価されている。重要文化財。

自画像(福島美術館)亡くなる1年前の物思いにふける表情。友人の伊東深水が譲り受けたが、亡くなってから両親に返された。

弟(福島美術館) 姉のケラと自分。少年の目がこちらを見つめている。

関根のヴァーミリオンと賞賛された朱色、深い青緑などの鮮やかな色彩が印象的。

少年(個人蔵)りんごのよなほっぺ。

三星(東近美) 三星とはオリオン座の三ツ星のこと。中央が画家本人、右が病院で恋した田口真咲、左が姉ケラ。はじめは中央には女性を描くつもりだったらしい。

の祈り(福島美術館) 

少女(個人蔵) 100年振りの公開。パステル画。病で体力が落ち、パステルを使うようになった。

女の顔(神奈川近代美術館)


井上郁像(福島美術館)

供 (個人蔵)

チューリップ(個人蔵)

また、第三章の関連作家の作品もとても面白かった。伊東深水の若き日の作品や(関根の唯一の日本画と並んで展示されている)、同年に22歳で亡くなった村山櫂多や、有島生馬、安井曾太郎、東郷青児、上野山清貢、久米正雄らの作品も見られる。上野山清貢の妻で作家の素木しづの書籍も展示されている。関根は上野山の家によく出入りしていたが、そのとき夫人は結核にかかっていた。関根は天才は肺病でなければならないと、わざと夫人の使った茶碗を洗わずにそれでご飯を食べたという話がある。

とても素晴らしい展覧会だった。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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おかめ桜と大寒桜 三日月と金星

2020-02-27 21:52:10 | Weblog

こんばんわ。

今日はハクモクレンの開花を見つけたり(前報)、大船フラワーセンターではおかめ桜と大寒桜のお花見が出来たし、夕方は三日月と金星まで見られたし、とてもいい一日となった。

大船フラワーセンターではまず玉縄桜。ここで生まれた本家本元の桜。原木は去年の台風16号で倒れたが、復活し、なんとか花を咲かせてくれた。もう一年、乗り越えれば、完全復活といっていいだろう。

玉縄桜原木(肝っタマ母さん)

玉縄桜座の花形だったタマ三郎は倒木し、二世タマ三郎があとを継いだ。初めての花。今年はまだ華がない。来年に期待。

台風の難を逃れた中堅は今年も見事な花を咲かせた。

リニュアルオープン時に植えられた玉縄桜広場の面々。5年後を期待。大きく育って!

さて、今日の花形スターは、何てたって、このおかめ桜。二本とも華やかにデビュー。

芍薬苑脇の大寒桜も咲き始めた。

大寒桜の実生。寒緋桜と大島桜の交雑種と考えられるので、前者の形質が表に出ているとのこと。

緑のヒマラヤ桜。今年は花を見て上げられなかった。御免。

梅園。まだまだOK。

菜の花と子供たち。

記念撮影

ユキワリイチゲ

利休梅も咲き始める。

ここでも新型コロナウイルスの影響。東博も閉まるらしい。春場所もダメだろう。

月と金星、大接近!

見事な三日月。新月から三日目。

では、おやすみなさい。

いい夢を。


玉縄桜とおかめ桜の競艶

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ハクモクレンの開花宣言

2020-02-27 17:14:22 | Weblog

こんにちわ。

今日、大船フラワーセンターへ向かう途中、大船観音さま下の通り沿いのお宅のハクモクレンが開花しているのを発見。ぼくの令和2年の初見なので速報します(笑)。

歩道橋から見る観音さまと下の通り沿いの玉縄桜。満開続きです。

通りへ出て、玉縄桜と観音さまを一緒に見る。そのとき、前のお宅の庭のハクモクレンの蕾がだいぶ膨らんでいるのに気づく。(写真の左下)

よく見ると、開花しているものがいくつか!

