こんにちわ。
大晦日恒例の2022年展覧会美女ベスト10を発表致します(笑)。一昨日の2022年展覧会ベスト10に引き続き、これらに展示された作品中の美女ベスト10を選出するものです。一応ルールがありまして、同一展覧会からは複数、選出しないことにしています。そうしないと、たとえば、今回ですと、鏑木清方展やメトロポリタン美術館展には美女がどっさりで、ほとんど独占状態になりかねないからです。また、展覧会ベスト10に落選した展覧会の美女も選考対象です。
さて、ぼくの選んだ美女ベスト10、今年はどうなるでしょうか、ご笑覧下さい。
2022年展覧会美女ベスト10
第1位 鏑木清方 築地明石町(鏑木清方展)44年間行方不明で、2018年に再発見され、東近美に購入された逸品。清方作品のうち、ぼくが一番好きな一点。
第2位 フェルメール 信仰の寓意(メトロポリタン美術館展)ぼくの”フェルメール制覇”のラスト作品となった。ニューヨークのMETではたまたま貸し出し中だったが、今回、向こうからやってきてくれた。記念すべき作品ということでえこひいきで2位に選出。
第3位 浄瑠璃寺・木造吉祥天立像(芸大コレクション展天平の誘惑)模刻ながら艶麗な天女像。3位では失礼かも。
第4位 ボッティチェッリ 若い婦人の肖像/シモネッタ・ヴェスプッチの肖像 /松澤周子による模写(ヨーロッパ古典絵画の輝き/模写に見る技法と表現・茅ヶ崎美)本物は2016年に来日している。2016年美女ベスト10ではトップに選出された。
第5位 橋口五葉 化粧の女 (THE 新版画/版元・渡邊庄三郎の挑戦)
第6位 フェルメール ”窓辺で手紙を読む女”(ドレスデン国立古典絵画館展)
第7位 ジョン・エヴァレット・ミレイ 「古来比類なき甘美な瞳」(美の巨匠たち/スコットランド美術館展)
第8位 上村松園 庭の雪(上村松園・松篁/美人画と花鳥画の世界/山種美術館)
第9位 マン・レイ リー・ミラー(ソラリゼーション)(マン・レイと女性たち)
第10位 ヴァン・ダイク メアリー王女、チャールズ1世の娘(ボストン美術館展/芸術×力)
2022年もなかなかの美女が揃いました。来年末もこうしてふざけられることを願って、2022年のブログを終了したいと思います。最後の〆はやはり、今年の干支、虎さんに。
仙厓 虎画賛 (”仙厓のすべて”展・出光美術館)
この一年、拙ブログにご訪問頂き、ありがとうございました。どうぞ、よいお年をお迎え下さい。