気ままに

大船での気ままな生活日誌

祇園祭 創始1150年記念 還幸祭

2019-07-31 07:02:58 | Weblog

おはようございます。

創始1150年記念の祇園祭見物もいよいよ終盤となりまする。締めくくりは還幸祭で!

7月24日(水)

還幸祭とは、17日の前祭の神幸祭で四条御旅所に運ばれた三基の本社神輿を八坂神社に戻す神事。午後4時半頃に順に出発するという情報を得たので、1時間ほど前には四条河原町駅に到着。まずは、高島屋の祇園祭の飾りを見学。

そして、四条御旅所の前へ。すでに、大勢の観客が集まっている。

御旅所には八坂神社の三基の神輿が勢ぞろいしていた。

真ん中が中御座神輿で(六角形)、左が西御座神輿(八角形)、右が東御座神輿(四角形)。西御座が正妻さん、東御座が妾さんの神輿や、と言われるそうだ(笑)。

しばらく時間があるので寺町通りを歩いてきた。

そして、15分前に帰ってきたら、びっくり。中御座神輿がいないではないか。もう出てしまったのか。

心配は無用だった。一旦出て、近くで待機していた。中御座神輿と白い法被姿の担ぎ手たち。

そして、こちらに向かってくる。

そして、御旅所の前に。

神主さんの祝詞が唱えられ、神事がはじまる。

神事が行われた御旅所。御神輿が出たあとで撮った写真(↓)。

そして、いよいよ、中御座神輿の町内渡御が始まる。先ずは頭上に神輿を掲げる、差しで。

ホイット、ホイットの掛け声とともに!町に繰り出す。

そして、その一時間後に西御座、東御座と順に町に繰り出す。そして、夜に八坂神社に戻ってくる。下の写真は、数年前の八坂神社前での渡御。

翌日(25日)、三基は無事、還幸祭を終え、八坂神社の舞殿に収まっていた。

素晴らしい創始1150年記念の祇園祭・還幸祭でした。

京都夏の旅は、最終日(25日)の京都自由散歩を残すのみとなりましたが、ここで中締めとし、残りは気の向いたときに記事にしたいと思います。

(京都夏の旅#11)

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

 

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京都で横山崋山の祇園祭祭礼図巻を見る

2019-07-30 21:20:01 | Weblog

こんばんわ。暑い一日でした。今日は図書館で避暑(笑)。今晩の記事も相変わらず(汗)、京都夏の旅シリーズです。

横山崋山の祇園祭祭礼図巻は、去年10月に東京ステーションギャラリーで見ているが、京都で、それも祇園祭のときに再び、鑑賞できるとは夢にも思わなかった。なんて運がいいのだろう。ちょうど、夕方の神輿渡御(還幸祭)までたっぷり時間があったので、京都文化会館でこの特別展と常設展を見学した。

ここも撮影禁止なので、前回の記事をもとに祇園祭祭礼図巻について簡単に紹介しておこう。

この絵巻には江戸時代後期の祇園祭の全貌が、上下巻約30Mに渡り、ていねいに描かれている。山鉾も写実的で、5年前、150年振りに復活デビューした後祭り巡行のしんがり、大船鉾も崋山の絵を参考にしている。さらに、200年近く、休み山となっていた鷹山も、今回、唐櫃巡行を果たし、3年後にはこの図を基に山車をつくるようだ。芸術であると共に重要な史学資料でもあるのだ。

絵巻はこんな風に展示されている。(映像は”美の巨人たち”より)

もうひとつの名品、紅花屏風にも再会したかったが、これは後期展示ということだった。

横山崋山(1781~4-1837)は、江戸時代後期に京都で活躍した絵師。幼少の頃から蕭白の絵に触れ、岸駒(がんく)に入門、呉春に私淑。しかし、特定の学派には属さず、自由な画風で、人物画、花鳥図、山水図等を描く。漱石の作品に名前が載るなど、明治、大正期ころまではよく知られた画家だった。

以下、ちらしの写真を載せておきます。

蕭白と崋山(模写)

唐子図屏風

花見図

後期展示の紅花屏風。

平常展は、山鉾巡行の歴史と文化/鷹山復興に向けてこれも見られてよかった。

鷹山御神体人形図

祇園御霊会細記より(鷹山)

これを見てから、還幸祭へ。

(京都夏の旅#10)

では、おやすみなさい。

いい夢を。

(今朝の夜明け前の月)