ハクモクレンの開花宣言をしてよろしいでしょうか、観音さま。OKです。ご承諾、ありがとうございます。これで、大船にのったような気持ちで、宣言できます。

さて、明日から、鎌倉のハクモクレン巡りだ。二番手は円覚寺か東慶寺か。新宿御苑も気になるナ。

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八幡さま界隈で早春のお花見

2020-02-26 22:32:29 | Weblog

こんばんわ。

小雨ぱらつく中、八幡さま裏の神奈川近代美術館鎌倉別館に展覧会を見に行った。関根正二展で、なかなか面白かった。見終えて、出てくると、雨が上がってたので、八幡さま界隈を散策した。いいお花見が出来ました。

鎌倉別館の向かいのお宅の紅白梅が見事だったのでパチリ。

少し歩くと、沈丁花の香りが漂ってきて、道元さんの”只管打座”の大きな石碑の前に連れて来られた。これは、”道元鎌倉御行化顕彰碑”で、道元禅師が宝治元年(1247)8月から半年ほど当地に滞在し、源実朝の供養や、ときの執権北条時頼に仏道を講じたこと等を紹介している。時頼からは寺を建立して開山に迎えたいと申し出があったが、固辞したという。なお、只管打座とは余念を交えず、ただひたすら座禅すること、の意味で、禅師が辿りついた仏道の極意である。

手前にすっかり花が開いた沈丁花。

梅が香は負けていた。

裏から八幡宮の境内へ。流鏑馬馬場の寒桜がだいぶ開いてきた。

旗上弁財天の大島桜が、昨日の平塚と同様、早くも咲き始めていた。

一方、奥の河津桜はもう終盤。

平氏池の畔のみもざ。今年の初見。

第三鳥居前の河津桜系の寒桜が満開。

段葛を降りて、第二鳥居近くに玉縄桜が並ぶ。もう、満開を過ぎ、若葉が出てきた。

鎌倉駅前の井上蒲鉾の盆栽はいつの間にか桜に代わっていた。おかめ桜のようだ。

寒桜、河津桜、大島桜、玉縄桜、おかめ桜と早春の桜見物がいっぺんに出来て、こんなうれしいことはない。

では、おやすみなさい。

いい夢を。


鎌倉別館の庭

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平塚総合公園 梅林、玉縄桜は満開 大島桜、あんずが咲き始め

2020-02-26 10:41:26 | Weblog

おはようございます。

今にも降り出しそうな曇り空だったが、ぶらりと平塚へ。総合公園の梅林や玉縄桜が見頃になっているのではと。

門を入ってすぐの(公園の由来をつづった)石碑の前の玉縄桜が満開になっていた。

近くに、あんずだろうか、可愛い花が咲き始めていた。

その先には梅林が。ここも満開。かなり見事。先日、見た小石川後楽園の梅園より見応えがある。

しだれ梅

総合公園の前身がつくば研究学園都市に移転した国の果樹試験場なので、その置き土産かもしれない。すばらしい梅林だった。満開のときに来たのは初めてかも。

梅林の横に白い花を咲かせる大木が。なんと、大島桜!もう、咲き始めていた。

10日もすれば、見頃になるかも。その横に二本の玉縄桜。こちらは初めのと同様、満開に。

大船生まれの玉縄桜は、地元の鎌倉市内にはずいぶん植えられているが、ほかではあまり見ない。平塚で見られるのはうれしい。台風16号の影響もなく、今年も元気で花を咲かせてくれた。

大島桜が咲き始めているならば、山梨もと期待したが、まだ若葉が出始めたところだった。あと、10日ほどで、花も見頃になるだろう。去年は三月半ばだった。

その先にメタセコイアの並木がある。紅葉だけではなく、若葉のときもうつくしいし、冬枝もなかなかのもの。

ここは湘南ベルマーレの本拠地。翌日の試合のためか、スタジアムの前に席とりの列が。

でも、昨晩、Jリーグの試合は、新型コロナのため、中止と発表された。がっかりしたことでしょう。大相撲も中止ではないだろうか。

最後に日本庭園の梅見をして帰宅した。

では、みなさん、今日も一日、お元気で!

