気ままに

大船での気ままな生活日誌

カルガモ日誌(29)夏越の祓い

2016-06-30 22:29:40 | Weblog

こんばんわ。今日、6月30日はちょうど一年の半分が終わる日。八幡さまでも夏越えの祓が行われた。ここでは、正式なお祓いを受けないと、茅の輪くぐりも出来ない。今日は、ちょうど午後1時からはじまる大祓の儀式に間に合い、久し振りに参加した。舞殿横の広場で、ろうろうと読み上げられる大祓詞を聞いて、そのあと、神官からお祓いを受ける。そして、茅の輪くぐりをして、お神酒を頂いて、半年間のぼくの穢れは落とされたのであった。

第三鳥居

大祓日程

茅の輪くぐり

お神酒をいただく

穢れを落としてから見る、八幡さまの蓮の花はことのほかうつくしかった。

本殿から舞殿を望む。

カルガモ家族も、夏越えで、神妙にしていた。明日からも元気でがんばってね。
区切りのいい日なので、今日をカルガモ日誌の最終回にしようと思ったが、29回では区切りがわるいので、次回、30回を総集編として締めたいと思っています。

では、おやすみなさい。げろげろ。

よい夢を。

(浄智寺の布袋さまです。おなかの具合の悪い方は画面のおなかをさすれば治ります。眠れない方は頭をさすってください。後ろ指をさされているような気がする方は指をさわれば解決するでしょう)

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大船フラワーセンター 夏薔薇、見頃に

2016-06-30 17:57:34 | Weblog

こんにちわ。

大船フラワーセンターの夏薔薇が見頃になっています。

メンデルスゾーン

オクラホマ

ストラボバビロン

ハスもはじまった。

ポンと鳴るのは俗説ですとのこと。

珍しい牡丹のような蓮、友誼牡丹蓮。

蓮田の花も咲き始めました。

ききょう

ヘメロカリス

夏の女王、ヒマワリも。

今年も画家のヒマワリが元気に育っていますよ。マチス、ゴッホ、ゴーギャン、モネのヒマワリ。

マルバデイゴは散ってしまいましたが、ヒシバデイゴは見頃に。

築山の山百合はまだつぼみ。紅筋山百合も気配がない。でも、入口の展示ギャラリーで鉢植えの紅筋山百合が一つだけ咲いていましたよ。

以上は6月29日の状況です。露地の紅筋山百合も見逃さないようにしなければ。では、また。


 

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シネマ歌舞伎 阿弖流為(アテルイ)

2016-06-30 09:33:59 | Weblog

おはようございます。今朝は隣町でみてきたシネマ歌舞伎のこと。

一度、シネマ歌舞伎を見てみたいと思っていたが、ようやく実現した。歌舞伎の舞台公演をHDカメラで撮影し、映画館の大スクリーンでデジタル上映するというものだが、その大迫力にびっくり。毎月1回の上映で、今回は平成27年に新橋演舞場で公演された阿弖流為(アテルイ)。

大沢たかお主演のテレビドラマは視聴していたので、おおよその筋はわかっていたが、歌舞伎用に中島かずさが大幅に脚色している。3時間の上映時間、いっときも目を離せないような、面白い展開の筋立てになっている。おまけに、俳優陣が豪華。アテルイに染五郎、坂上田村麻呂に勘九郎、鈴鹿と立烏帽子(鈴鹿に化けた、実は山の神の化身)の二役を七之助。脇役もばっちり。

染五郎も勘九郎もそれぞれの役になりきって好演。とくに七の助がいいぞ!熊子もよかった(笑)。立ち廻りがしょっちゅう出てくるが、これがまたすごい。むかしの東映時代劇のような大迫力。歌舞伎の実際の舞台上ではこうはいかないから、シネマ歌舞伎ならではのだいご味。

さまざまなことをのりこえ、さまざまな思いを胸に、互いを認め合う染五郎と勘九郎の最終決闘にはついほろり。

本物の歌舞伎より面白い(笑)!大満足の初見シネマ歌舞伎でした。今年一番、面白い映画だった、といえる!

