気ままに

大船での気ままな生活日誌

”キャッツ” 横浜公演を観る

2010-01-31 11:28:26 | Weblog

ワイフが10年ほど前、劇団四季の”キャッツ”の福岡公演を観ている。とても良かったと言っていた。昨年11月から、横浜公演が始まったというので、是非にと、彼女が前売り券を買っておいた。ぼくもミュージカルは好きな方で、今までも、劇団四季のライオンキングとかオペラ座の怪人とか美女と野獣(これはヤンキース戦を観に行ったときにNYのブロードウエイで)なども観ている。だから、今回の”キャッツ”もとても楽しみにしていた。

劇場に入って、まず驚いた。舞台上のみならず、壁という壁に粗大ゴミ(猫の目線でみた大きさなので、みなそうみえるのだが)の小道具が置かれている。このゴミ捨て場がにゃんこの”舞台”なのだ。幕が開くと、ぐるりと舞台が回り、粗大ごみが後方に回り、夜空にはこうこうと満月が輝いている。今日は、年に一度の野良にゃんこの舞踏会なのだ。

そしてこの日、天上の世界で永遠のいのちが与えられる、にゃんこが選ばれるのだ。それがクライマックスになるのだが、それまでに、さまざまな個性をもったにゃんこが現れる。若いときには名優だった、年老いた、にゃんことか、むかし娼婦だったにゃんこだとか、聖者のような長老にゃんことか、魔術つかいのにゃんことか、もちろん、若いぴちぴちした美尻(汗)のにゃんこだとか、個性あふれるにゃんこたちが、舞台中、ときには客席まで来て、歌い、踊り、飛び跳ねる。

俳優さんたちの歌声は一流だし、ダンスも上手だし、いろいろなストーリーが織り込まれている脚本もいいし、本場英国の"CATS"のことばを翻訳した日本語もとても自然だし、前述の舞台装置もいいし、文句の言いようのない、すばらしいミュージカルだった。

猫も人間と同じさ、いろんな猫がいる、猫とはじめてつきあうときには、なれなれしく近づくのではなく、尊敬の念でをもって近づいてきて、そうすれば、うまくつきあえるだろう、そんな意味の言葉があった。・・・これから、そうします、にゃんこさま。

5月ころまで横浜公演があるようなので、もう一度、観にいこうと思っている。で、もう少し、勉強しておこうと思って、2000円のカタログを買ってきた。いろんな、にゃんこさまのプロフィルが紹介されていて、とても参考になる。次回はもっと楽しめることだろう。客席はできれば、通路側をとろう。美女にゃんこさまと握手をしたいから(笑)

カタログから。さまざまな情景。








カタログには約30人(匹というとつきあってもらえないからね)のにゃんこさまのプロフィルが。そのひとり。ぼくが次回、握手したいタントミールというにゃんこさま。そこの説明。1998年福岡公演(ワイフが観た)からバージョンアップ。新生”キャッツ”の象徴といえる猫。ワインレッドのシャム猫の一種。毛足の短いスレンダーな姿がひときわ目を惹くセクシーな雌猫(汗)。

。。。

キャッツの初日は1983年の東京公演。劇団四季創立30周年記念だった。そして、大阪、名古屋、と全国主要都市公演がつづき、現在まで7000回上演という、演劇史上空前のロングランになった。カタログに浅利慶太さんの苦労話が載っていた。また、機会をみて紹介したいと思う。

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満月と火星ちゃん

2010-01-30 23:34:47 | Weblog

元旦満月が欠けてきて、消えてなくなり、また、三日月になり、半月になり、だんだんふくらみ、今晩はまた、見事な満月になりました。そして、満月のちょっと横に、火星ちゃんもお祝いにかけつけてくれています。ひとつき、あっという間にたってしまいましたね。

今日のような満月の出ている、ゴミ捨て場を舞台にしたニャンコの舞踏会、ミュージカル”キャッツ”を、今日、横浜の劇団四季で観てきました。すばらしいミュージカルでした。


早めに会場についたので、辺りをぶらぶらしているとき、迎賓館で花婿、花嫁さんも観ることができました。今が満月ですね。 これから、欠けたり、また満月になったり、いろいろあるでしょう。どうぞお幸せに。


