我が家の”フルムーン夫婦の旅”は、ほとんどが婦唱夫随型である。今度の信州への小さな旅もそうであった。松本から車で30分ほどの、標高1050メートル、美ヶ原高原山裾の扉温泉、明神館という宿に泊った。ワイフが決めただけあって、お料理がまずおいしい。一日目は和懐石、二日目はオーガニックフレンチ。”地産地消”がモットーということで、信州産の野菜、魚、牛肉を使用している。日本酒もビールもワインもすべて信州産。
そして温泉がいい。館内には、露天風呂つき大浴場”白滝”、そして、別の場所に、立ち湯(立ってお湯につかり、緑の景色が眺められる、”雪月花”という湯屋の名前がついている、雪景色もすばらしいことだろう)、そして、また別の湯屋が、”寝湯”(枕木に頭をのせ、寝姿で湯につかると空と山がみえるので空山という湯屋の名前がついている)。これだけではありません。宿を出て、薄川に下りていく途中に露天風呂が。ここは混浴です、と聞いたので、宿に着いて、すぐ入り、待ちかまえていたが(汗)、入ってくるのはむさくるしい男ばかりだった(爆)。ついでながら、混浴でいい思いしたのは、群馬の法師温泉、山梨の下部温泉、それに秋田の乳頭温泉鶴の湯です。酸ケ湯の千人風呂もいいですが、女性陣は端っこに固まり、湯気ももくもくで、あまりみえなかったように記憶しております(汗)。明神館は”混浴の部”では、もうひとつでしたが、四か所もある”温泉総合力の部”では、上位入賞間違いなしです。
とりあえず、今回はここまで。
”おひさま”のロケ地などいろいろ面白いものを観てきましたので、このあと、随時報告したいと思います。
川沿いの露天風呂に向う階段
周辺の山 標高1050メートル(美ヶ原高原の山裾)
白樺林も
部屋の軒先にイワツバメの巣が。早朝に数十羽のイワツバメが15分間ほど乱舞していたのは壮観だった。