次回も行くゾ。勘三郎の”野田版・研辰の討たれ”。

。。。。。

2013年、青森駅前のねぶたの家ワ・ラッセでみた、前年最高賞を受賞したねぶた、東北の雄、阿弖流為(アテルイ)。

京都清水寺にある阿弖流爲(アテルイ)・母礼(モレ)の碑の顕彰碑。この碑は、1994年に関西胆江同郷会と関西岩手県人会、京都岩手県人会によって建造された。


(碑文)八世紀末頃、日高見国胆沢を本拠とした蝦夷の首領アテルイは中央政府の数次にわたる侵略と十数年に及ぶ奮闘空しく、ついに坂上田村麻呂の軍門に降り、同胞のモレと共に都に連行された。田村麻呂は敵将ながら、両雄の武勇、人物を惜しみ、助命嘆願をしたが、容れられず、河内国で処刑された。この史実に鑑み、田村麻呂が開基の清水寺境内に顕彰碑を建立する。

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カエンボク(火焔木)の花咲く日

2016-06-29 22:28:08 | Weblog

こんばんわ。今日はカルガモ親子に出会わなかったので、このニュースで”おやすみ記事”にさせていただきます。

ぼくはジャカランダのフアンで、今年も、熱海や横須賀に見に行って、ブログ記事にもしている。そのとき、いつも、これが三大花木のひとつであり、あとの二つはカエンボク(火焔木)とホウオウボク(鳳凰木)であると紹介している。

灯台下暗しで、そのカエンボクが大船フラワーセンターの温室にもあることを知ったのはついこの前。そして、今日、はじめて、真っ赤な花を数房ほど咲かせているのに気付いた。ところが、いずれも、先端部に近い枝についていて、十分、観察できず、花弁の後姿だけ。でも写真だけは撮ってきた。

温室の隅にひっそりと立っている。主幹は途中で切られ、そこから数本の支幹が伸びている。温室に収まるように剪定されているのだろう。

その枝の先端部付近に真っ赤な花房がみえる。

その二つを下から撮る。

蕾らしいものも。

のうぜんかずら科というから、ジャカランダと同じ。そういえば、凌霄花のような花。もっと下の枝で咲いてもらうと、花のかたちがよくわかるのだが。とにかく、はじめて花をみて、うれしい。

帰宅してから、家内に伝えると、そういえば、台湾旅行で見たような気がするという。こうゆうとき、ブログが役に立つ(笑)。検索すると、2013年の4月の記事にちゃんと載っていて、写真もあった。こんなふうに咲くのだ。


ついでに、台湾旅行の記事を読んでしまった。思い出すなぁ。ヘルメットをかぶって、花蓮の太魯閣(たろこ)峡谷を見学したっけ。

さあ、次は、ホウオウボク(鳳凰木)の花をみて、三大花木制覇だ!

では、おやすみなさい。げろげろ。

いい夢を。


 

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海蔵寺 山百合と桔梗も

2016-06-29 09:18:15 | Weblog

この日は、東慶寺で紫陽花とハンゲショウをみて、長寿寺では立派な山百合に出会った。亀も転げ落ちるというほどの急坂ではないが、亀谷切通しを抜けて、海蔵寺へ。

白い花菖蒲と松葉菊の並びをみに行って以来の訪問。いずれも、すっかり姿を消し、花菖蒲はばっさりと剪定されていた。

その代わり、桔梗がわが世の夏を迎えていた。白桔梗も。

蓮の花ももう、明日にでも、開こうかという気配だった。

ここでも、山百合をみつけた。4株とも大きな花を咲かせていた。

凌霄花も。

青苔も。イワタバコの花はもうない。

山門前の萩の花が一部、もう開いていた。ここの、初秋の萩は見逃せない。

静かな、海蔵寺だった。山百合が咲いているときに来られてよかった。

さて、今日はいずこへ。

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東慶寺 梅雨時の花だより

2016-06-29 08:42:46 | Weblog

おはようございます。

雨があがった午後、ちょっとひさしぶりに(笑)、東慶寺に寄ってみた。紫陽花はまだまだだし、茶室前の半夏生が真っ白になり、並んでオレンジ色のヒメヒオウギズイセンなど、梅雨時の花々がはなやかだった。

門前の紫陽花

本堂前の紫陽花

茶室前の白とオレンジ色のバラード。半夏生とヒメヒオウギズイセン

古井戸から眺める

まだノカンゾウ

一瞬にして”七変化”させ、遊んでみました。




それでは、みなさん、今日も一日、七変化で(笑)、お元気で!

