
今日は早朝から東京に用事があって、今、帰ってきたところだ。今日の丑三つ時まで、サッカーを観ていたので、いくらも寝ていない。本当に、こんな試合となれば、寝ているわけにはいかない。今日の夕刊をみると視聴率が57.3%だったというから、これを観ないで、ねてるなんぞ、日本人じゃないというところだろう(笑)。うちのグググの女房は、相変わらずで、前半が終わったらすぐ、寝息をたてていた。彼女が、今日お茶のお稽古に行ったら、年配者ばかりだが、ほとんどの人が最後まで見てたらしい。
はらはらどきどきの試合だった。パラグアイの猛攻を、好セーブする川島と守備陣。いつ点をとられてもおかしくないときもあった。一方、わが軍も、クロスバーにはじかれる、枠をわずかにはずれる等、惜しいシュートがいくつもあったが、ネットを揺らすまでには至らなかった。そして、後半も終わり、0対0。リーグ戦なら、両チーム、勝ち点1で引き分けというところだ。
延長戦に入り、わが軍、攻撃的布陣で臨んだが、どうしても点が入らず、とうとう、PK戦に。この時点で、ぼくは、なんとなく負ける気がした。本当に、その通りになってしまった。PK戦なんて、いってみれば、今話題の(笑)、賭博みたいなもので、ただの運で決まる。勝っても負けても、後味の悪い勝敗決定法だ。なんとか、引き分け再試合法に変更できないのものだろうか。
PK戦、3番手の選手のシュートがクロスバーにはじかれたとき、日本中の、大量なため息が、夜空に吸い込まれていったことだろう。あああ、残念・・。結局、これで決まってしまった。ぼくも、悔しくて、選手の涙を思い浮かべたりして、なかなか寝付かれなかった。選手の皆さんは、ぼくらの何百倍ものショックであったことだろう。
でも、冷静に考えてみれば、よくぞ、ベスト16まできたものだ。それもベスト8には、ほとんど”長か半か”で入れなかっただけなのだから、実質ベスト8と誇ってもいいことだ。あの、イタリアもフランスもイングランドも、決勝トーナメントに入れなかったのだから。
本当に、よくやった岡田ジャパン。喜んで迎えてあげたい。
今日はぐっすり眠ってください。ぼくもです。