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祇園祭・花傘巡行

2019-07-30 09:11:15 | Weblog

おはようございます。まだ、京都夏の旅シリーズです。4日楽しんで、後始末(ブログ記事)に1週間かかる。でも、思い出しながらぼちぼち書くのものも楽しい作業。

烏丸御池での全山鉾の出発風景を見終えて、河原町御池に廻り、ここで辻回しをふたつほど見学して、ビル内のカフェで一休みした。30分ほどして外に出ると、もう、花傘巡行がだいぶすすんでいた。でも、一番のお目当ての花街の芸舞妓さんのパレードはこれからのようだった。

八坂神社婦人会

久世六斎保存会

花笠娘たち。

織商鉾のお姫さま。

いよいよ花街パレードだ。

祇園甲部の芸舞妓さん。

宮川町がやってくる。

鷺踊り

最後を飾る萬灯踊り。

華やかな花傘巡行でした。このあと、午後4時半頃からはじまる御神輿渡御までは、京都文化博物館で過ごす。(つづく)

では、みなさん、今日も一日、お元気で!

(京都夏の旅#9)

 

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明月院の山百合 秋海棠も咲き始める

2019-07-29 22:16:29 | Weblog

こんばんわ。いよいよ関東地方も梅雨明けとなりました。

ぶらりと出掛けたあじさい寺で知られる明月院。もう、紫陽花はすっかり姿を消しましたが、代わって山百合が咲き乱れ、秋海棠も咲き始めていました。

あじさい寺の今。明月院ブルーはなく緑一色。

その代わり、周辺の日当たりのよい崖には、山百合がいくつも。

竹林の近くにも。

本堂の横にも。

花地蔵さんもにっこり。

楽しみにしていた秋海棠も咲き始めました!

秋海棠街道とぼくが名付けた小道。咲きそろうと見事。また、来週にも。

ほかにも夏水仙があちこちに。

黄金色の彼岸花

ヤブランもいっぱい。

鬼百合。

ぼたんくさぎ

明月川の畔にはタマアジサイが咲き始めました。

すばらしい明月院の梅雨明けでした。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

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祇園祭・あとまつり 続・山鉾巡行

2019-07-29 11:16:37 | Weblog

こんにちわ。あとまつり山鉾巡行のつづきでござりまする。

7月24日

南観音山 

見送りは加山又造下絵の龍王渡海図

役行者山

浄妙山

宇治川の合戦を題材にしている。一来法師が”悪しう候、浄妙坊”と頭上を飛び越え、先陣に出るところ。

鈴鹿山



鷹山 193年振りの唐櫃巡行。2022年に完全復興。

大船鉾 しんがりを務める。2014年に49年振りに後祭が復活し、150年振りに大船鉾が復活巡行した。2015年に大船鉾は六本木にも凱旋した。

すべて終わったので、次に、地下鉄で河原町御池に廻り、辻回しを見学。ちょうど南観音山が十字路にやってきた。

観客がみつめる。

辻回しが始まる。三回で向きを変える。報道班の影で細かいところがよく見えない。

向きを変えて、河原町通りへ。

つづいて役行者山が。今度は市役所を背景に撮ってみようと位置を変える。こちらも大観衆。

この山は小さいので担いで、(余裕で)何度も廻る。

朝から立ちっぱなしで、疲れたので、カフェで30分ほど休憩。そのあと、花傘巡行を見学する。(つづく)

(京都夏の旅#8)

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有明の月 今日にも梅雨明けか

2019-07-29 09:13:30 | Weblog

おはようございます。

久し振りの有明の月。

午前4時半

午前6時半 ♪新しい朝が来た 希望の朝だ喜びに胸を開け♪

関東地方、今日にでも梅雨明け宣言でしょうか。

朝6時半からの朝散歩。夏の花々。

百日紅

オシロイバナ

キバナコスモスが咲き始めました。

あたいは梅雨が好き、つゆくさ。

おいらはツユクサが好き。

今年も咲きましたメガネツユクサ。

赤と黒のブルース♪ 凌霄花と黒揚羽。

芙蓉明け宣言!

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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瀬戸ダイヤ輝く 二つ目の金

2019-07-28 23:11:28 | Weblog

こんばんわ、パート2(笑)。

瀬戸大也選手、やってくれました。水泳世界選手権で、先日の200M個人メドレーに続き、今夜の400メートルでも金メタル!金が重なり、ダイヤモンドに瀬戸大也(ダイヤ)輝く

大橋悠依選手も頑張った!女子400メートル個人メドレーで堂々、銅メタル。200メートルの涙の失格を見事、乗り越えた。

大谷翔平も、後半戦初のホームランをかっ飛ばした。15号!