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カルガモ日誌(28)長寿寺の見事な山百合に出会った日

2016-06-28 22:28:38 | Weblog

こんばんわ。

カルガモ日誌その28は、長寿寺の見事な山百合に出会った日としました。ただの山百合ならば、すでに鎌倉では、昨日、円覚寺でみているし、もっと視野を拡げれば、一昨日、横須賀の衣笠山でもたくさん目にしている。にもかかわらず、わざわざ、サブタイトルに採用するほどの山百合とは。

これでござんす。

どうだ、文句あっか。

寿命が三年伸びたよ。このブログにおいでいただいた方も、一年は伸びたはず(実物をみた人とは差をつけねば)。なにせ、ここは長寿寺だからね。

土日しか開門しないこのお寺。この山百合は山門前の石段の横に咲いているので、平日でもOKです。お近くの方はぜひ、お見逃しなく。あと数日は大丈夫でしょう。

一見、何気なく咲いているようですが、よくよくみると、細い針金で支えられているのですよ。ありがとうござんす、お寺さま。

さらに、もうひとつ、境内にも。これも拝観料なしで、亀が谷切通し側から拝見できます。

うしろの紫陽花も見事でしたよ。切通し右側が長寿寺境内。

では、おやすみなさい。

おっ、忘れてました。主役のカルガモ親子のこと。

緑の小島でお休み中でした。

このあと水上にも出てきて、子鴨、六羽を確認しています。写真の左がお母さん、右が三羽の子鴨。もう区別ができないほどに成長しました。

では、こんどこそ、おやすみなさい。

いい夢を。

(かまくらのろくでなし猫)

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古代ギリシャ展/時空を超えた旅(2)

2016-06-28 12:48:01 | Weblog

こんにちわ。古代ギリシャ展のつづきです。

一度、訪ねたことのある国は、地理とか歴史とかは、少しは頭に残るのだが、ギリシャは未踏地なので、そうはいかない。だから、こんどの展覧会では、地理も歴史も勉強しなければならない(笑)。高校生用の教科書を開けてみたり、図書館で借りた、図説ギリシャ歴史・神話紀行(巌谷国士著)も読んだりしている。それでも、なかなか頭に入らないのは年のせいにしておこう(笑)。

さて、第4章 幾何学様式~アルカイック時代(BC900-480)に入る。先史時代がおわり、ここからは”歴史時代”となる。BC1600-BC1100年とつづいたミュケナイ文明は突如勃興した海の民(ドーリア人)により崩壊した。そして、長い暗黒時代を経て、BC1000年紀に、”幾何学様式時代”(美術史的時代区分)に入る。BC8世紀となり、ギリシャ各地でポリス(都市国家)が生まれ、ギリシャ文字もつくられる。BC7世紀の”東方化様式時代”には、オリエント由来の動植物のモチーフが中心となり、神々や人間の表現も急増する。BC7世紀末からBC6世紀のアルカイック時代には、等身大の大理石彫刻が造られるようになる。

では、その時代の代表作品をご覧ください。

アルカイック時代の男性裸体立像をクーロスと呼ぶ。クーロス像(BS520年頃/ボイオティア地方、高160.0cm/大理石)と、女性像のコレー像(前530年頃/アテネ、アクロポリス、エレクテイオン出土/高95.4cm/大理石)マントの縁には彩色の痕跡。アルカイック・スマイルが印象的。

都市国家スパルタの作品もこの章。兜をかぶった戦士頭部、女性小像など、スパルタ教育を連想させる体育系の作品。

第5章 クラッシク時代(BC480-BC323) 

BC509年にアテネは民主政に移行、”クラシック時代”に入る。アテネのアクロポリスにはパルテノン神殿が建設され、後の西洋美術に大きな影響を与えるような彫刻・絵画が制作される。民主政治の証しとして、オストラキスモス(陶片追放)の陶片や、公職者を公平に選ぶくじ引きの道具なども展示される。また、様々な神々、アポロン(芸能、芸術の神)、アルテミス(狩猟、貞潔の女神)、デメテル(豊穣の女神)とコレー、さらにアスクレピオス(医学神)の信仰にも目を向け、関連の品々が展示されている。