今日も楽しい一日でした。ではおやすみなさい。
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アインシュタインと門司港

2010-01-30 10:19:33 | Weblog
3年ほど前に、日光金谷ホテルの古い宿帳にアインシュタインの名前をみつけびくっりしたことがあります。1922年12月4日チェックインとありました。そして、今回、またびっくり。門司でもアインシュタインが、ここに1週間ほど宿泊していたのです。門司港駅前の、この旧門司三井倶楽部です。門司港駅と並ぶ、重要文化財建造物です。


中に入ると、たしかに証拠品が。サカエヤ(?)(後述の栄屋旅館のことかな。勘違いしたのかな)A.EINSTCIN(?) EがCになっている。でも、彼のサインであることは間違いない。1922年とある。



アインシュタイン夫妻の写真と応接間


エルザ夫人と使用した寝室


大正11年(1922年)12月23日に門司港に到着、翌日、博多で講演、九州一円から、なんと3000人の聴衆が集まったそうです。その晩は、旅館栄屋ではじめて、畳の部屋で布団に寝たそうです。翌日からは、また三井倶楽部で宿泊して、義太夫や謡曲などをきかせてもらったり、返礼にご自身でバイオリンでアベマリアなどを弾いたりして、楽しみ、12月29日、アインシュタイン夫妻は門司港から帰国の途についたのでした。門司港は別れの港だったのです。

改造社の招きで、11月17日に神戸に上陸しましたが、日本に向かう、上海辺りの船中で、ノーベル賞受賞の知らせが入ったそうですから、日本訪問はどんなに、楽しい日々だったことでしょう。よく知られているように、アインシュタインの青春時代は、歌の文句ではありませんが、♪青春時代が夢なんてあとからほのぼの思うもの 青春時代のまん中は道に迷っているばかり♪でした。高校は中退するし、大学に入っても授業には出ない、就職もできず、家庭教師をしながら、やっと入ったところは研究機関ではなく、特許局に7年間。それが、なんと、ノーベル賞。それも、この前、蓮舫議員の”どうして2番じゃいけないんですか”、の反論のために雁首を並べていた(爆)、最近のノーベル賞受賞者たちの業績とは桁違いにスケールの大きな業績です。
日本訪問が、どんなに快いものであったか想像がつきます。

来日したエルザ夫人は再婚の人。ちなみに、ノーベル賞の賞金は、前夫人に慰謝料として渡したそうです。

先日、図書館で、アインシュタインの切手を蒐集している方の本をみつけました。彼の肖像のほか、彼の相対性理論の仮説”光の屈折”が皆既日食のときに証明されたので、皆既日食の切手もたくさん載っていました。楽しい本でしたよ。



この本に、来日したアインシュタインの感想文もいくつか、のっていました。

日本はすばらしかった。絵のようにうつくしい国。上品な生活様式。あらゆることに対する強い興味、芸術感覚、分別を備えた、誠実な人々・・もし私が日本とゆう国を自分自身でみるチャンスを逃していたら、後悔しても仕切れない。

アインシュタインが、”大正ロマン”の時代でなく、今の、”平成ガマン”の日本を訪問されたら、どのような感想を述べられるでしょうか。


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真央ちゃん 四大陸フィギュア優勝

2010-01-29 21:37:18 | Weblog
今晩はちょっと疲れたので、今はやりのツイッター風に、簡単に。

真央ちゃんが4大陸フィギュアで逆転優勝した。ほっとした。今日は、北浦和の埼玉県立近代美術館で”小村雪岱とその時代”を観てきた。真央ちゃん同様、雪岱の(描く女性の)フアンになった。では

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横山大観と足立美術館

2010-01-29 07:59:42 | Weblog
ぼくが現役時代、茨城県民だったころ、大観の生まれ故郷の水戸や、大観が、岡倉天心に従い、下村観山、菱田春草らとともに研鑽にはげんだ、茨城県北部の五浦(天心記念五浦美術館)に何度か訪ねたことがある。彼らが海に面した粗末な部屋で、並んで絵を描いている姿を撮った写真をそこでみたが、忘れられない。そして、大観が晩年まですごした上野池の端の、現在は横山大観記念館になっている旧住居は、今もときどきのぞきに行く。