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近所のさくらんぼの花

2020-02-25 22:01:19 | Weblog

こんばんわ。

近所に、毎年、大きなサクランボをいっぱいつける桜の木がある。桜桃とか実桜と呼ばれている桜で、鎌倉ではめったに見られない。その桜の花が今、盛りになっている。ぼくがいつも駅へ向かう道とは異なる通り沿いなので、見逃すことが多い。前日、家内が見つけて教えてくれたのだ。

大通り沿いに見えてくる。おっ、咲いてるぞ。

近づくと、もう、ほとんど蕾がないくらいに咲いている。

青い看板を背にして撮ると、青空のようにみえる。今日は曇り空です。

普通の桜と違って、長い雄蕊(おしべ)が特徴だ。

しかし、例年に比べて、華やかさに欠ける。うしろに廻ってみると、真ん中の幹がなくなっている。左の幹も枯死したようで花をつけていない。おそらく、昨年の暴風台風にやられたのであろう。台風16号でフラセンの玉縄桜の原木も倒れた。

昨年(2019年3月3日)の様子に比べれば、明らかに違う。

 

これでは、さくらんぼの収穫は激減することだろう。この桜桃の記事を書くとき、いつも、山形のさくらんぼ狩りのことを思い出す。採り放題、食べ放題で佐藤錦を山ほど食べた。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

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バルセロナ展で音二郎と貞奴

2020-02-25 09:25:32 | Weblog

おはようございます。

東京ステーションギャラリーで開催されている奇跡の芸術都市・バルセロナ展。ここで、思いがけず、川上音二郎、貞奴夫妻のそれぞれの肖像画を見つけてびっくり。画家はラモン・カザス(1866-1932)で、バルセロナ生まれの当代随一の肖像画家。

本展は、産業革命により都市の近代化が進んだバルセロナの1850年代から、バルセロナ万博、スペイン内戦に至るまでの約80年間の歴史を辿りつつ、この地域で生まれた芸術文化を紹介する展覧会。その第4章の”四匹の猫”の中に音二郎と貞奴が現れる。

音二郎と貞奴夫妻を知ったのは、15年前、こちらに越してきてから。ぼくがよく訪ねる茅ヶ崎美術館のある高砂緑地がご夫妻の別荘地であったのだ。その後、ご両人には名古屋、博多等の旅先で出くわしたり、ぼくのブログにたびたび登場している。2011年に、茅ヶ崎美術館で”音二郎・貞奴展”があり、音二郎・貞奴一座は、1899年(明治32年)、サンフランシスコを皮切りに、シカゴ、ボストン、ニューヨークと全米公演し、翌年はパリ万博でも公演し、大成功していることは知っていた。さらに、1902年にバルセロナ公演が3日間、行われたようで、肖像画もこのとき描かれたものだ。まず、その肖像画。

川上音二郎の肖像 (ラモン・ガウス)

貞奴の肖像 (ラモン・ガウス)

高砂緑地内のご夫妻の碑があり、写真も載せてあるが、よく似ている。

なお、お二人はパリ公演のときにも、肖像彫刻家レオナルド・ベルンスタンによる胸像やミュラーの”サダヤッコ”などの絵画作品がつくられた。あのロダンもモデルにしたかったそうだが、都合がつかず、貞奴の後継者、花子をモデルにした作品”花子”をつくったとのこと。このように、貞奴は、日本最初の女優であるだけではなく、国際的にも知られた女優でもあったのだ。

バルセロナには2014年に訪ね、ガウディのサグラダファミリアに感動したが、本展でもガウディカザ・バッリョー設計に関わる図や組椅子などの作品が展示されている。ほかに、ピカソ、ダリ、ミロら著名な画家の作品もあり、そうそう、ル・コルビュジエのリトグラフ作品も展示されていて、いろいろ楽しめた。

また、どこかで、ひょっこりと、音二郎・貞奴夫妻に出会いたいものだ。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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常泉寺の春

2020-02-24 18:31:12 | Weblog

こんばんわ。

近所のミツマタが満開になったので、ミツマタで有名な常泉寺まで遠出した。気温も高く、春のような一日だったが、常泉寺はミツマタだけではなく、しだれ梅、河津桜、寒緋桜が満開、江戸彼岸桜とおかめ桜も咲き始め、加えて、草花もいっぱい、まさに”常泉寺の春”だった。

参道のミツマタ、咲きそろう。

芝桜も。

境内のミツマタ、あちこちに。

しだれ梅

寒緋桜

河津桜

エドヒガン桜

おかめ桜

雲南黄梅

マンサク

椿も各種。

玉の浦

卜判椿

股咲き椿(笑)

沈丁花

ぼけ

馬酔木

寒あやめ

福寿草

ヒメリュウキンカ

こんなにたくさんの花をみせてもらい、まるで植物園のような常泉寺でした。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

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