本来であれば、パルテノン神殿に飾られた、彫刻がいくつも並ぶところであろうが、それらはロンドンの大英博物館に行かなければみることが出来ない。ぼくは、2011年に大英博物館も古代ギリシャ・ギャラリーで、素晴らしい大理石の彫刻の数々を見てきた。”エルギンの掠奪”と言われている(笑)。英国の外交官エルギンが4人の芸術家を引き連れ、パルテノン神殿の美術調査にきていたが、当時、ギリシャを統治していたオスマントルコの皇帝と交渉し、なんと、大理石彫刻を英国に持ち帰る許可を得たのだ。

本展では、パルテノン神殿の西面フリーズ(複製)が飾られているのみである。ちょっと、さびしい。

パルテノン宮殿

クラッシク時代の代表作

アッティカ赤像式萼型クラテル(BC390~BC380年) 2つの面に2つの神話がそれぞれ描かれている。片面は酒神ディオニュソスとアリアドネ、逆面は海神ポセイドンとアミュモネ。アリアドネの肌や衣には、白い彩色が施されていた。どちらも危機的状況に陥った人間の娘が神に救われ、結ばれるという物語である。この大振りな器は葡萄酒と水を混ぜるために用いられた(サイトより)。

アリストテレス像(1世紀後半/アテネ、アクロポリス博物館敷地出土/高45.5cm/大理石)哲学者アリストテレスはプラトンの弟子で、アレクサンドロス大王の家庭教師でもあった。紀元前335年にはアテナイに学園リュケイオンを創立している。アテネのアゴラ(広場)には、大王が立てたアリストテレスの肖像があったことが知られている。ただしこの胸像はローマ時代のコピーで、新アクロポリス博物館の工事中に出土した。(サイトより)

医学の守護神、アスクレピオスの頭部(BC4世紀半ば)、同小像(3世紀)もこの章に。流行り病もたびたびあり信仰された。当時は哲学者が医師を兼ねていて、当時、実際使用されたメス、鉗子、ヘラ、薬餌なども展示されている。

さて、ここら当たりでひと休み。雨も止んだし、外に出てみましょうか。

東京文化会館の前で美女に遭遇。この日、公演があった英国ロイヤル・バレエ団のスターたちのようだった。EU離脱が決まった翌日、バレリーナに動揺は隠せなかった。いかん、これは主観的記述ですね、喜んでいるかもしれないし(笑)。

次回は第6章からに致しまする。

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明月院紫陽花、まだまだいけるなり

2016-06-28 08:20:08 | Weblog

おはようございます。冷たい雨の降る朝ですが、いかがおすごしでしょうか。

鎌倉で紫陽花といえば、明月院。ぼくも、ここが一番好きで、家から近いこともあり、紫陽花の季節には咲き始めからおわりまで数回は訪ねる。昨日も、そろそろ終盤に入ったのではと、覗いてきた。月曜日だというのに、かなりの人出だった。実際、紫陽花もまだまだいけるといった感じで、これなら当然かと思った。お寺さんもみていて、まだ、お見せできるという間は、紫陽花料金(500円)にしている。これが通常料金(300円)になれば本当におわるのだ。

山門へ向かう道は写真を撮る人で混み合っている。

でも、一本横の道は静か。でも、最盛期はここもいっぱい。

竹林前の紫陽花

ひめあじさいがほとんどだが、たまには違う品種も。

凌霄花と。

花想い地蔵さんが紫陽花を抱えている間に、もう一度、来ましょうか。

では、みなさん、今日も一日、お元気で!

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カルガモ日誌(27)円覚寺とグランド・ブダペスト・ホテルなり

2016-06-27 22:25:05 | Weblog

こんばんわ。

今日のカルガモ日誌はグランド・ブダペスト・ホテルと円覚寺なり。

ぼくの今日一日を漸く、要約するとこうなるノデアル。

AM11:30 カルガモ親子、無事息災なり。

AM13:00 円覚寺でお花見なり。

紫陽花見頃つづくなり。




山百合も咲くなり。

真民さんの、ねがいなり。


PM2:00 かまくら銀幕上映会でグランド・ブダペスト・ホテルを観るなり。面白きミステリーコメディーなり。

来月の上映は”セッション”なり。名門音大に入学したドラマーと蜷川さんのような鬼教授の物語なり。みたいなり。

では、おやすみなさいませ。げろげろ。

よき夢をごらんなされませませ。

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