今回、訪問した足立美術館が、別名、”大観美術館”とよばれるほど、質量とも日本一といわれるほどの大観の作品を蒐集しているとは知らなかった。そして、ちょうど、冬季特別展”横山大観の12ヶ月”をやっていて、その一端を垣間見ることができた。”大観室”に20数点の作品が展示されていた。十分楽しめた。

大観といえば富士山だが、ぼくは富士山は大好きだが、絵画の富士山については、葛飾北斎のは、実物に匹敵するほどうつくしいと思うが、他の画家が描く富士山は、大観のも含め、あまりときめきを感じたことがない。本物があまりにうつくしすぎるということなのだろう。今回の展示品には富士山はほとんどなく、草花や風景画が主体だった。春の砂浜の草花(たんぽぽ、つくし、すぎなや、そして蟹)を描いた絵”麗日”や、二、三分咲きの梅の木を描いた”白梅”など、心なごむ作品は、さすが大観だと思った。

麗日

白梅


今回は展示されていなかったが、屏風絵”紅葉”や、あどけない子供の姿を描いた”無我”を観られなかったのは残念だった。前者は秋季特別展(9月1日から)、後者は夏季特別展(6月1日から)で展示されるとのことだ。ちょっと遠いので行けないだろう。絵ハガキだけでがまんした。

紅葉

無我

。。。

榊原紫峰のコレクションも多く、小展示室にそのコーナーがあった。花鳥画がほとんどである。なかなか良かった。松とか竹とか梅、おめでたい絵(笑)が多かった。京都の出で、土田麦僊、村上華岳らと共に国画創作協会を結成した画家だそうだ。おぼえておこう。

静物の図


大展示室は、”長寿の芸術家たち”という面白いテーマでまとめていた。大観89歳、安田靫彦94歳、平櫛田中107歳、と長寿だ。この中に、清方さんや寺島紫明も入っていた。福田平八郎、富岡鉄斎、玉堂の作品も入っていた。松園さんのはなかった。何歳を”長寿”ラインとしているのだろう。因みに松園さんは74歳である。ということは、後期高齢者からかな(笑)。ついでながら、平櫛田中といえば、五浦で、彼の碑だったか、彫刻だったか忘れたが、天心旧居への道すがら、みかけことを思い出した。天心を心から尊敬していたそうだ。

鏑木清方 ”潮干がり”

寺島紫明 ”二人の舞子”

安田靫彦 ”王昭君”鳳凰の文様の特別な衣をまとう王昭君。漢を脅かす匈奴へ”貢物”として故地へ嫁ぐことになった決意が見事に描かれている。ワイフが熊本城内にも王昭君の絵があると言っていた。清正にも同じようなことがあったのだろうか。


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本家の”氷室雪月花”

2010-01-28 10:50:53 | Weblog
先日、鎌倉駅前の大巧寺で、椿、”氷室雪月花”がいくつも咲いているのを観ましたので、茅ヶ崎まで出掛けてきました。氷室椿庭園です。ここには約250種の椿がありますが、氷室さんご自身が育成された品種が、20種ほどあります。その代表的なのが、この”氷室雪月花”なのです。”氷室雪月花”の本家なのです。

いつも道を間違えてしまうのですが、またぐるりと廻って、辿り着きました。全体的には花はまだまだですが、目指すは氷室雪月花。一番奥の方に2本あります。庭師さんが松の剪定をしていて、おちた松葉をふみしめながら、たどりつくと。ありゃま。1,2個しか咲いていませんでした。膨らみかけた蕾がいくつかと、あとは固い蕾。鎌倉と茅ヶ崎でこうも違うとは。

でも、たったひとつの花でも、いいのです。最近、なんの花でも咲き始めが好きになってきて。ぼくの咲き終わりが近づいてきたということでしょうか

うすいピンク地に紅の縦絞。つぼみもうるわしい


お客さんはぼくの他はスケッチをしていたご婦人がひとりだけ。一本の木に数個つけている花をゆっくりと観て、楽しいひとときでした。品種名の札がつけてあるので、うれしいです。すぐ忘れてしまいますが。

本村(ピンク)と紅妙連

白唐子と侘助(赤)