この日、ジャパンデイで片付けの女王、近藤麻理恵さんが始球式へ。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

今日、明月院で早くも黄金の彼岸花を見ましたよ!瀬戸ダイヤの金メタルの前触れだったかも。

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令和元年祇園祭 あとまつり山鉾巡行

2019-07-28 22:04:30 | Weblog

こんばんわ。京都夏の旅も三日目に入り、メインイベント、令和元年祇園祭の、あとまつり山鉾巡行山となりまする。

7月24日

いつもは、京都市役所前(河原町御池)に陣取り、巡行と辻回しを見学するが、今回ははじめて烏丸御池で、山鉾巡行の出発風景を楽しむことにした。出発時間9時半の20分ほど前に到着。何とか写真がとれそうな位置を見つけた。

はやくも山鉾は勢ぞろい。

いよいよ先導部隊が出発!そして、そのあと次々と。

橋弁慶山

弁慶と義経


北観音山

鯉山

八幡山

黒主山

まだまだ、続きます。ここで、一旦、休憩といたしまする。

(京都夏の旅#7)

 

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宵山と屏風祭

2019-07-28 10:29:29 | Weblog

おはようございます。まだまだ続きます、京都夏の旅シリーズ(笑)。今朝は宵山見物の巻。宵々山では室町通りに立つ山鉾の見学でしたが、この日は、新町通りに並ぶ山鉾と屏風祭の見物となりまする。

7月23日 夕方

今回も地下鉄の烏丸御池駅からスタート。前日、見学した鈴鹿山、役行者山を通り過ぎ、昨日、単独でレポした鷹山に到着。じっくり見て、新町通りへ。四つの山鉾が次々と。そして、豪商の屏風などのお飾りを窓から覗かせてもらう。では、順に。

八幡山

八坂神社のお祭に八幡宮を山に祭っているのは不思議だが、当時から八幡宮信仰が厚かったということが伺える。

豪華絢爛の内装品。

左甚五郎作の八幡さまの象徴、鳩二羽。

社殿

北観音山

上り観音と呼ばれ、楊柳観音像と韋駄天立像を安置する曳山。すでに翌日の水引や見送りの幕が張られている。



南観音山

下り観音とも呼ばれ、楊柳観音像と善財童子像を祀る。見返りは加山又造下絵、龍王と渡海図。

コンチキチンと祗園囃子が聞こえてくる。

そして、後祭の山鉾巡行のしんがりを務める大船鉾。大船に住むぼくには親戚鉾(笑)。5年前の復興初巡行も見ている。前祭の船鉾が神功皇后の出陣を模したのに対し、大船鉾は戦いに勝った凱旋の船を表す。

 

ここのちまきを買う予定にしていたが、すでに完売とのこと。大船鉾からみれば乾杯!ぼくからみれば、完敗

新町通りの屏風まつりも楽しみました。

ここでは、覗きも許される。

四条通りを地下鉄の四条駅へ。途中、ぼくの好きな前祭の月鉾が建つ場所で立ち止まる。

さあ、次はいよいよ、あとまつりのハイライト、山鉾巡行です!

(京都夏の旅#6)

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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鷹山、200年振り復興へ 

2019-07-27 22:07:56 | Weblog

こんばんわ。

2014年の祇園祭は思い出に残るものだった。なにしろ、49年振りに後祭が復活し、150年振りに大船鉾が巡行したのだから。そして、5年振りに、今年もまた記憶に残るものになりそうだ。

かつては後祭の大型の曳山(ひきやま)で、200年近く休み山であった鷹山(たかやま)が復活ののろしを上げた。振り返れば、1826(文政9)年の大雨で懸装品が損傷し、翌年から山鉾巡行に加われなくなった。さらに1864年の禁門の変に伴う大火で大半を焼失した。その後、1986年に染色作家の故皆川月華さんが見送りを寄贈するなど、復興機運が盛り上がったこともあったが、資金繰りの問題などから実現せず、祭りの期間中には、焼け残った懸装品などを披露する会所飾りのみとなっていた。それが、いよいよ、今年から193年ぶりに八坂神社の祭神の名をしたためた掛け軸を唐櫃(からびつ)に収め、山鉾巡行に参加することとなった。さらに3年後、2022年には鷹山として本格的に巡行する見通しだという。

7月23日 宵山

鷹を手に持つ鷹匠、犬を引く犬遣い、樽を背負ってちまきを食べる従者(樽負い)の3体の人形を載せ、真松を立てる。

八坂神社の祭神の名をしたためた掛け軸(唐櫃に収められる)

皆川月華氏寄贈の見送り

翌日の巡行の準備。

7月24日 鷹山の唐櫃(からびつ)巡行

唐櫃

約200年振りの復興、おめでとうございます。

3年後も是非、見学に!

(京都夏の旅#5)

では、おやすみなさい。

いい夢を。

今日の隅田川花火大会はテレビ桟敷で。 

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