ひじりめん と 春日影

マラソノアナルプラ と草紙洗 

。。。

茅ヶ崎図書館隣りの松籟園の梅も大分開きました。
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レトロ門司港駅前広場の、おにゃんこ

2010-01-27 10:52:58 | Weblog


これは、JR門司港駅です。ずいぶんレトロな感じでしょ。大正3年に建てられた、九州最古の木造駅舎です。駅とししては全国たったひとつの重要文化財だそうです。ぼくはこんなレトロな建物が大好きです。ネオ・ルネッサンス様式で、左右の造りが対称的なのが特徴だそうです。

こんな、由緒ある駅の広場にいた、おニャンコにはおどろきました。

ちょっとぽっちゃり型の、 叶姉妹の妹さん似の美人おニャンコ。

そこに突如あらわれた、石田純一似のくろっぽいおニャンコ。年はいってますが、ネコ界のプレーボーイとうわさの高い猫です。カリフォルニアのナパワイナリーに行っていたかと思ってましたが。いきなり叶妹ニャンコを押し倒しました。あああ。

そして、さすが手がはやい、はやくも。そ、そそれでけはやめてください。公衆の面前で。さすがのぼくも赤面してしまいました。


こんな場面を撮ってると、公然わいせつ容疑で、篠山紀信さんのように、強制捜査されるかもしれない。本当に世の中には、いろんな人がいて、つまらないことでもすぐ告発するんだから。これから先も撮ってあるのですが、の世界ですので、おみせできません。それにしても、門司のニャンコはおおらかだ。モジモジしていないデス。


。。。。。
門司港駅構内の風景

モジ駅のモジは大正時代方式です。

0哩(マイル)碑。鹿児島本線の起点を表しています。

帰り水。大正三年当時からのもの。終戦後、復員してきた人、引揚者たちが門司港に帰り、ほっとしてここの、おいしいお水を飲み、誰ゆうことなく”帰り水”と呼ばれるようになったそうです。

幸運の手水鉢(ちょうずばち)。トイレにある青銅製の手洗い器で、大正三年当時からのもの。戦時中の貴金属供出から免れたことから、こう、呼ばれています。




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足立美術館 庭園

2010-01-26 11:20:26 | Weblog

足立美術館といえば、”庭園日本一”で知られています。はじめて伺いました。枯山水式のスケールの大きな庭園で、なかなかよかったです。借景の山々をうまく利用していました。美術館もよかったですが、まず庭園の紹介から。

広々とした白砂

岩石も配して

苔も

大木も

美術館らしく額縁に景色を

これも


すばらし景色にみとれる人々。見あきたわ、そっぽを向く美女も。

喫茶室からも景色をながめられる。ここにも、みあきた美女が昼寝を。


誇らしげに、庭園日本一の碑が。米国の庭園専門誌が選んだ、7年連続日本一だ。2位が桂離宮、3位が養浩館(福井)、4位 平安会館(京都)、5位が栗林公園だそうだ。こうゆうのが、米人好みなのかな。



次回は美術館の紹介を。特別展”横山大観の12カ月”をやっていました。
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三浦海岸駅近くの河津桜 早くも咲き始める

2010-01-25 18:15:41 | Weblog
今回は、足立美術館のことを書くつもりでしたが、今日の午後、調査に行った(汗)、京急三浦海岸駅近くの河津桜が、一部、咲き始めていたもんですから、この記事を先にしました。やはり、こうゆう記事は、なるべく早くお知らせした方が、いいかと思って書いているわけです。いってみれば、号外みたいなものです(大汗)。駅前のは、1,2輪しか咲いていなかったのですが、線路沿いを15分くらい歩いたところに、10本ほどの木がごらんのように、花盛りでした。

七、八分咲きでしょうか。

菜の花も七、八分咲き。ちょうど京急の電車が通るところでした。まだ見物人はひとりもいません、もの好きしか(よくみると、ひとり写っていますね、同類かな)。

でも、こんなに咲いているのはこの一画だけです。大部分の木は、この小松ヶ池公園の池の前の河津桜のように、開花したばかりです。”坂の上の雲”の書き出しのように、”まことに小さな公園が今、開花期をむかえようとしている”です。

オオイヌノフグリとタンポポも開花期をむかえようとしている。

ここの河津桜は花だけではなく、木肌もきれいだった。20代か30代はじめまでの女性の肌だった。本場の伊豆の河津桜はこんなきれいな肌をしていない。若づくりしても、年は隠せないノダ。
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ぼくの大相撲初場所予想 からくも勝ち越し 

2010-01-25 10:31:13 | Weblog
平成22年初場所は、記憶に残る場所となった。まず、大関魁皇が千代の富士の幕内最多勝利数807勝の記録を塗り変え、トップにたった。そして、大関在位第一位(65場所)の千代大海が引退した。現、元両大関の、これまでの努力に敬意を表したい。

そんな記憶に残る場所に、波乱があった。昨年、6場所で4敗しなかった、そして30連勝を続けていた安定度抜群の白鵬が突如くずれた。3敗もしてしまい、下り坂の朝青龍に優勝をかっさわれた。

また、こうゆう場所にこそ、魁皇、千代大海のあとを継ぐべき、若手の日本人力士が大きく羽ばたいてほしかったが、これも夢と消えた。期待のホープ一番手の稀勢の里も、関脇以下の苦手力士にはどうにか勝てるようになったが、横綱、大関には全敗という情けない結果だった。豪栄道豪太郎も勝ち越しを逃した。豊真将もあの地位で9勝は情けない。

今朝の朝日新聞で知った、あるデータに驚いた。昨年度の勝利数の1位から6位までが外国人力士だというのだ。7位にやっと日本人力士が現れ、魁皇と稀勢の里、そして、10位に豪栄道だというのだ。何ということだと思う。でも、逆にいえば(前向きに考えれば;汗)、稀勢の里は、何と、日本人力士第1位なのだ。相撲界が鎖国政策をとれば、なんと、稀勢の里と魁皇は東西の横綱をはっているところなのだ。豪栄道は東の正大関で、豊真将だってくんろく大関ぐらいになっていたかもしれない。

来場所は、稀勢の里は、千代大海のあとの関脇になりそうだ。大阪場所では、ぜひ12勝ぐらいあげ、大関への地歩を固めてほしい。そのためには、ライバルの琴欧州と把瑠都を引きづり落とし、比較的、とりやすい日馬富士と琴光喜には圧勝し、今場所、善戦した白鵬戦もいただき、朝青龍には猫だましで、土をつけてほしい。むむっ、そうすると全勝優勝ではないか。

ひいき力士にはついついあまくなってしまいますね。それでは、最後にぼくの、初場所予想の結果を報告します。ルールはこれまで通り、ピタリ賞は、1勝違いは、ここまでを勝ち星○とします。それ以外は●です。 千代大海の場合は場所中引退を予想しましたので○、琴光喜は途中休場でしたので△にさせてもらいました。

結果は9勝8敗1分でした。やっと勝ち越しました。
。。。。。

平成22年・初場所予想(左)と結果(右)

白鵬14勝1敗     12勝3敗  ●  
日馬富士 12勝3敗   10勝5敗 ●
朝青龍 11勝4敗   13勝2敗  ●
琴欧洲 11勝4敗    9勝6敗  ●
把瑠都  10勝5敗  12勝3敗  ●
琴光喜 9勝6敗   1勝7敗7休 △
豪栄道 8勝7敗   7勝8敗
稀勢の里 8勝7敗 9勝6敗
琴奨菊 7勝8敗  6勝9敗   
魁皇 7勝8敗    9勝6敗 ● 
鶴竜 7勝8敗   7勝8敗  
豊ノ島 6勝9敗  8勝7敗 ●
栃ノ心 5勝10敗   5勝10敗
雅山 5勝10敗    5勝10敗
北勝力 4勝11敗   3勝12敗
千代大海 2勝6敗7休   0勝4敗 
(以上、前頭3枚目まで)

栃煌山 10勝 5敗   8勝7敗 ●    
豊真将 10勝5敗    9勝6敗  
。。。。。
朝青龍、歴代単独3位の優勝回数に。

やっぱり、日本人力士一番のホープ、稀勢の里。千秋楽、なんとか勝利、9勝目。

今場所一番の記憶に残る勝負。
魁皇808勝新記録。千代大海、最後の土俵。
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